2011年05月17日

ap bank Fund for Japanのボランティアのに参加しましたー石巻市

地球日記お知らせ

こんにちは、曽我です。
311の東日本大震災から早2ヶ月。先週末ap bank Fund for Japanのボランティアに参加しました。行き先は宮城県石巻市。テレビやネットでみる情報と、被災地に行った人から聞いた話を自分なりに整理しながら、初めていくボランディア活動に緊張や不安を抱きつつ現地入りしました。
※ ap bank Fund for Japanは、国際交流NGOピースボートとの相互協力により、ボランティアの募集を行っています。

まずはじめにボランティア説明会に参加し、現地でどのような活動をするのか話を聞きます。説明会の会場についたときにざっと100名くらいの方が集まっていました。1時間くらいでapバンクのスタッフの方、ピースボートのスタッフの方が現地の様子とボランティアの活動内容を教えてくれます。説明会が終ったあとは、チーム分けをし、オリエンテーションが始まります。

行く前からチームが結成され、リーダーを決め、出発当日まではリーダーを中心に連絡を取り合うので、この時点で初めて行くという不安が少し解消されました。

出発当日はチームごとに集合し、点呼が完了したらバスに乗り込みます。一週間の間にお互いに連絡を取り合っているので、仲間意識が芽生え、不安はより一層なくなりました。金曜日の22時頃にバス2台で新宿を出発。実際に参加した人数は77名。GWのときと比べると半分に減っているそうです。

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約8時間くらいかけ宮城県石巻市に到着しました(実際の走行時間は5時間ほど)。活動の拠点は石巻専修大学。本当にここが被災地なんだろうか、というほどとてもきれいで素敵な場所でした。

到着後はapバンクのテント組と個人で持ってきたテント組に分かれて活動の準備を始めます。何チームかに分かれて作業場所が異なり、それぞれ東京からきたバスに乗り込み作業道具置き場に出発します。私たちの活動場所は住吉地区。全壊、半壊地区ということでした。

移動中、スタッフの方が現地の様子を説明してくれました。2ヶ月の間に本当にきれいになったとのこと。バスの中からみる限りは311の津波の様子は想像できませんでした。

ただ、道具を手に取り自分の足で作業場所まで移動する途中、津波の被害が目の前に広がり、ただ呆然と眺めながら歩いていました。

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私たちが活動する場所は住吉公園、大島神社でした。


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作業内容は、泥だし班、瓦礫撤去班に分かれひたすら作業しました。しかし、元の神社の様子や公園の様子がわからないのでどこまで泥を出せばいいのかわからず、スタッフの方も頭を悩ませていたら、2日目のお昼に住吉公園愛護会の会長さんが来てくださいました。会長の佐藤さんからは大島神社の歴史やお祭りの様子を伺うことができました。この場所は毎年夏に開かれる石巻川開き祭りの会場となっており、前夜祭や水上行事「孫兵衛船競漕」で多くの来場者で賑わっているそうです。

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そうと分かればとにかく自分たちができるところまで泥と瓦礫を撤去するのみ!どうしたら作業がうまく進むのか、何度も何度もリーダー同士で打ち合わせをし、目標を決め、各チーム同士でも協力し合い、泥だし班はひたすら泥を土嚢袋に入れて作業、瓦礫班はとにかく瓦礫を撤去しました。

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2日目の最後、泥に埋もれていた参道をキレイにし、神社側の泥と瓦礫はすべて撤去できました!最初はゴールも見えず、元の状態もわからないのでどこまで作業をすればいいのか本当にわかりませんでしたが、みんなで力を合わせればたった2日間でもできることはあるんだ!と強く感じることができました。

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作業が終ったあとは商店街に戻り、少しずつ再開を初めているお店に立寄り買い物したり、石巻市内が一望できる日和山に行くことができたりと、スタッフの方がボランティア活動以外の時間も作ってくれました。作業中も、商店街を歩いているときも、買い物しているときも、地元の方がすれ違うと、皆さん「ありがとうございます」と声をかけてくださいます。その一言一言がとても身にしみて、日本中、世界中の支援の想いは被災地の皆さんに届いていると感じました。

_01.jpg日和山からの風景

今回短期ボランティアに参加してわかったことは、
●初めてのボランティアでも受け入れ態勢が整っている団体だと安心して参加することができる。
●たった2日間という考えではなく、2日間でも参加したみんなで力を合わせれば少しでも復興に近づくことができる。
●被災地の方には日本中、世界中の支援の想いは伝わっていて、本当に皆さんが感謝して生きているということ。
●今回参加したapバンクのスタッフの皆さんはボランティアの方が参加しやすい体制を頑張って作っているということ。
●毎日作業後にチームごとにミーティングをし、改善点や要望、意見など、スタッフの方に伝える機会があることが継続的に続くことに繋がる。

・・・など、上げればキリがありません。最近ではリピーターの方もいるそうで、継続的にボランティアに参加している方が増えているそうです。実際、今回も2回目の方も何名かいて、私も来週末2回目の参加をしようと思っています。

2日目の作業後、テントに戻ったときにチームのみんなで写真を撮りました。
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チーム単位で活動したことによって団結力が強くなり、作業の効率が上がった気がします。ただ、最後の作業に取りかかるときはチーム関係なく、みんなで力を合わせたのがとても素晴らしかったと思います。

最後の最後、帰る直前は全チームで話す場があり、各チームのリーダーが代表でそれぞれの想いを発表しました。今回ボランティアに参加したことによって、色んな方の話が聞けたこと、色んな人と話すことでができたことも、とてもよい経験になりました。

最初にも言いましたが、311の東日本大震災より約2ヶ月。スタッフの方が言っていたことは、「震災当初に比べると街は回復しつつあるものの、まだ100分の1終ってるか終ってないかわからない。被災したのは石巻市だけではなく、この状況が東北沿岸部から関東沿岸部まで続いている。継続的な支援が必要だ。だから皆さん帰ってきてください!」と。

日曜日の夜、バスを見送る時に「いってらっしゃい!」と言われ東京に戻ってきました。だから私たちは「いってきます!」と言って東京に帰ってきました。着いたのは朝の4時半。参加したみんなは色んな想いを掲げ、元気に出社することを約束して別れました。

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もしボランティアに行くことに不安を抱えてる方がいれば、現地のスタッフの方はとても一生懸命受入れ体制を作っているので、勇気を出して行ってみてください!GW以降ボランティアの人数が減ってしまったそうですが、まだまだ終っていません。短期ボランティアでもできることはたくさんあります。

とても長い報告となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

(曽我直子)

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