2011年11月16日
「いただきますの日」記念講演 - いただきますの心を育む弁当の日 -
「いただきます」、その一言を発するまでには、
さまざまなつながりがあるのです。
肉や魚、野菜といった、「自然」や「いのち」のつながり。
食材を作り、運び、料理してくれる人々による、「労働」や「知恵」のつながり。
そして共に食卓を囲む「周りの人」のつながり。
お箸がならぶ11月11日は、
つながりを実感し、感謝する「いただきますの日」とされました。
Think the Earthは普及推進委員会を応援する一員として「いただきますの日」プロジェクトに参加しています。
「いただきますの日」については、先日のスタッフブログ「11月11日は「いただきますの日」」でもご紹介しています。
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先日の11月11日には、その幕開きを記念して、
食育プログラム「弁当の日」を提唱された竹下和男先生による講演が行われました。
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講演の始めには、お母さんを亡くした女の子の映像が流されました。
癌を患ったお母さんは、残り限られた時間の中、
まだ5歳だった娘のはなちゃんに掃除や洗濯、料理といった生きるすべを伝えます。
そしてふたりは約束を交わします。
お父さんのために、ごはんをつくってあげることを。
お母さんの死後、はなちゃんは毎朝、鰹節を削り、お父さんのお味噌汁をつくります。
夕食だってつくります。お父さんへの手紙を添えて。
次に、「弁当の日」を始めた経緯が話されました。
「弁当の日」には、子どもたちはお弁当をつくって小学校に持っていきます。
献立から買い出し、料理、片付けの全てを自分ひとりでするのです。
自分ひとりで何かをすることの充実感、ちょっぴり大人になったような気持ち。
誇らしげに弁当を見せる笑顔が、スクリーンに映し出されました。
変わるのは子どもたちだけではありません。
「子どもに料理をさせるなんて・・・」とぼやいた親も変わります。
育児することすら投げ出していた母親だって、娘と一緒に目玉焼きをつくるようになりました。
そんな親の姿を見て、子どもは愛情の片鱗を少しずつ見出し、また変わります。
お弁当の向こうに、それをつくってくれた人々の存在があることを知り、
また自分は誰かのためにお弁当をつくる。
その連鎖の中で伝わるのはあたたかな愛情でした。
会場には、お話の所々で笑いが起きていましたが、
目元をハンカチで拭う方もいらっしゃったのは、
自分の境遇に近いものを感じたからでしょうか、
あるいは気付かされるものがあったからでしょうか。

会場には、ちいさなお子さま連れのお母さんも来て下さいました。
今、食しているものは、10年後の自分に影響すると聞いたことがあります。
私の母は小学校から高校の間、毎朝早起きして朝食とお弁当をつくってくれました。
現在一人暮らしをしている私は、母の手つきを真似て自炊します。
かつての食事が今の私を成しているか思うと、感慨深いものがあります。
「弁当の日」、子どもたちは先生から料理することを強く言われたりはしません。
大人を、友だちを見て、自発的に行動を起こすのです。
子どもたちは、こちらの想像以上に物事を鋭く観察していると気づかされました。
そのまなざしで、食を、人を見つめます。
つながりを実感し、感謝の気持ちを持ちます。
そして手を合わせ言うのです。
自然に、いのちに、労働に、知恵に、周りの人に、「いただきます」を。
そんなあたたかく幸せな食卓が、社会に広がればと思います。
「弁当の日」について、地球リポートvol.49「くらしの時間を取り戻そう。広がれ、弁当の日!」でも詳しくご紹介しています。
(Think the Earthインターン 村永沙樹)
2011年11月11日
東北ツアーに行ってきました!〜宮城編〜
前回の「東北ツアーに行ってきました!〜福島編〜」より引き続き、宮城編をご紹介します。宮城県は石巻、松島、鳴子温泉に行きました。
石巻は5月・6月にボランティアに行ったので、街がどうなっているのか、ボランティアの今の様子はどうなのか、ということを聞きにいこうと、まずは専修大学に行ってきました。専修大学についてすぐに感じたことはテントの数が本当に減ったということです。逆に、まだテント生活を送りながらボランティア活動をしている人がいるということも感じました。どちらも相反する気持ちですが、震災から半年たった9月に感じた想いでした。
私たちがお世話になったapバンクのテントはもうなく、物資倉庫も9月中には閉鎖すると看板が置いてありました。着実に次のフェーズへと移っているんだなと実感しました。専修大学はすぐに引き上げ、次はボランティアでお手伝いをした石巻の街に向かいました。
私たちが行った5月に泥だしをした場所は、毎年『川開き祭り』が行われている住吉公園・大島神社でした。
5月行った際のボランティア報告記事
→ap bank Fund for Japanのボランティアのに参加しましたー石巻市


