2009年02月27日

地球の食卓をめぐる春

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・・地球の食卓???

と思われた方もいらっしゃるはずなので、まずは簡単に解説を。

「この国の人達は、どんなものを食べているのだろう? 」
世界地図を前に、誰でも一度は考えてみたことがあると思います。「食べること」は、私たち生き物にとって、最も重要な基本的習慣の一つです。この身近な生活習慣から、地球全体の食の「現在(いま)」を俯瞰しようとした本が、写真集・地球家族シリーズ第3弾『地球の食卓』(TOTO出版/2006年)です。
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Amazon.co.jpでは、"世界24か国30家族の食卓を取材し、1週間分の食材600食と共にポートレイトに収めた、現代の「食」の世界地図を描く壮大なプロジェクト。"と紹介されています。

またTOTO出版は、本の著者ピーター・メンツェル(報道写真家)とフェイス・ダルージオ(ジャーナリスト/編集者)が、出版活動を始めたきっかけなどを、こう紹介しています。※以下引用
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かつてパプアの密林の奥地に住む原住民を訪ねた際、日々の食料に事欠き栄養不良を起こしている彼らが、インスタントラーメンを生のままかじっている姿にショックを受け、このプロジェクトをスタートさせたといいます。ひとつの鍋の粥を分け合うスーダンの難民キャンプ、内戦の傷跡を残すサラエボ、雨季のわずかな水に頼るチャド、氷上の狩で生活を支えるグリーンランド、不安定な政権に揺れるキューバ、「腹八分目」で長寿を誇る日本、ファストフードの溢れるアメリカなど...。それぞれの国の「家族のごはん」という身近な話題から世界の今を見据える、貴重な一冊です。
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最初にこの本のことを知った時は、「深刻な話題や胸がつまる写真も多いのかな..」と構えていましたが、写真集の中は多種多様な人・物・食で溢れていて、とっても色鮮やか!です。そしてなにより、取材された家族の写真や食事の様子からは、賑やかで温かい「食」をとりまく家族の時間を感じました。

写真集はすごく素敵なので、ぜひ手にとって見ていただきたいところですが、実は今年、日本で初めての写真展が開催されています!

場所は、あーすぷらざ(神奈川県立地球市民かながわプラザ)の3階 企画展示室。
"こどもの豊かな感性の育成、地球市民意識の醸成、国際活動の支援"という3つの目的を持つこの施設では、写真展を2月7日(土)〜3月29日(日)まで開催しています。しかも、入場無料◎

Think the Earthプロジェクトとも繋がりのある場所なので、さっそく見に行ったのですが、撮った写真をまだ整理できてなく。。会場の写真はまた来週、近々アップしますのでお楽しみに!

また、あーすぷらざへはMERRY PROJECTの小堤さんとも一緒に行きました。彼らはMERRY FOODという考え方を持っていたり、ちょっとしたミラクルなご縁もあったり、多方面から活躍を期待されている方々です。いつか何か共同でプロジェクトができると、輪が一層広がりそうな予感がしつつ。こちらも気長に、お楽しみに!

写真展や本をきっかけに、今年は「食」について考えをめぐらせる春がやってきそうです。

(風間 美穂)

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2009年02月20日

ワルリ絵画展2009へ行ってきました

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ワルリ絵画ってご存知ですか?私は、先日お会いした 財団法人オイスカの方から教えていただくまで見たことがありませんでしたが、ちょうど展覧会が開催されているということで訪れてみました。

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ギャラリーに足を踏み入れると、心地よいお香の香りがただよい、天井には美しい色のサリーが飾られていました。そして、目の前に広がるのは、ワルリの技法で描かれた世界。もともとは、婚姻の印や祝福の印として、新婚夫婦の家の入り口の壁に村の女性たちが描いていたもの。土壁をキャンバスに、米粉を水でといた白い液で描かれる風景は、神々への祈りや感謝の表現、自然や生き物たちとの共生、民話や神話の数々。線と円、三角形を基本にしている絵は、一見シンプルに見えるのですが、よーく見てみるとひとつとして同じ表現はなく、見れば見るほどおもしろいのです。私はネコ好きなので、思わず絵の中のネコたちに目が向いてしまいます。あ、ネコ発見。あら、お隣の人たちは臼を使っているのかな、などなど『ウォーリーの世界』を見ているように発見がいっぱい!絵の中の家では、2階部分に食物を貯蔵している模様。聞いてみると、実際にそのように生活している様子を写真で見せてもらえました。森林の専門家が見ると、植物の名前もわかるのだそう。彼らの生活や世界観が鋭い観察力で描かれていることがわかりました。

