2013年07月29日

タオに学ぶ

理事からのメッセージ

みなさん、こんにちは。
Think the Earth理事メンバーがスタッフブログに登場するコーナー、
第6回目は水野誠一理事長の登場です。

理事のみなさんの紹介はこちら
http://www.thinktheearth.net/jp/about/organization/board.html
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「タオに学ぶ」

地球環境が幾つもの問題を抱えているだけではなく、世界政治や財政もかなり深刻な状況に入ってきている。唯物論的文明偏重が生みだした矛盾を解決しきれない状態になっているということだ。
こういう時代にこそ観念論的な文化回帰が必要になる。今更唯物論と観念論の優劣を競う気もないが、今こそ人間の原初に立ち戻る中にヒントがあることも事実だ。


例えば、老荘思想=タオイズムすなわち道(タオ)が、現代に大きな迷いを持つ、いやそれにさえ気づかずに彷徨う現代人に気づいてもらいたい示唆があるかもしれない。
タオイズムは、かつて中国思想のメジャーだった儒教が教える社会のヒエラルキーに基づく人間の在り方よりも、その前に「無」や「自然」という道(タオ)の世界観があることを解いている、より原初的な思想だ。

老子とはどんな人物だったのか?
当時出会っているといわれる孔子をして、「鳥獣魚は捕らえられるが、龍だけは、風雲に乗じて天に昇ってしまうため、捕らえようがない。老子もまた龍のような人物だった」と弟子に語ったとされることから、孔子と同時代の人と思われているが、実は実在の人物か否かもわかっていない。それほど老子の説く「道=タオ」は一人の人間の気づきや思考の可能性を越える宇宙的拡がりを持つ思想だといわれる。
当時中国のメジャー的存在だった孔子の儒教が、仁、義、礼を大切にする国教的存在だった存在だったのに対して、さらに高位なテーゼを投げかけたことには違いない。
そこに、21世紀には20世紀的な常識論を一旦リセットしてみる「否常識」が必要だと思う私にとって大きな共感があるわけだ。

老子の教えには様々な訳が存在するが、伊那谷の老子といわれる加島祥造の現代語訳が、我々の心には一番響くかもしれない。「タオ・老子」という新書だ。(加島祥造・訳/ちくま文庫)第17章に、「最上のリーダーとは」という言葉がある。
引用してみよう。(以下引用)

タオ(道)とリーダーのことを話そうか。いちばん上等なリーダーってのは自分の働きを人々に知らさなかった。その次のリーダーは人々に親しみ、褒め称えられ、愛された。ところが次の時代になるとリーダーは人々に恐れられるものとなった。さらに次の時代になると、人々に侮られる人間がリーダーになった。ちょうど今の政治家みたいにね。人の頭に立つ人間は、下の者たちを信じなくなると、言葉や規則ばかり作って、それでゴリ押しするようになる。最上のリーダーはね治めることに成功したら、あとは退いて静かにしている。すると下の人たちは、自分たちのハッピーな暮らしを「おれたちが自分で作りあげたんだ」と思う。これがタオの働きにもとづく政治なのだ・・・これは会社でも家庭でも同じように通じることなんだよ。 (タオ・老子/加島祥造・訳/ちくま文庫)
こんなリーダーが欲しいとは思わないか?そしてこのリーダー論はリーダー不在の現代の状況を言い当てているとは思わないか?

また老子の有名な言葉に「上善水の如し」がある。
これも引用させていただく。

タオの在り方にいちばん近いのは
天と地であり、
タオの働きにいちばん近いのは
水の働きなんだ。
タオの人がすばらしいのは
水のようだというところにある。
水ってのは
すべてのものを活かし、養う。それでいて争わず、威張りもしない。
人の厭がる低いとことへ、先に立って行く。水はよほどタオの働きに近いんだよ。

タオの人は、自分のいる所を、いつも
善いところと思っている。
心は、深い淵のように静かだ。
つきあう人をみんな善い人だとし、
自分の言うことは
みんな信じてもらえると考え
社会にいても
タオの働きの善さを見失わない。
タオの人は、手出しをしないで
あらゆる人たちの能力を充分に発揮させるから、
人びとは
自分のいちばんいいタイミングで活動する。
これをひと口でまとめると
争うな、ということだ。
水のように、争わなければ、
誰からも非難をうけないじゃないか。(タオ・老子/加島祥造・訳/ちくま文庫)