公園も神社もすっかり綺麗になっており、7月31日・8月1日には無事に『川開き祭り』が開催できたそうです。私は東京での仕事があったのでその日は参加できませんでしたが、apバンクのボランティア活動をしたメンバーの中で、お祭りの当日に参加した人もたくさんいると聞いています。
その後は、お手伝いをした場所をグルグルと散歩をしながら街の中を歩きました。数ヶ月前までは、至る所にボランティアの姿がたくさん見られましたが、今回は見ることがありませんでした。専修大学でも感じたように、緊急支援から次のフェーズに向かっているんだ、と噛み締めるように想いました。
前回来たときは崩れた家がありました。今は瓦礫も撤去され草が生えています。
ここの駐車場は道具の洗い場でした。
9月中旬でしたが力強くひまわりが咲いていました。
お昼は商店街のうどん屋さんで頂きました。震災後に唯一再開してるお食事処だそうです。お店は常に満席で食べてる間も次から次にお客さんが入ってきていました。
石巻では緊急支援から次のフェーズに向かっていると感じたと同時に、復興はまだまだこれから始まるところだということを強く感じました。
その後は、松島に向かいましたが時間がなかったので、車の中から街の様子をみました。私が行った場所はどこが被害にあって、どこが大丈夫だったのか車の中から見ただけではわかりませんでした。ただ、海はそこに見え、ところどころ津波のあとがみえたので、被害はあった場所だと思います。ここで感じたことは、忘れていってしまう恐怖でした。半年後に初めて訪れた私には被害の状況がわからない。そう感じるのは私だけではないと思います。そう思ったときに、3.11に起こったことを忘れてしまう人がたくさんいるのではないかと、不安がよぎったのです。
東北の復興は心から願っています。ただ、あの日に起こったこと。その被害を知り、多くの日本人・日本人だけではなく海外の皆さんも東北を想った気持ち。この気持も消えてしまわないことも、心から願っています。
その日の夜は鳴子温泉に向かいました。鳴子温泉は9 種類の泉質があるそうです。何も知らずにただ鳴子温泉に行こう!と思って行ったので、宿の方や地元の方に教えて頂いて、嬉しいやら恥ずかしいやらの気持ちで鳴子温泉の温泉を楽しみました。
翌日は山形県の赤倉温泉に行く予定ですが、台風15号が近づいてきており、強い雨が振ってきたので駅まで来て断念。

1〜2時間に1本しかない電車を待ち、宮城側に戻り中山平温泉の『しんとろの湯』に行きました。ここは地元の方に人気の日帰り湯で、温泉のお湯はとろとろしてとても気持よかったです。待合室ではみんなお弁当やお菓子を持ち込んでお昼寝していて、その風景がとても和やかでした。

とにかく雨が降り続き、福島での暑さとは打って変わった寒さに震え、あまり写真が撮ることができない宮城の旅でした。
次回は岩手編!岩手に向かう途中に台風15号が上陸し、とても大変な旅でした・・・。
(曽我直子)
東北ツアーに行ってきました!〜福島編〜
http://www.thinktheearth.net/jp/staffBlog/2011/10/1-3.html
2011年11月11日
地球noteができるまで
プロジェクト裏話, Think the Earth SHOP

こんにちは。鳥谷です。(今日は猫ではありません)
突然ですが、今日いくつ、製本されたものを手にしましたか。
読み途中の本、仕事の資料、立ち読みした雑誌。通勤電車の中で、職場で、枕元で。
製本とは、「印刷物・原稿などを綴じ合わせて、1冊の書物にまとめること」(goo辞書)
4月に発売された100冊の地球noteも、製本されたものです。職人さんたちの手で。
東日本大震災が起きる10日前。地球noteを製本してくれた美篶堂さんの工房をたずねていました。
一冊のノートが、人の手から生みだされるのを見たのはその日がはじめてのことでした。少し時間が空いてしまいましたが、それに全工程ではないのですが、お伝えしたいと思います。

