2008年10月08日
陶芸体験 [おすすめ info ]
先日駒込にある陶芸教室に陶芸体験に行ってきました。
お店の名前は「くう」。
http://g-kray.com/kuu/index.html
「くう」とは「空間」の「空(くう)」であるとおっしゃっていました。
先生に色々とお話を伺いながら陶芸体験させていただいたのですが、陶芸とは空間芸術だとおっしゃていたのです。
どう空間芸術なのかと言うと、陶器の中の空間を作り上げる。
そこから、外観の形が決まっていく。
だから空間芸術なのだと。
なるほど。
今までは、湯のみの中はお湯を入れるだけ、お茶碗の中はご飯を入れるだけ。
けど、その大きさは物によって様々で見た目より浅いものもあれば、見た目より深いものもある。
それを気にして陶芸を見た事はありませんが、今回先生のお話と実際体験をして作ったことによって、見る目が変わってきました。
その他にも『陶芸とは』と陶芸の基本的なことを教えてもらったり、陶芸の歴史・伝統を教えてもらったりと、もりだくさんな内容であっという間に時間が過ぎていました。
その中で一番印象に残り、感動したのが「伝統」です。
陶芸の中で『樂焼(らくやき)』というものがあります。
http://www.raku-yaki.or.jp/rekidai/index-j.html
これは樂家(らくけ)で代々伝わる伝統陶芸なのですが、なんとその樂家は現在で15代続いているのです。初代長次郎の代から換算すると400年以上です。
他にも『樂焼』で作っている陶芸はあるのですが、樂家が本家のようなものだそうです。そして、その樂家にしか伝わっていない土があるそうなのですが、その土の在処は樂家を継ぐ者にしか決して教えないのだというのです。
びっくりしました。
400年以上も続いている伝統陶芸。
その歴史の中で身内にも全く公にせず、樂家を継ぐものだけに伝え続けて、今で15代目。
今の世の中色んな情報が溢れていて、人から人へ繋がっていくときにどこかで歪んだ情報になってしまう。そうやって、本質を失ってきてしまってるのではないかと思っていました。
けど、この『樂家』では人と人とが繋がって400年以上伝統を守り続けている。
その『樂家』のHPの中で下記の文が掲載されていました。
http://www.raku-yaki.or.jp/rekidai/index-j.html
『伝統とは単に守り踏襲していくものではない。伝統の中に何を見ようとするのか、
その視点によって伝統的な場に根差しつつもそこから生じるものはまったく新たな
作品として生まれ変わる。その視線こそが現代であり同時に我々の存在証明である』
先生の話を聞いて感動し、HPを見て更に感動しました。
私たちもこれから先、人と人との繋がりを大切にし、繋げていくことを大切にしていきたいと思えた陶芸体験でした。
皆様も興味があれば是非、足を運んでみて下さい!
(曽我 直子)
by Think the Earthスタッフ