最近、スタジオジブリの宮崎駿さんが「憲法改正は許せない」と緊急発言したことが話題になり、同時期にプロデューサーの鈴木敏夫さんも「平和憲法ときれいな森林と水を持っている日本をどの国が侵せるのか?その国は世界の非難をうけるでしょう。現代は一刻の暴走に世論がブレーキをかける時代なんです」と発言したことも話題になった。お分かりの様に、これはタオの考えに通じるものだ。

参考リンク:【特集・憲法】9条 世界に伝えよう - 鈴木敏夫
http://blogos.com/article/67038/

私は、これが彼らの理想であると同時に、彼らの映画の原点が「自然崇拝」からスタートしていると思うから何の違和感も感じない。だが当然、彼らのメッセージに対する批判もあった。そんな理想主義では、国益は守れないという考えだ。批判の中には、スタジオジブリは左翼思想だというお決まりのパターンも見られる。だが、タオイズムは左翼的だという決めつけも20世紀的な短絡でしかない。

確かに、中国の尖閣諸島に対する挑発的な行為を見ていると、そんな理想論で大丈夫なのかと案ずることも分かる。だが、現時の日本が負けずと対抗手段を展開したら、その闘いは泥沼化し、戦時中の状況にフラッシュバックし、同時に世界の理解と同情も消えてしまうことも危惧されるのだ。
最大の問題は、中国という大国が、その本来の文化であった儒教も、まして老荘思想も捨て去ってしまったということなのだ。彼らに対してその思想背景的に矛盾しないタオイズムの素晴らしさを語りかけ、発想時点を戦争時に戻すのではなく、もっと歴史的原初を再評価させる努力をしてみたらどうだろうか?日本はそういう文化的なコミュニケーションを最初から諦めていたような気がしないか。

習近平氏は基本的に文化を理解出来る人だと思う。ならば、日中の首脳会談で、タオイズムの現代的評価の話に花が咲かせることが出来るくらいのリーダーが日本にも欲しいとは思わないか?これこそが、老子の言う理想のリーダー像なのではないだろうか?

この話を聞くと、「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」というマタイの一節を思い出す。だが川崎医療福祉大学の林明弘教授が、アウグスティヌスの異なる見解を紹介しているのが興味深い。
(以下引用)

「「右の頬を打たれたら左の頬を差し出せ」というイエスの言葉は「悪に対し悪を以って報いてはならない」という無抵抗,無暴力主義を表明したことば,あるいは暴力による報復を禁止したことばであると解釈している人が多いように思われる。しかしアウグスティヌスはまったく違う解釈をしている。「右の頬」とは霊的なあるいは天上の善きもの,「左の頬」とは肉的あるいは地上の善きもので,どちらも善きものであることに変わりはないのだが,どちらを優先すべきであるかはキリスト教徒にとっては明白である。そして「左の頬をも向けなさい」とは「右の頬も左の頬も打たれるままにせよ」という意味ではなくて,「左の頬を向けることによって右の頬を打たれないようにせよ」という意味にアウグスティヌスは解釈する。つまり「肉的な善きものを犠牲にしても霊的な善きもの(特に信仰)を守りなさい」という意味に解釈している。」(以上引用・川崎医療福祉学会誌 Vol 12 No2) 

なるほど、どちらが右の頬かは別にして、それなら強かな駆け引きの戦略としても、タオの柔軟さも現実的な意味を持ってくるではないか。そして国家間の経済紛争は、経済文明手段から踏み込むのではなく、文化や歴史から丁寧に紐解くことが一番大切なのだ。
意外なことに、我々が持ってきた平和憲法こそが、日本にとって最大の「不戦」という武器になるのかもしれない。
タオイズムは、使い方によっては「打ち出の小槌」だと思うのだが。

(水野 誠一)

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2013年07月26日

アースコミュニケーターインタビューvol.1 山阪佳彦さん

地球日記お知らせアースコミュニケーター

こんにちは、インターンの木村です。

Think the Earthには、私たちの想いに賛同し、応援してくださっているアースコミュニケーター(会員)の方たちがいます。その顔ぶれは、実に個性豊か。さまざまな年齢、職種の方たちが、アースコミュニケーターとして日々Think the Earthを盛り上げてくれています。

アースコミュニケーターにはどんな人がいるの?
アースコミュニケーターになったらなにか良いことがあるの?