長野県伊那市美篶(みすず)の工房。新宿から高速バスで約3時間。
地球noteは紺色の布をはったハードカバーに、美篶堂オリジナル5ミリ方眼のソフトカバーノートを差し込んで使います。
あらかじめ箔を押してデザインを施した布地でハードカバーを作るところを見せてもらいました。
こちらは差し込みのノート。100冊、手作業で作られた。

はじっこを裁断する前のもの、したもの、のbefore & after。

裁断はこの機械をつかって行う。本を置く絶妙の位置は職人さんの感覚が頼り。

裁断で出た端材。美篶堂ではこれを緩衝材として利用しているそうだ。

カバーは天木理恵さんがデザインを手掛けてくれた。
少し工房内を歩かせてもらう。

設立者の上島松夫さん。15歳の頃から製本一筋に職人の人生を歩んできた。

工房を支えるパートのみなさん。地域の主婦の方たちだ。



切って、貼って...、製本づくりのための道具と素材たち。

完成をまつ本。工房の作業台に並ぶ姿が美しすぎる。


小口がマーブルカラーに彩られている。

この短冊はどんな本になるのかな。


手のひらサイズの豆本。1つ上の写真はそのカバー。
取材した時期は卒業シーズンで工房は繁忙期。なぜなら、卒業証書のケースなどの発注があるのだそうです。
工房の様子はこちらからも。

製本を担当した上島真一さんと、プロデューサーの明子さん。
地球noteは2009年の夏、twitterでのある方のつぶやきが縁ではじまった企画でした。美篶堂さんとThink the Earthが出会い、デザイナーの天木理恵さんが合流し、約1年半の時を経て形になった100冊のnote。
こんなところで、こんなかたたちの手によって。こんなふうに、作られていました。
描きつけられる誰かの想いが、すてきな形になってゆきますように。
おまけ

ランチはおいしい手打ちそばのお店につれていっていただきました。お店の名前、なんだったかなあ...