お近くの方は足を運んでみてくださいね。木々の描かれ方、動物のかわいい姿、自然や神様の様子、人々の生き方……異なる文化における世界観の違いや共通点、表現方法の多様性など楽しい気づきがいくつもありました。ちなみに先号ですが、雑誌『ソトコト』09年2月号のインド特集でも紹介されていたそうです。


ワルリ絵画展 2009
2009年2月17日(火)〜22日(日)
11:00〜21:00 (最終日:17:00まで)
☆ Warli Night(懇親会)は、21日(土)18:00から。
ギャラリー ル・デコ 1F (東京・渋谷)
主催:KANSARI

※上記の絵は、ご案内状のもの。KANSARIのサイトから他の作品も見られます。

(推進スタッフ:朝香バースリー)

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2009年02月19日

古切手

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最近、切手を貼って手紙やはがきをポストに投函することはありますか?
また、切手が貼られてる手紙やはがきを受け取ることがありますか?

オフィスには毎日毎日何かと郵便物が届きます。
最近は切手が貼られていないもの多いですが、
顔なじみの80円切手や記念切手が貼ってある郵便物もたくさん届きます。

その古切手を回収しているNGOがあるのをご存知ですか?
JOCS 日本キリスト教海外医療協力会といって、
集めた古切手をコレクターの方に買い取っていただいて、換金しているそうです。
そして、その換金で得た寄付をJOCSの海外医療協力のために役立てているのだそうです。


▽JOCS - 使用済み切手運動とは?
http://www.jocs.or.jp/jocs/tinyd3+index.htm

JOCS - 使用済み切手運動とは? サイトイメージ


私自身、手紙を書くことが好きなので、封筒に切手を貼ってポストに投函しにいくことがあります。
それでも、最近は手紙を書く機会が減り、便利で簡単なメールを活用することが多いです。
自分が書いた手紙の切手がこうやって活用されると思うと、切手を貼って手紙を出すわくわくをもっと楽しみたいなと思いました。


(曽我直子)

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2009年02月17日

Think the Earth PaperをWEB公開

お知らせ

こんにちは。週末からの気温の変化にびっくりの今日この頃です。


さて、定期的に発行している「Think the Earth Paper」のバックナンバーをWEB上に公開しました。ひとまずブログにてお知らせします。



クリックすると大きな画面が開きます。
※ちょっと文字がみづらいので、最大まで拡大してご覧ください。


Think the Earth Paper vol.3


vol.3はこんなページもあります↓
Think the Earth Paper vol.3 世界が変わる日 55人の言葉


Think the Earth Paper vol.2


Think the Earth Paper vol.1





ちなみに次号は4月中旬頃発行予定です。


(横山ゆりか)

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2009年02月13日

ソーシャル・デザイン・フォーラム

地球日記

2月8日に日本産業デザイン振興会、国際交流基金、ニューヨークのジャパン・ソサエティが主催する「Social Design」フォーラムが開催され、私も参加してきました。社会を良くするために、デザイナーが果たすべき役割について、熱のこもったディスカッションとなりました。

このフォーラムは、アメリカのGOOD Magazineの設立者のマックス・ショアさん ケーシー・カプロウさん、デザイン会社であるIDEOに所属しながら、Designers Accordという活動をしているヴァレリー・ケーシーさんの3名の来日に合せて企画されたもので、日米のソーシャル・クリエイターの交流を目指したものでもありました。

Good Magazineはその名の通り「GOOD」をテーマにした雑誌で、グラフィックのクオリティも高く、多くの読者の支持を集め、全米で7万部を販売しています。マックス・ショア氏たちがこの雑誌を創刊したのは2006年、当時24歳だったそうです。
デザイナーズ・アコードは、デザイナーが社会のために良い影響を与える存在になろう! と、こちらも2006年に始まった活動で、2009年1月までに全世界で既に15万人が登録しているそうです。

social-design.jpg
※左からmore treesの池田正昭さん、博報堂デザインの永井一史さん、私、Designers Accordのヴァレリーさん、GOODのケーシーさん、マックスさん

GOOD Magazine
Designers Accord

今回参加して、地球大の社会問題や環境問題は、海を越え、世代を超えて、共に手をとり知恵を出しあっていける絶好のテーマなのだと、改めて強く感じました。デザイナーやクリエイターは、まだ誰にも見えていない未来の可能性を見せることができる仕事だと思います。クリエイターの能力はこれまで、商品の差別化や広告など、「消費社会」に刺激を送るという仕事に多くの時間を割かれていました。それはそれで、活力ある消費社会を生み出す重要な役割を果たしたわけですが、これからは人間の創造性を、GOODな未来を創る方向に使うように自然にシフトしていく予感がします。企業もきっとそうしたクリエイターのエネルギーを歓迎するようになるでしょう。
フォーラムの内容は、後日、公開されることになっているようなので、また報告します。