そんな疑問をもった皆さまへ。今回から、魅力的なアースコミュニケーターの方たちへのインタビューを、Think the Earthインターンの僕達が不定期でお届けします。

記念すべき第一回目は株式会社MAQ クリエイティブディレクターの山阪佳彦さんです。

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山阪 佳彦(やまさか よしひこ)
株式会社マック 専務取締役 東京本部長 クリエイティブディレクター
http://www.maq.co.jp/

1961年大阪生まれ。
コピーライターとしてTCC新人賞、広告電通賞、朝日広告賞ほか多数受賞。2006年、ゴミ置き場をアートにするプロジェクト「GARBAGE BAG ART WORK」をスタートさせる。現在、任意団体purple eyes(パープルアイズ)理事を務める他、「いただきますの日」をはじめとする様々なプロジェクトにも携わり、幅広く活動中。

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ーーまず、アースコミュニケーターになられた経緯を教えていただけますか?

山阪佳彦(以下山阪):Think the Earth 理事の上田壮一さんが「NPOもちゃんと儲からないとだめだ」とよくおっしゃっていて、その通りだなとずっと思っていました。持続可能な社会の実現をサポートしたり、推進したり、もしくは何かを啓発したりする活動をしている人は、世の中にたくさんいると思うんですけど、その人たちの活動自体が持続可能じゃないことが結構多いように思うんです。高い志があっても、続けていけない団体が多い。

もちろん、資金的なことだけが問題だとは思いませんが、少なくともちゃんとマネタイズされて、いくらか儲けがあれば、最低限の活動を続けることはできるのではないかな、と勝手ながら思っています。お金を稼ぐことはやっぱりすごく大事なことだと思うんですよ。ですから、アースコミュニケーターとして、本当に僅かではありますけど、資金的にThink the Earthに協力できたら、応援できたらと思い、会員になりました。
  
ーーアースコミュニケーターになって良かったことはありますか?

山阪:今説明した通り、僕は何か特典を期待してアースコミュニケーターになったわけではないのですが、年に四回くらい開催されているセミナーはすごく良いと思いますね。特に学生さんにおすすめです。

学生の頃に、たくさんの人の話を聞いておいた方がいいですよ。それはたくさん本を読んだ方がいいというのと一緒だと思います。価値観というのはたくさんあるし、特にこういうソーシャルな活動に関しては色々な論を持った方がいらっしゃる。その中から、自分に合ったものを見つけたり、比較したりして考えを深めていくといい。セミナーはそれをするすごく良い機会だと思います。

ーーアースコミュニケーターに興味を持っている方々へ何かメッセージはありますか?

山阪:多くの人にとって、アースコミュニケーターになるというのは、僕が考える以上に、ハードルが高いことなのかもしれません。でも、そこを越えれば、様々な価値観に触れる機会が得られますよ。

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ーー続いて山阪さんご自身の活動について伺います。「GARBAGE BAG ART WORK」や「いただきますの日」など創造性に富んだ活動をされている山阪さんですが、なにか問題意識をもってそれらに取り組まれているのでしょうか?

山阪:正直、問題意識はあまり持っていません。ないとは言いませんが。僕は、社会問題を解決したくて活動しているというより、そのような問題に興味を持ってもらうために活動している感じなんですよ。クリエイティブの立場から、きっかけ作りをしたいと思っているんです。そこはThink the Earthの活動と通ずるものがある気がします。

ーークリエイターとして、山阪さんが心がけていることはありますか?  