明子さんとお蕎麦屋さんの看板犬。それにしても中央高速バスの小さな旅、最高だったなあ。
(鳥谷美幸)
2011年11月04日
11月11日は、「いただきますの日」
11月11日、
お箸がならぶこの日は、「いただきますの日」です。
「いただきます」は、食に対する感謝の気持ちをあらわすことば。
食卓にあがるものは、すべていのちがあるものです。
肉、魚、野菜など、さまざまないのちをいただくことで、
自分のいのちが育まれることに感謝します。
「いのち」にいただきます。
「自然」にいただきます。
安全でおいしい食材を作ってくれる、運んでくれる、
料理してくれる人々の
労力、知恵、工夫に感謝します。
「労働」にいただきます。
「知恵」にいただきます。
家族や友達、職場の人たちなど、
自分の食卓に直接・間接的に関わってくれる人たち、
そして今日も楽しい食卓に向かえましたと、
一緒に食卓を囲む人たちに感謝します。
「周りの人」にいただきます。
「いただきます」を声に出し、
食卓から、毎回の食事から、いのちのつながりを実感し、
いのちに感謝する日としていきます。
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「いただきます」に込められたたくさんの感謝をかみしめながら、
家族や恋人、友達といっしょに食卓を囲めたらいいな。
そんな思いも込めて、「いただきますの日」プロジェクトは始まりました。
ハードワークの日々では、つい「いただきます」もなく
PCの前でマウス片手にごはん、という方もいらっしゃるかもしれません。
1年に1度くらい、日々いただいているいのちや、食卓にあがるまでのたくさんの人に感謝しながら「いただきます」と言う日があっても良いですよね◎
「今日は家族で「いただきます」するのでノー残業デーです!」なんて、ちょっと楽しいとおもいませんか?:)
お箸がずらりと並ぶ2011年は、100年に一度の「いただきますイヤー」。
今年をキックオフの年として、さまざまなイベントを開催します!
「いただきますの日」当日の11月11日は、
「弁当の日」を実践している竹下和男先生による記念講演を行います。
テーマは 「いただきますのこころを育む『弁当の日』」
Think the Earthのビジュアル・エコブック「たべものがたり」より
子どもたちが、献立〜買い物〜調理〜箱詰め〜片付けまですべてを自分だけで行う「弁当の日」。たったそれだけなのに、親たちもびっくりするほど子どもが自立し、親子のコミュニケーションもうまれ、感謝のこころが育つというのです。
香川の小学校で生まれた食育プログラム「弁当の日」については、Think the Earthのビジュアル・エコブック「たべものがたり」や、地球リポート「くらしの時間を取り戻そう。広がれ、弁当の日!」で詳しくお伝えしているのでぜひ読んでみてください。
http://www.thinktheearth.net/jp/thinkdaily/report/2009/12/rpt-49.html
竹下先生の講演ですが、さすがは元小学校の校長先生!
笑いあり、涙ありの講演として全国各地で大評判なのです。
ぜひみなさんにも聞いて頂けたら嬉しいです。
翌日11月12日は、間伐材をつかって親子で箸作りワークショップを開催します。
お箸作りにつかう間伐材は、この夏の「みずのがっこう」の授業
「ワークショップ|森で考える水×森×エネルギーのこと」でもお世話になった、「NPO法人森の蘇り」さんよりご提供いただきました。
フローリングをつくるときに出るひのきの端材を使うのですが、
削るときに出るひのきの香りがとても気持ちいいんです。
それに、ひのきは比較的やわらかいので加工もしやすく、ちいさなお子様にも扱いやすいです。
森林の香りの中、削ったり磨いたり...きっと夢中になっちゃいますよ!
親子でつくったお箸で、すてきな食卓を楽しんでくださいね。
「いただきますの日」チラシのダウンロードは画像をクリック(PDF)
■「いただきますの日」記念講演 いただきますの心を育む「弁当の日」
・講師:竹下和男氏(「弁当の日」発案者)
・日時:2011年11月11日(金) 18:30〜20:40
・場所:丸ビルコンファレンスセンターRoom4
〒100-6307 東京都千代田区丸の内2-4-1丸ビル7・8階 TEL:03-3217-7111
※当日は、丸ビル7階にお越しください。
・参加費:無料
・お申込み方法:webサイトのフォームからご登録ください。
https://itadakimasu1111.jp/mailform01/form.html
■お箸作りワークショップ
・講師:ミナトファニチャー 湊 哲一氏
・日時:2011年11月12日(土) 10:30〜12:30
・場所:クリナップ新宿ショールーム
〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目2?11 TEL:03-3342-7775
・定員:親子10組20名様(お子様は4歳以上が対象となります。)
・お申込み方法:webサイトのフォームからご登録ください。
https://itadakimasu1111.jp/mailform02/form.html
■主 催 いただきますの日普及推進委員会
■共 催 弁当の日応援プロジェクト事務局
■協 力 三菱地所・クリナップ
■協 賛 全国農業協同組合連合会
■後 援 株式会社共同通信社 Green TV Japan ジアス・ニュース 一般社団法人Think the Earth 一般社団法人CEPAジャパン 日経BP環境経営フォーラム事務局・ecomom MAQ inc.
■Webサイト
http://itadakimasu1111.jp/
忙しい毎日だけど、どんな日々にも感謝を込めて。
目指せ、365日「いただきますの日」!
(長谷部智美)
2011年10月28日
東北ツアーに行ってきました!〜福島編〜
少し前の話になりますが、夏休みを使って7泊8日で東北ツアーに行ってきました!
昨年度のみずのがっこう仙台ワークショップと、今年の石巻ボランティア以外は行ったことのない東北。復興もまだままならない状況で遊びに行ってもいいのかな...、と不安を抱えながらの旅の出発でした。
今回の旅はすべて鈍行列車で乗り継ぎ乗り継ぎ、被災の影響で電車が止まっている箇所だけレンタカーを借りての移動です。まず最初に目指すのは福島県。そこから宮城県→岩手県→(山形県)→青森県が最終目的地です。
まずは1日目。04:59の始発電車で会津若松を目指しました。所要時間は6時間53分。時間だけ聞くと、長いなぁと思いましたが、到着するのはお昼前の11時52分。ギリギリ午前中に到着します。


到着した会津若松は赤べこだらけ!!初めてみた赤べこは様々なデザインの種類があり、どれも愛らしくてとても可愛く、すぐに大ファンになりました。

到着した日はいろんな方からおすすめしてもらった、五色沼・磐梯山に行きました。裏磐梯ビジターセンターに立ち寄ったり、ボートに乗ったりしていたので、気が付いたら日が落ちる時間になってしまい、全部の沼は巡ることができなかったのですが、自然の中でとても気持ちのいい時間を過ごしました。

