2011年05月23日

Think the Earth基金の支援先を訪問=RQ編

地球日記お知らせ

Think the Earth基金で寄付をさせていただいた、NGO/NPOの訪問記、第二弾です。
お読みいただけると、うれしいです。

5月17日(火)
SVA(シャンティ国際ボランティア会)の次に向かったのは、RQ災害救援センターが本拠地としている、登米市の旧鱒淵小学校です。
登米は、内陸部で比較的被害が大きくなく、気仙沼や南三陸、陸前高田など、被害の大きい沿岸部にアクセスがしやすい場所にあります。RQは、この登米本部他4カ所の沿岸部で、炊き出し、物資提供、ボランティア派遣等を行っています。

総務班のガッキーこと、新垣(しんがき)さんにお話を聞きました。(お写真撮り忘れました!)

本部拠点は旧鱒淵小学校の体育館。すぐ隣は避難所になっていて、最初は被災者の方のプライバシーを大切にするために行き来を控えていたけれども、次第に交流の機会も増えているとのこと。
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運営はすべてボランティア。1日〜1ヶ月以上と、滞在期間は様々ですが、みんなが守るべき生活ルールを基本にしてます。
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ボランティアは5チームに分かれています。ボランティアのための炊き出しを行うキッチン班があるのが、RQならでは。
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RQは、「NPO 法人日本エコツーリズムセンター」が中心となって、震災直後に結成されました。もともと、農山漁村に拠点をおき、野外教育や自然体験活動をやってきた人たちが核となっていて、水も電気もない被災直後の緊急時に、いち早く現地に入って、物資を届けてきました(自衛隊ほどではありませんが、衣食住を自己完結できる人たちなのです)。

そして、その機動力を活かして、公的支援が届きやすい避難所ではなく、数軒で自主避難している小規模の避難所を中心に、被災者と対話しながら刻々と変わるニーズに応じた支援活動を行っています。大きな避難所暮らしの方たちも大変なことに変わりはありませんが、個人の家にも、避難してきた人たちを何人も受け入れていて、かつ、まだライフラインが回復していないところがあるとのこと。
公的機関のできること、RQのような組織ができること、それぞれ必要ですね。

最近は、RQの活動を知った地元、登米の人たちが、自分のお風呂を解放してくれたり、食材を届けてくれたりと、気持ちの交流が生まれています。
また、「ちゃんと見て欲しい」と、ボランティアを、被災した自分の家に案内してくれた避難所の方もいたそうです。

5チームに分かれている班には、それぞれリーダーがいますが、すべてボランティアの手による運営なので、リーダーも週替わり、あるいは数日後に交替なんてことも。
でも、みんなが基本ルールに則って、自主的にやるべきこと(=被災者支援)をやっているので、うまくまわっているのだといいます。なので、指示待ちの人にとっては、ちょっと居づらい場所かもしれないとのこと。あと、チームで動くので、単独行動を好む人は向かないかもしれない、と個人的には思います。


●フロアー班によって仕分けられた物資たち
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宮城県に数ヶ所あるRQの拠点には、新幹線やバスなどの公共交通機関や車でアクセスできます。「どうやって現地に行ったらいいかわからない」という人はこちらの『各拠点の活動・アクセス方法』を参考にしてみてくださいね。

http://www.rq-center.net/volunteer

また、"自力での移動が基本"ですが、東京本部(西日暮里)から登米の現地本部までバスを運行して、ボランティアのサポートをしています。
週2回の説明会情報とともに、こちらをご覧ください。

http://www.rq-center.net/rqsetumeikai


●ボランティア入口。この中に物資が詰まれ、ボランティアが寝泊まり。
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●テントのない人は余っていれば借りることもできるけど、こんな場所もあります。
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次回は、難民を助ける会編です。
(はらだまりこ)

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