2011年03月25日

強力ソーラーパワーが支援活動の一助に...

地球日記

今日、ショップでも取扱中のソーラー充電キットをつくられている、「ambientec」さんに足を運んで参りました。

前日の夜、土曜日から再度石巻、名取、仙台に炊き出しや物資の提供に行かれるソーシャルブリッジの湯川さんがオフィスにいらっしゃり、電気のインフラが整っていない現地にソーラー充電キットをもっていけないかというという話になりました。

早速、「ambientec」さんに連絡をしてみたところ、なんとまだ日本で販売の始まっていないイギリス製の強力ソーラー充電キットを提供くださるというたいへん有り難い申し出をいただき、受け取りに足を運んだ次第。

このソーラー充電キット、その名も「ソーラーゴリラ」。アフリカの動物保護活動の現場でも使われている実践派。携帯はもちろん、ノートPCの電源も取れる強力パワーが特徴です。

写真は「ambientec」さん本社で使用方法について説明を受け終わったところ。
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オフィスに戻り早速テスト充電。パネルの大きさをご覧ください。これならたっぷり太陽のエネルギーを貯めてくれそうです。
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上の写真ではつなげていませんが、実際は写真のバッテリーに接続して充電します。電源をとるときもパネルから直接取るのではなく、こちらのバッテリーから。名前は右から「パワーゴリラ」と「ミニゴリラ」。
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電圧を変えることも出来ます。
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夕方引き渡しの際に現地の活動についてお話しを聞くことが出来ました。湯川さんは、炊き出しや物資の提供と同時に現地の人たちから話を聞き、情報を伝える仕組みづくりも重要な課題だと言います。

避難所までは物資が届いているけれども、捌ききれず末端まで届けることが出来ない、例えば家の一階だけが流されて、二階は無事といった地域ではそのままそこに住んでいる人が150人ぐらいいるといったケースがあるそうなのですが、そういったところに物資を届けきれない状況があったりするそうです。

通信機器が使えることで、そういった地域の誰かと連絡を取り合ったり、直接状況を発信してもらう可能性が生まれます。ソーラー充電器が担う役割にはそういったことが考えられているということでした。

現地での活動の内容をお聞きしつつ、使い方の説明。
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貴重な製品を快く提供くださったambientecの皆さま、ありがとうございます。湯川さん、気をつけていってきてください。Todoke!は湯川さんが現地で一緒に活動をされている団体のひとつです。


ソーシャルブリッジ株式会社
http://social-bridge.jp/

Todoke!
http://todoke.org/

ambientec
http://www.ambientec.co.jp/

東北関東大地震 「Think the Earth基金」
http://www.thinktheearth.net/jp/info/2011/03/-think-the-earth.html

(谷口西欧)

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2011年03月24日

放射性物質における水の危険性:みずのがっこう(1)

みずのがっこうお知らせ

東北関東大震災で被災されました皆さま
心よりお見舞い申しあげます。

流れるニュースに心を痛め、不安と隣り合わせの皆さま
私たちと出来ることを探していきましょう。


「みずのがっこう」の副校長先生である橋本淳司さんは、
作家・水ジャーナリストとして日本各地の浄水施設を巡ったり、
各都道府県の山林や自治体・市町村などを取材したりしながら、
多くの書籍を執筆されています。(詳しくはこちらのページより)

今日は、東北関東大震災で発生した福島原発事故の影響から見られる
"放射性物質における水汚染の危険性"についてメッセージいただきました。
(点線以下の全文、ご本人の了承を得て掲載します)

混乱の中、正確な情報にアクセスできず、不安に思っておられる方も多いはず。
分かりやすくまとめられていますので、ぜひ周囲の方へ教えてあげてください。
特に、乳幼児をかかえるお知り合いの方へは、情報を提供してあげるだけでも、
心のサポートになると思います。

水に関する情報は、引き続きUPDATEしていきます。
多くの方が、自然の恵みを安心して享受できる日が、
一日も早く訪れることを願ってやみません。

(風間美穂)


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編集・発行:アクアスフィア 橋本淳司事務所
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<なぜ水道水から放射性物質が検出されたのか>

震災にともなう原発事故の影響で、東日本各地の水道水から放射性物質が
検出されています。多くの方、とくに妊娠されている方、乳幼児の保護者
の方は心配されていると思います。

水にはさまざまな物質を溶かすという性質があります。

首都圏では地震発生以来、21日、22日の雨が、初めてのまとまった
降雨となりました。そのため空気中の放射能雲に含まれる放射性物質、
地表の放射性物質を溶かし込んだ水が、浄水場に入ったのではないか
と考えられます。

ただ、これは一時的なものではなく、数値の上下はあるものの、
今後も続くと考えられます。

現在も放射性物質漏れは続いていると考えられますので、事態が収束するまで、
このようなサイトで数値変化を見続ける必要があるでしょう。

現在は楽観的になることも、悲観的になることもない状況です。


<ペットボトル水は妊婦さん、乳幼児に優先的にまわす>

水道水から放射性物質が検出されたとはいっても、現時点では、
妊娠されている方、乳幼児以外には、すぐに健康に影響の出る数字ではないので、
落ち着いた対応が必要です。

