2008年07月09日
梅雨の雨の行く先
このところ、毎日のように雨が降り、今年は梅雨らしい梅雨だなあと感じています。
仕事ではオフィスにこもりきりになることが多かったので、週末にフィールドに出てみました。

静岡県の西、天竜川に注ぐ支流の気田川という川です。普段は清流で知られていますが、到着する2日前に集中豪雨があり、川の水はまだ濁っていました。
しかし、濁りのおかげで鮎釣り師がいないため、カヤックでの川下りには絶好のチャンス。
カヤックに乗り込み、流れの速い川面へこぎ出しました。山の方では、トンビゆうゆうと飛び、森の中からは、ホトトギスの声が聞こえてきます。
波が立つ早瀬を転覆しないよう、勢いよく漕ぎ下るのは本当に気持ちがよく、病みつきになります。
川からの眺めは、普段と違う視点でモノゴトが見られるのもいいところ。
今回よく目についたのは、数百メートルおきにみられる山からの水の通り道。
沢にまではなっていないのですが、自然に地面が削れて小さな谷状の水の出口がたくさんあり、中には、雨が上がって2日たちますが、まだ、ちょろちょろと水が流れているところもありました。
梅雨の雨がこうした小さな流れに集まって、沢になり、川になり、より大きな川に合流して、海へ注がれるのだと実感できました。
夏を前に、水の循環について考えるいい機会とできました。
(山口 倫之)


