2012年06月28日

5月、北の大地で森と木ときこりたちに出会いました(前編~森の入口)

地球日記

森のサイクルを、人の手で行うこと
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こんにちは鳥谷です。
8月にTTEを応援してくれている三井不動産さんの「&EARTH DAY」というイベントを手伝うことになりました。

タイトルは「&EARTH melody」。北海道産の間伐材を使用した親子向けの企画で、ららぽーと柏の葉で開催されます。(ただいま絶賛準備中)

三井不動産は、地球のいろんな場所で街をつくる会社として、&EARTHのキーワードを掲げ、さまざまな環境活動に取り組んでいます。
活動の一つとして北の大地で取り組んでいるのが、グループ会社が保有する森林の再生と間伐材の活用です。

5月の下旬、イベントで使う間伐材のふるさとである北の大地へ行ってきました。
北国の森のこと、関わる人たちのことなど、この場をお借りしてシェアしたいと思います。

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美瑛の丘にて。

北海道にはかつて太古の森が広がっていました。鬱蒼とした森の中は、昼間でも真っ暗な場所が少なくなかったとか。時は流れ明治の頃。広大な土地を拓くため、大量の木々が伐採されていきました。
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自然がいっぱい! とイメージしがちな北の大地でも、伐採され、開拓後に人の手で植林された人工林が少なくない、ということです。

参考:北海道庁公式サイト「データで見る北海道の森林」

三井不動産は所有林をすこやかに育て、保っていくため、地元の行政や森林組合、NPOなどと協力して、苗木を植えたり、間伐・除伐を行ったり、そもそもそれを行うための、環境負荷のない作業路を整備したりしています。

ところで、間伐と聞くと、森が消えていくのに木を切って大丈夫? と一瞬思いませんか。

間伐は、人が蘇らせようとしている森に必要なこと。多様な草木が、日光や水といった地球の恵みを上手にシェアしている天然の森林と違い、人が植えた人工林では、そのままでは木はもちろん、生き物もうまく育たないんです。

なぜなら...、基本的に同じ種類の木は同じスピードで同じように育つので、隣同士が同じ高さに枝葉を伸ばし、太陽のめぐみを奪い合う。すると枝葉の下には日光が差し込まず、低木や草花が育たない真っ暗な森になってしまう。

木たちの成長も鈍くなってしまうし、むき出しの地面は大雨などで影響を受けやすい。

でも、適度に間の木を伐採することで、森の中にすき間が生まれ、日光が戻ってくる。すると、別の種類の木や草花が育ち、虫や鳥たちも集まりはじめる。新しい種が運ばれ芽吹き、残った木はよりすこやかに育つことができるというわけ。

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北海道では、カラマツ、トドマツが多く植林されています。

人工林をすこやかに育てていくことは、地球上で、当たり前のように繰り返されてきた森のサイクルを、人の手で行うこと。中編では実際に間伐に携わっている森のきこりが登場します。

中編~きこり登場
後編~間伐材のふるさと

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