2011年04月24日
被災地の猫たちを保護している「山猫庵」さんに行ってきました

被災地の動物たちのことがいろんなところで話題になってる。
私自身も猫1匹と暮らしていて、なにかできることはないかと気になっていたところ、twitterの猫好きさんつながりである団体を知った。
「山猫庵動物保護センター」(以下、山猫庵)は一般社団法人東京動物環境支援協会が運営する動物の一時預かり施設。
シェルターと聞くとちょっとドキっとするけれど、「里親を探すとき、送り出すとき、相談に来てもらうとき、みんながすぐこれる場所」にこだわったというその施設は、東京・本郷の静かな景色のなかにごく自然に溶け込んでいた。

この近くは宮沢賢治の下宿があった賢治ゆかりの地だそうで、シェルターの建物は山猫庵、どんぐり、といった名で呼ばれている。

お話をうかがった事務局長兼副理事長の矢野さん(右から2人目)とボランティアスタッフのみなさん。
もともとは都内を中心に犬猫の保護、里親探しなどを150人を超えるボランティアとともに続けてきた。今回の震災後、被災地の一時預かり所がパンク。現地からの要請を受けて受け入れをはじめている。

被災地からの受け入れは一度に20匹、30匹単位。猫100匹のキャパシティをもつ山猫庵も限界が近い。今後、関西などの別の場所に新たなシェルターを確保するべくすでに動きをはじめている。新しい場所でも、本郷で培ったノウハウをいかし、地域でトラブルが起きないように進めていくそうだ。
猫たちの様子を少しだけ見せていただいた。
(被災地からの猫たちではなく、もともとシェルターで収容されていた猫たちです)

猫たちはトイレと寝床が置かれた個別のゲージのなかにいる。
第一印象、思った以上にみんなきれいだ。保護された猫という印象は見た目からはあまり感じられない。目も毛なみも健康的だ。
それもそのはず、外から雑菌などの持ち込みはとても警戒していて、入室の際は手洗いと靴裏を消毒、毎日お掃除は徹底的に、そしてみんなの毛並みはボランティアさんがしっかりブラッシングをしてあげているとのこと。

10畳ほどの部屋にケージが上下は3段ずつならんで置かれている。
なんだなんだ?と人間に興味津津の子や、少し緊張している子、眠たげな子などなど。なんというか・・・、一人っ子の猫しか飼ったことない自分としては、みんなうまく集団生活しているなぁ、と感じた。ここでは全員が名前で呼ばれている。
そして、新しい里親との出会いをまっている。

兄弟・姉妹の子たちは一緒のケージに。

トイレ=寝床の子も。。ちなみに猫砂はおから素材とのこと。

こことは別に、白血病などの猫たちのための特別室、そしていわきから預かっている猫たちのための部屋がある。建物の前を通ると、「んな~~~ごっ」という元気な声が聞こえてきた。

山猫庵のボランティアの朝は早くて、5:30から。全員分のご飯を用意し、配り、その後はおそうじ。これで半日終わってしまう。午後は事務作業などを手分けして行い、夕方16:30頃もう一度おそうじ。18:00から夜ご飯のしたく、配り終えて20:00ころ消灯。
気持ちはもちろん、ていねいに、里親をまつ猫たちの面倒をみているんだなぁ、と感じた。
ところで・・・私、来週からここでボランティアをはじめます。
去年のアースデイで動物をテーマになにか手伝えることはないかな、と思いはじめてちょうど1年。今回の大震災をきっかけに、一歩踏み出してみることになりました。
里親をまつ犬猫たちや人との現実は、かわいいだけじゃなくて、悲しいこと辛いこと、厳しさも伴うのかもしれないけれど、一歩、踏み出してみようと思います。
なので、また今後も少しずつ、そこで見聞きすること、みなさんとシェアしていければと思っています。読んでいただいてありがとうございました。
(鳥谷美幸)
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