2007年11月13日
最近聞いたおもしろかった話 [地球日記 ]
最近聞いたおもしろかった話しをふたつ書きます。
とある会議室で、先進国の生活習慣病や飽食の問題について会議がおこなわれていたところ、ちょうどそのすぐ隣では、開発途上国の飢餓や栄養不足についての会議がおこなわれていた・・・。先進国では余っていて、途上国では不足している、この食を巡るジレンマを、なんとかひとつの取り組みとして解決するよい方法はないだろうか、と考えられたのが「TABLE FOR TWO」というプロジェクトです。
このプロジェクトは、先進国の企業や市の食堂で、一人が一食食べる時に、開発途上国の一食分(約20円分)を寄付するというもの。いつもの「定食」が値段そのまま、量が「普通盛り」から「小ライス」になる程度のようです。先進国におけるカロリーダウンが、開発途上国の一食分になるというわけです。日本でもNECや横浜市庁舎食堂などが、すでにこの取り組みを導入しているようですが、テレビなどでも紹介されているため、すでにご覧になった方も多いのでは?興味のある方は下記URLをご覧下さい。
もうひとつです。リーバイスが下請けとしてバングラディッシュに工場を建てたときのお話しですが、地域の要望によって建てられたその工場は、現地の人々の大切な収入源にもなっており、住民にとっても喜ばれる存在となっていました。しかし、就労する多くの労働者が11〜13歳の少女であることで、世論を巻き込む大きな問題へと発展します。工場を撤退するか、そのまま残るかという議論の中、リーバイスの選択した道は、学校の建設だったそうです。就労前の少女を昼間学校に通うことが出来るようにして、給料はそのまま継続して支払い、卒業したあとあらためて雇用するというもの。
どちらも最近聞いた話しで、AかBかという二者択一ではない知恵を絞ったアイデアに「なるほどー」と感心。「エコノミーとエコロジーの共存」を課題とするThink the Earthプロジェクトも、目指す知恵の絞り方はまさにこれだろう、とひとり気を吐くアイデアの出ないスタッフ谷口でした。
参照リンク
・Tale for two
・NEC
(谷口 西欧)
by Think the Earthスタッフ