山阪:僕は、問題を客観的に見る目と、渦中にいる当事者の目の両方を持っていたいといつも思っています。どちらに片寄ってもいけない。これは、これまでの活動を通じて実感したことです。問題には、当事者にしかわからない複雑な部分と、外部の人にしか見えないシンプルな部分、両方が必ずある。

僕は今、purple eyes(パープルアイズ)という団体でDVの啓発活動をしているのですが、この2つのまなざしをいつも意識して、やっているつもりです。例として、purple eyesが一昨年行った「3個に1個は辛い飴キャンペーン」というものを紹介します。

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これは、飴が3粒入った袋を銀座で配りDVの啓発を行おうというものでした。配った3粒の飴は、一見どれも同じものなのですが、実は一粒だけ辛い味がします。これは、結婚した女性の3人に1人がDV被害を受けたことがある、という内閣府の調査数字をもとにしたもので、一見すると甘く幸せに見える夫婦関係にもDVという問題が発生する可能性があることを表現しています。

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「3人に1人はDV被害者です」と書いた紙を配るより、こういう形の方が効果があると思います。実際、2000個用意した飴が、僅か一時間足らずで無くなってしまいました。DVの啓発をしたい当事者の目と、クリエイターとしての客観的な目、両方を意識することで、こういうアプローチも可能になります。楽しそうなものが入り口にあって、その先に啓発したいテーマがあるわけです。

これからも僕はクリエイティブの力で、問題に興味をもってもらう、そのきっかけ作りをしていきたいですね。

ーーありがとうございました!


Think the Earthでは現在、アースコミュニケーターの方を募集しております。
ご興味のある方は是非こちらをご覧ください。

(インターン木村俊介)


 

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2013年07月19日

最近気になる深海ワールド 

地球日記おすすめ info

みなさまこんにちは。

最近暑い日が続きますね。
夏と言えば海!ということで、先月早々と江ノ島の海に行ってきました。

私にとって海は海辺の風景や波音を聞いて癒される場であったり、サーフィンやシュノーケルをして遊んだり、目に見える範囲での楽しみしか知りませんでした。でも、「宙のがっこう〜深海編〜」が始まってから、新たな海の魅力にハマっています。
そう、深海ワールドです!

深海って聞くと、まずみんなが思い出すのは、伝説の怪物「ダイオウイカ」くんではありませんか?あれが火付け役となって、今深海が熱い!と勝手に思っているわけです。笑

Think the Earthで最初に「宙のがっこう〜深海編〜」を始めたのは5月25日。

「しんかい6500」および「よこすか」が今年1月よりインド洋、南大西洋、カリブ海、そして南太平洋をおよそ1年かけて巡る「しんかい6500」世界一周航海「QUELLE 2013」を実施しているということで、QUELLE2013のビジョンや普段聞けない戦略の話、そして、QUELLE2013で挑む科学テーマの話などを中心にJAMSTECの方にお話して頂きました。

そこで聞いた話によると、海洋資源や津波の研究のような具体的なミッションを持ったプロジェクトと比べ、「生命探査」というテーマの研究は、国から予算がなかなか取りにくい。それの理由はなんとなく分かる気もするんですが、「地球の最初の生命は何だったのか?」という問いは、シンプルに興味深い。もっとこのテーマに興味を持つ国民が増えれば、この分野の研究も必要だ!と国も認め、予算も通りやすくなるそうです。

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JAMSTECの田村さん

Think the Earthとしては、そういう意味で深海の面白さをどんどん伝えて、「生命探査」の研究を応援したいな、と思いました。

極限環境に生きる微生物を研究している高井 研さんは知るひとぞ知る有名人。
彼が話す深海の話はとても面白いんです。(絶対生で聞いてほしい!)

「日本の海洋分野の研究は世界的に見てかなり進んでいると言われているけれど、海の底に住む微生物の生態については、ほとんど何も知らないに等しいと言えるほど、わからないことだらけ。だからこそ、深海に行かなければならない。そこで出会う、深海生物はまさに驚きの連続で、最高に楽しいエンターテイメントなんだ!」そう言って深海生物カイコウオオソコエビやスケーリーフットの話だったり、世界最高温度の熱水域や湧水の話を分かりやすく、話してくれました。私はもっぱら文系の人間なので、数学とか科学とか、苦手意識で避けてきた分野なのですが、ここにきて科学って面白いなぁと。自分自身のその変化にとてもびっくりしました。

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JAMSTECの高井さん


そして2回目の「宙のがっこう〜深海編〜」は、有人潜水調査船「しんかい6500」を搭載した支援母船「よこすか」とのリアルタイム交信イベントを2013年7月1日に実施しました。

カリブ海にいる高井さんと生中継で日本の会場とつなぎ、「はやぶさ」の探査に関わったJAXAの矢野 創さんと深海生物の研究をしているJAMSTECの和辻 智郎さんの3人に「深海と宇宙のつながり」についてお話頂きました。(この日、200名以上の参加者が集まりました!)

