2011年01月24日

鳥の王国とふゆみずたんぼ

プロジェクト裏話

地球リポートの取材で、宮城県の蕪栗沼(かぶくりぬま)を訪れました。ここは、世界でただひとつ、周辺の水田も含めてラムサール条約に登録されている湿地帯です。人の暮らし(農業)と自然が見事に調和している土地で、無数の鳥たちが楽しそうに暮らしています。「日本に、こんなに素敵な場所があったんだ!」と日本人であることがちょっと誇らしいような、豊かな気持ちになった取材でした。

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冬に田んぼに水をはる「ふゆみずたんぼ」は、四季を通じて生命の循環が途切れない工夫。取材したときは、見渡す限り凍っていました。

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日が沈む頃、周辺から無数のガンやハクチョウが、大騒ぎしながらねぐらに帰ってきます。蕪栗沼だけでも6-7万羽の鳥たちが戻って来ます。豊かな生物多様性がなければ、これだけの鳥が暮らすことができません。人間も、その恩恵を受けています。

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沼の中心に向かう道の入り口に、こんなお茶目な看板がありました。この土地に暮らす人にとっては、毎日この光景が繰り返されているわけですから、生きものと人間がとても自然に、近い距離で暮らしているのです。

詳しいリポートは、2月初旬に「地球リポート」でお届けする予定です。お楽しみに!
(上田壮一)

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