すでに東京都では「東京水」の優先配布を行っていますが、
スーパーやドラッグストアでは、ペットボトル水の品薄状態が今後も続くと
考えられますので、妊娠している方、乳幼児に優先的にまわすことが大切です。

ちなみに、ニフティ株式会社では、「社内の自販機のミネラルウォーターは
小さいお子さんの居る社員に回しましょう」というアクションが起きています。
こうした動きが社会的に広がるといいですよね。

まだ放射性物質が検出されていない地域、もしくは検出されてもごく微量の地域
では、いまのうちに水道水を密閉できる容器にくんでおきましょう。

水道水の保存方法についてはこちらのページに示します。


<水道事業者は浄水場ごとのモニタリング結果を開示してほしい>

水道事業者の方には、浄水場ごとの水質データを開示していただきたいと思います。
(現在は市単位でのデータを開示しているケースが多いです)
水道水の質は、原水(水道水のもとになる水)と浄水場によって変わります。

まず原水ですが、河川水なのか、浅い地下水なのか、深い地下水なのかによって、
雨の影響は変わります。
河川水には直接雨が入りますし、地表の放射性物質を溶かした水も入ってきます。

浅いところにある地下水にも地表の放射性物質を溶かした水が入ってきます。
深いところにある地下水は、こうした影響を受けにくくなります。

こうした原水が浄水場に送られて、水道水ができあがるのですが、さらに浄水場が
採用しているろ過技術、水をためておく「ろ過地」の設計(雨水の影響を受けやす
いかどうか)、規模(大きな浄水場は一度悪い影響を受けると交換するのに時間が
かかる)などによっても、できあがる水道水の質は変わります。

浄水場ごとにデータをとり、今後事態が悪化したときには、なるべく安全な水道水
を優先的につかう必要があるでしょう(現在はいくつかの浄水場の水が混ぜられて
家庭に供給されるケースもあるので)。


<悪質業者に注意>

水の安全が脅かされることは、命が脅かされることにつながるので、多くの人が
とても神経質になっています。それはしかたのないことです。自分で納得のいく、
自衛手段をとっていただければと思います。

ですが、そうした弱みにつけこむ悪質な業者が登場しています。放射性物質を除去
するクスリ、浄水器などを販売するなどです。

また、安全な水を高値で販売する業者もあらわれています。

水が希少になったときに、水を高値で販売するというのは、世界中で行われている
悪い水ビジネスと同じで、犠牲者になるのは社会的な弱者です。

社会がそのようにならないよう、国には早めに対策を打ってほしいですし、
私たちも注意していきましょう。

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2011年03月16日

現地で活動するNPO/NGOを応援します

お知らせ

Think the Earthプロジェクトの上田壮一です。

東北関東大震災から5日が経ちました。
あまりの災害の大きさに本当に驚いています。
被害にあった皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
まだ余震も続いていますし、原発も心配です。
ご家族やご友人が被災された方は
今も不安な毎日が続いていることと思います。

16年前、阪神大震災の時、僕は東京にいて、
自分の故郷が壊れてしまったのを見ました。
何かしたいとは思いましたが、何もできない自分がそこにいました。
悔しいけれど、一人の力には限界があります。

こんな時、僕たちにできることは、
まずは冷静になって、災害の現場に入って活動をする
経験豊富なプロを応援することだと思っています。

もうひとつできることは、寄付金を分散させることです。
どうしても大きな団体に巨額の寄付が集まりがちです。
現場でがんばっている人たちを直接支援することができたら
もっと目に見える支援になるのではないでしょうか。

また有効な情報を人に伝えることも、
16年前に比べて格段にやりやすくなりました。

そこでThink the Earthプロジェクトは
「何かしたい」という気持ちを持っている人に向けて
次の3つの活動を始めました。

1)現場で活動する信頼できるNGO/NPOを紹介すること
2)がんばっているNPO/NGOを応援するための基金をつくること
3)だれでも参加できるポジティブな動きを地球ニュースとして配信すること

詳しくは、それぞれリンクしていますのでご覧ください。
このブログでもしばらくは震災に関する情報をお届けする予定です。

これからも微力ではあるけれど、これまで培ってきたご縁も活かしながら、
自分たちにできることを探していこうと思っています。
ぜひご協力いただけたら嬉しいです!

(上田壮一)




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2011年03月09日

キラウエア火山が・・・

地球日記ニューススクラップ

こんにちは、曽我です。
昨年11月にハワイ島に行ったとスタッフブログにてご報告しましたが、そのとき行ったキラウエア火山が今たいへんなことになっているみたいです・・・!
→「2010年11月11日 火山の女神ペレ

0309-1.jpg2011.03.08 ナショナルジオグラフィック ニュース


0309-2.jpg2011.03.08 FNNフジニュースネットワーク


ニュースでみたときにビックリしました。詳しい場所は確認していませんが、私たちがお弁当を食べた溶岩の上もマグマ一色になっているような気が・・・。自分が訪れた場所だと思うと、自然の驚異を目の当たりに感じます。

人や家屋などに被害は出ていないようですが、あんなに激しい噴火を目にすると不安になってしまいますよね。現在は、周辺の国立公園やキャンプ場の一部を閉鎖し、観光客にも注意を呼びかけているようです。

火山の女神ペレの怒りにふれてしまったのでしょうか。早く噴火がおさまることを、遠く日本から祈っております。

(曽我直子)

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