ちなみに、今回来日した3名は、日本のソーシャル・クリエイターたちに会う旅でもあり、「ソシモ」の山名清隆さん、「Merry Project」の水谷孝次さん、それぞれのblogに楽しげな出会いの様子が紹介されています。

日本愛妻家協会

merry project

(上田壮一)

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2009年02月13日

ap bankが融資プロジェクトを募集中

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こんにちは。なんだか暖かいですね。
今日は手袋なしで自転車がこげてしまいました・・・。


さて、現在、「ap bank」が融資プロジェクトを募集しています。

ap bankは環境に関する様々なプロジェクトに融資を行っています。
音楽プロデューサーの小林武史さん、Mr.Childrenの櫻井和寿さん、Think the Earthプロジェクトの理事でもある坂本龍一さんのお三方が拠出した資金を元に設立されました。

今回の募集期間は2月22日までなのであまり時間がありませんが、興味のあるかたはぜひページをご覧ください。融資先ページを見るだけでも、面白いプロジェクトがたくさん載っていてついつい読んでしまいます。


▽融資をご希望の方へ |ap bank
http://www.apbank.jp/lending/apply/


ap bank


何か面白いプロジェクトを興したいと思ったとき、こういった支援組織の存在を知っていると、実現へのイメージがすごく具体的になってきますよね。


ではでは。

(横山ゆりか)

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2009年02月12日

熊野古道をあるく

地球日記

スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路に続き、世界で2番目に道の世界遺産として登録された熊野古道を歩いてみました。

ルートは中辺路というメインルート。
メインルートにもかかわらず、かなり急な山道をぐいぐい登ります。途中、古道に沿って横たわる巨大な岩の穴をくぐりぬける胎内くぐりがあったり、道が生活道として使われ続けているところでは一般住宅の庭の前を通っていたりと、なかなか退屈しない道です。
雪が降る中でも汗が出てくるほど歩き続けました。

熊野三山への参詣は、藤原定家、和泉式部、西行法師、安部清明など平安の有名人が往来していたそうですが、なかでも後白河上皇は33回も熊野行幸したとか!?

平安時代の貴族のひらひらした服で、こんな急で狭い道を登れるの?
京都からはたくさんのお供もきただろうし、どんな行列になったんだ?

などと想像はふくらみ、自然と歴史といっぺんにトリップができたのが記憶に残りました。

こちら、胎内くぐりの様子を撮影した動画です。



(山口倫之)

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2009年02月04日

暖冬!

地球日記

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12月生まれなので(?)
愛しています!
冬を、雪を。

冬が嫌いな人、寒さが苦手ない人は、冬が暖かくなる「温暖化」をウェルカムって捕らえているかもしれませんが、そんなのとんでもない!って思います。

冬の朝の「キリッ」とした空気。
「凜」とした感じ。
全てをリセットするかのような純白な「雪」。
どれもかけがえなく最高なものだと思います。

もちろん、冬の寒さが必要な植物や動物たちもいるわけです。

昨日まで5日間北海道に行っていました。
僕はスノーボードが大好きで、雪の世界にはよく行くのですけど、(これはエゴかもしれませんが)暖冬がかなり気になります。
今年の冬前の予報は、雪が多い冬。
実際に冬になってみると、雨の多い冬。
これが新潟や長野でも雨なのだから驚きです。

北海道のニセコでも、1月末に雨が降ったそうです。
長野の白馬でもそうだと、他のスキーヤーに聞きました。
長野のタクシードライバーさんが、こんなに暖かい1月は30年で初めてだとおっしゃっていたそうです。
近年毎年のことながら、完全に異常気象です。

日本は四季がある素晴らしい国。
四季があるから、豊かな文化に恵まれたわけで。
いつまでも、四季のある日本でいて欲しいと願ってやみません。

そんな日本であり続けるために、みんなでがんばりましょう!

(佐々木拓史)

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2009年02月02日

手前味噌づくり

地球日記

こんにちは。

ふと思い立って、自宅にて手前味噌に挑戦してみました。
昔、学校で作ったことはあったけど、全部自分でやるのは初めて。

大まかな手順としては、

「大豆を煮る」 → 「潰す」 → 「こうじ・塩と混ぜる」
   → 「カメに思いっきり投げつける」 → 「フタをする」

というもので、やってみると以外にあっさり。
同居人と2人で作業分担して、所要時間は3時間くらいです。
しかもだいたいはコトコト煮る時間。


090202_miso.jpg


つまり味噌の味というのは、
人間のチカラではなく、とにかくひとえに酵母のお陰なんだなあ、
と、作業のあっさりさに拍子抜けしつつ感じたのでした。

もちろん、大豆やこうじや塩を作った方々に感謝しつつ。


さてさて、出来上がりが楽しみです。


(横山ゆりか)

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