私たちが住む太陽系には、地球以外にも海のような液体が集まっている星があります。その中でも高井さんと矢野さんが注目しているのは、土星第二衛星エンセラダス。そこは、今も宇宙に吹き出す海水の氷柱と有機物があるそうです。エンセラダスから噴出している物質をサンプルリターンできれば、そこに新たな生命を発見する可能性が十分にあるのです。深海の研究が、まわりまわって宇宙の生命体とつながる瞬間を感じて、すごい!と思いました。

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JAXAの矢野さんとJAMSTECの和辻さん

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宙のがっこうのために特別に持って行ってもらったカップラーメン。海底でこんなに小さく圧縮されちゃいました。

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会場からはたくさんの質問も!カリブ海から高井さんが答えてくれました


そしてついに3回目となる「宙のがっこう〜深海編〜」が今度の28日(日)に代官山で行われます。最終回はカリブ海のプロジェクトから帰ってきたばかりの高井 研さんとJAXAの矢野 創さんに「深海と宇宙がつながり」について、よりディープな話をしてもらいます。

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今回は今までとちょっと違った感じで楽しんでもらえるよう、人数を制限し、美味しい食事とドリンクもご用意しました。参加者の方がトークの感想や疑問に思っている話をざっくばらんに、みんなで話せる時間にしたいと思います。残席あとわずかですので、気になっている方はお早めにお申込下さい。

「宙(そら)のがっこう 深海編」トーク&交流会申し込みフォーム

また、他にも深海ワールドを楽しめるイベントを見つけました。
私も時間を見つけて行ってみたいと思います。

超・深海展
日程:2013年7月5日~7月23日
場所:コニカミノルタプラザ ギャラリーB&C

特別展・深海
日程:2013年7月6日~10月6日
場所:国立科学博物館

(笹尾 実和子)

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2013年07月12日

過去の自分からの手紙

地球日記

こんにちは、曽我です。
7月に入りとっても暑い日が続いていますね。『観測史上初』という言葉をニュースで毎日聞いてる気がする今年の夏。水分補給と塩分をしっかりとって熱中症対策を心掛けねばと思っている今日この頃です。皆さんもお気をつけくださいね!

さて、本日は少し前に、過去の自分から届いた手紙のお話です。

Think the Earthでは、2012年のアースデイ東京から「未来の自分への手紙」と言って、未来の自分へ手紙を書くプロジェクトを実施しています。

2012年の様子→Earth Day Tokyo 2012 レポート 〜すこし先の未来にいる自分へ〜

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2013年の様子→アースデイ東京に出展してきました

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未来の自分への手紙は、日々の忙しさや、溢れかえっている情報に埋もれている現在から、未来の自分に対して手紙を送ります。今の時代は忙しさゆえ、目の前のことに一生懸命になりすぎて、未来のことを考える時間が減ったように感じていました。このプロジェクトは、一歩先の未来を考えることから、1年後、5年後、10年後...を考えるきっかけになればと思い、スタートしました。

参加費は100円。そのうち50円が切手代、50円が東日本大震災「忘れない基金」に寄付する仕組みです。いま、手紙を書いている自分の想いを「忘れない」と、Think the Earthの復興支援プロジェクトの「忘れない基金」を重ね合わせ、このプロジェクトに参加することで東日本大震災の復興支援にも繋がります。


そして半年より少し前の2012年11月頃、私も自分へ手紙を書きました。

夏至頃に届くことがわかっていたので、夏至生まれの私は、未来の自分へハッピーバースデイとお祝いの言葉を送り、そのとき頑張っていたことや心配していることにエールを送る内容を書きました。

とは言っても、書いた内容を覚えていたのは半分ほど。残りの半分は届いて、あー、そういえば書いたかなぁ?うん、書いてたなぁといった感じです。

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過去の自分から手紙が届くのは不思議なもの。自分であって自分でないような感覚です。タイムカプセルのように、何年、何十年も前のものを読むのはもっと新鮮味があるのでしょうが、半年前って近いようで遠いようで...、と何ともいえない感覚です。

