2008年11月25日
サンタクロースって
東京もどんどんと寒さが増してきて、街ではちらほらと、クリスマスツリーやイルミネーションを見かけるようになりました。
我が家の1歳児も、キラキラのイルミネーションに反応して「あー、あー」と歓声をあげています。
最近の我が家の家族会議のテーマといえば、「今年、我が家にサンタクロースは来るのか?」ということ。まだ1歳4ヶ月の息子は、赤い衣装を着た人は全部アンパンマンだと思っているので、今年はサンタさんに来てもらうのはやめました。その代わりと言っては何ですが、一人でも多くの子どもたちが温かいクリスマスを迎えられるようにと、プレゼントの予算分を募金することに。どの団体のどんな活動に寄付をしようかと、家族会議は続行中。わずかな額ではありますが、真剣に悩む今日この頃です。
サンタクロースといえば、私の大好きな本を1冊、紹介します。松岡享子さんの「サンタクロースの部屋~子どもと本をめぐって」(こぐま社 刊)というエッセイです。素晴らしい文章なので、引用しますね。
「サンタクロースを信じている子どもの心の中にはサンタクロースの部屋があります。いつか大きくなってサンタクロースは出て行ってしまいますが、心の中には部屋が残ります。そして、その部屋に新しい住人を迎えることができます。」
「愛情とか信頼とか目に見えない大切なものをその部屋に住まわせる事ができるのは、子どもの時に信じるという力が心の中に空間を創ったからです。」
幼い頃に、サンタクロースが住んでいた部屋。心の中のその部屋は、普段は空き部屋かもしれないけれど、きっといつでも鍵は開いているんだと思います。私もそんな部屋を作ってあげられるような子育てをしたいものだと、つらつらと思いながら、年の瀬に向けて慌ただしい毎日を過ごしています。
(平田 麻子)


