2010年02月15日

ザ・実験

地球日記

ここ数ヶ月、定期的に行われているアースコミュニケーターさんたちとの夜のお茶会。
先日行ったのは、奈良出身のパピコさんによる、DNAを見る実験の授業でした。理系(農学系)出身の自分としては、外すことのできない会!仕事を一時中断して、参加しました。
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遺伝子やらDNAやらについては、一通りの知識はあると自負していたのですが、自分は解ってないということばかりを発見してしまいました。

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ブロッコリーのDNAをみるために、まずは成長点である先端をちょきちょきとハサミで切っていきます。
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そして、それをすり鉢ですって、細胞をバラバラにします。
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さらに、NaCl溶液(食塩水)を加えます。食塩水は、DNAについているいろんなタンパク質を取り除く役目をはたします。
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茶漉しでこして、バラバラの細胞だけを集めます。それに洗剤をいれて細胞膜を壊します。
細胞膜が壊れることでDNAが外に出てこられる状態になります。ただし、膜が壊れてしまっている状態なので、激しく混ぜたりするとDNAがぶちぶち切れてしまうため、注意して混ぜます。

その液をエタノールのはいったコップへいれると、水に溶けていて見えなかったDNAが析出されて見えるようになります。しかも肉眼で!

え?肉眼で?
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そう、顕微鏡で見るモノだとばかり思っていたのですが、肉眼で見えてしまうんです。ながーいヒモ状のDNAはたくさんあつまると、絡んで集まって、繊維状に集まり大きな塊となるので見えるんです。


どこだー、どこにあるんだー!?
とのぞき込む参加者全員。
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だんだん、見えてきました。
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コレ!このふわふわした白いわた状のもの、全部がDNAです。触ってみると、一見ネバッとしてそうだったのに、さらっとしていました。もう少し待ったところ、もっとまとまってきました。
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中学校以来のいわゆる実験らしい実験と初めてみるDNAにみんなで興奮していました。

その後は、DNA、遺伝子の違いや、DNAとタンパク質にまつわる講義をパピコさんにしていただき、いろいろと疑問が整理されていきました。
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でも講義が終わると、タンパク質が、生き物になる境目ってどこ?なんでタンパク質は生きてるわけでもないのに、それぞれ決まった働きをすることができるの?と一つ解ると、新たな疑問が次々湧いてきます。

終わった後も質問ぜめにしつつ、調べたいことがどんどんでてきて、知的好奇心が刺激されまくりの夜でした。
第2弾をやってほしい!と切に思ってます。

(山口倫之)

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