思ったのは、半年前の私に、ありがとうの言葉を送りたい、あれは成功したよ!とか、心配だったことは解決したよ!とか教えてあげたい気分になりました。笑

先ほどもかきましたが、半年前って近いようで遠い。半年もの時間があれば色々変化していることはあるんだなぁと実感しました。未来というテーマではありますが、振り返る時間を持つことができたなと思いました。


もし、このプロジェクトをやってみたい!興味がある!という場合はThink the Earthの事務局までお問い合わせください。

お問い合わせ→http://www.thinktheearth.net/jp/inquiry/


(曽我 直子)

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2013年07月04日

みずのがっこう開催のお知らせと、館林での水のワークショップ

おすすめ infoお知らせ

みなさん、こんにちは。
スタッフの山口です。
今日はまず 『みずのがっこう』 開催のお知らせから。
今年2013年8月3,4日に、お台場の日本科学未来館にてみずのがっこうワークショップを行います。
詳細は下記フェイスブックページにて。
【詳細情報】
https://www.facebook.com/mizunogakkou

【参加申込みフォーム】
https://business.form-mailer.jp/fms/5fa0fb2b23808


そのみずのがっこうで行うワークショップのメニューに「みずのたび」「アクアマスター選手権」があります。
みずのがっこう副校長先生である橋本淳司先生が、群馬県館林市にある館林市立第一小学校でワークショップを行われるということで、前哨戦的意味で群馬までサポート&勉強しに行って来ました。

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小学6年生全員が体育館に集まってくれました。
沢山いますね。

まずは水のクイズ、アクアマスター選手権です。水に関する問題をだして、選択肢A、B,Cの場所へと移動してもらいます。
クイズに正解した人の数だけ、安全な飲み水と適切な衛生環境を届ける活動をしている特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパンに寄付できるので、みんなもり上がって来ています。

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ひとしきり盛り上がったあとで、次なるワークショップ「みずのたび」を行います。
これは、参加者の子どもたち自身が水の分子となってサイコロを転がし、出た行き先に移動することを繰り返すことで、海、川、森、土、氷河、湖、雲・・・自然界の様々な場所にある水が、どこからきてどこへ行くのか、水の循環を体験することができます。
(※ProjectWETのアクティビティ「驚異の旅」と同様のものです)

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体育会中に散らばる子どもたち。広くてカメラの広角が間に合いません。。

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サイコロを転がすたびに、やったー今度は雲ーー。
などと、体育館いっぱいに行ったり来たり。

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こちらは"土"にいる水分子たち。

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そろそろ川にも行ってみたいんだけど、なかなか行けないのよね〜。

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各地を回ってきた水分子には、それぞれの場所のシールが貼れるので色んなとこにいけた子が自慢気です。
サイコロ投げて、走りまわって移動して、シール集めて。。9回の移動の間中、みんなテンション上がりっぱなしです。

そんなこんなで、最後は水分子のみんなが移動してきた自然界の流れを、発表してもらいます。2箇所しか移動できなかった子から8箇所もいけた子まで、なぜ行きやすい場所とそうでないところがあるのか橋本先生からわかりやすく説明がありました。
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子どもたちから水についての質問が飛び交い、中にはシンプルゆえの超難問も。
この時、なぜ水に入ると浮力がでるのか。については理解できたのですが、水はなぜ透明なのか?については、私は今もうまく説明出来ません。。。
みずのがっこう本番の8月3日までに理解できるよう頑張ります。

最後に橋本先生から
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先生:「いつ水のこと考えるの!?」
子どもたち:「いまでしょーーーっ!」


などというやり取りは全く無かったのですが、頭も身体も使って非常に楽しいイベントでした。8月3日、4日のみずのがっこう@日本科学未来館でも盛り上がることと思いますので、是非ご参加ください!

【参加申込みフォーム】
https://business.form-mailer.jp/fms/5fa0fb2b23808


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※後日、特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパンから館林第一小学校に宛てて、感謝状が届きました!!
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(山口倫之)

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