翌日は会津若松の街を堪能しました。まず目指すは若松城。通称「鶴ヶ城」。ここでは地元ボランティアガイドの飯田さんにお城を案内をしていただきました。


会津で生まれ、会津に育ち、会津で生きる。鶴ヶ城の歴史、会津の歴史、戊辰戦争の歴史を1時間半近く、お城を巡りながら教えてくださいました。ここに住んでいないとわからないことばかりで、本当に勉強になり、自分の育った土地を愛する想いが伝わってきました。会津魂なるものを、目の当たりに感じたお城巡りでした。
飯田さんから、ぜひ白虎隊のお墓に行ってみるといいと教えてもらったので、次に目指したのは飯盛山です。飯盛山では、白虎隊のお墓を先祖代々守っている墓守の飯盛さんにお会いしました。飯盛さんからもここでしか聞くことのできない、白虎隊のお話を聞くことができました。そこに住んでいる土地の方から、その街の歴史をきく大切さを噛み締めた旅のスタートでした。
飯盛山から会津の街をみた風景(お城も小さく写っています)。白虎隊員はこの風景を見ながら育ちました。
最終日、駅に立ち寄ったときに「自然災害に負けず、一つになろう日本!」というボードをみつけました。みんなのメッセージを読むと、全国各地からの福島を応援する声でした。一枚一枚全部読みたかったのですが、とてもたくさんのメッセージだったので時間がなく全部読むことはできませんでした。ただ、みんなの気持ちは大きく伝わり、涙が出ました。そして、私も頑張ろう、応援しようと。


とっても楽しかった会津若松。五色沼も全部巡ることができなかったので、必ずまた行きます!!
次回は〜宮城編〜でお会いしましょう!
(曽我直子)
2011年10月26日
『震災のここから・これから』当日の様子
去る10月21日、二子玉川にあるカタリストBAで『震災のここから・これから』 〜復興支援と日本のソーシャルイノベーション〜を開催しました。平日のお昼からの開催でしたが、たくさんの方にお越しいただきました。当日の様子を少しご紹介いたします。
国境なき子どもたち 久野さん
岩手沿岸で行っている、子どもの居場所作りのための移動バスの話をお伺いしました。
シェア=国際保健協力市民の会 西山さん
気仙沼での保健医療NPO立ち上げ支援のことをお伺いしました。
シャプラニール= 市民による海外協力の会 内山さん
福島・いわきから発信する「Listenいわき・Feelいわき」企画のお話をお伺いしました。
RQ 市民災害救援センター 新垣さん
これからまだまだ必要になるボランティアのお話をお伺いしました。

ここで第1部<緊急支援、復興支援プロフェッショナルのNPO/NGOの報告>が終了し、ここからは第2部<被災地発の活動報告>になります。
SAVE IWATE 寺井さん
被災しなかった子がいじめにあっているという現実、バラバラになったコミュニティの紡ぎ直しなどのお話をお伺いしました。
福島大学災害ボランティアセンター 伊藤さん

Link with福島 菅家さん
学生の2人から、福島の今をもっと知ってもらいたいということで...菅家さんからは市民参加型リサーチプロジェクト、伊藤さんからはクリスマスに学生が一斉イベントを考えていることなど、お伺いしました。
東北広域震災NGOセンター 服部さん
震災をきっかけに地域のために働くことを選んだ人達の自立を、どのように支援していったらいいかということをお伺いしました。

RCF復興支援チーム 藤沢烈さん
「事業型支援」の提案ほか、データにもとづいた、必要なところに適切に届く支援の必要性について、お話をいただきました。
※藤沢さんのプレゼン資料はRCFのサイトからダウンロードできます。
http://rcf311.com/2011/10/21/thinktheearth/
ここに書かせていただいたのはほんの一例ですが、私たちもあらためて、現場の声を聞くことの大切さを感じました。当日の様子はアーカイブからご覧いただけます。
●10月21日『震災のここから・これから』●
http://www.ustream.tv/channel/thinktheearth/videos
そして、最後に皆さんと行ったワークショップでは、それぞれのアイデアをふくらませつつ、「震災18きっぷ」や「防災キット」などのイノベイティブなアイデアから、「被災地ツアー」などすぐにできそうな企画まで、たくさんの思いやアイデアを共有させていただきました。

当日の出会いのなかから、既に新しいつながりが生まれているところもあると聞いています。本イベントをきっかけに、『ここから・これから』の復興支援について、皆さんと考えていければと、心から願っています。
最後に、共催の慶應義塾大学 システムデザイン・マネジメント(SDM)研究所をはじめ、ご協力をいただいた、クリエイティブ・シティ・コンソーシアム、コーズ・アクション、ソーシャルブリッジの皆さんに心より御礼申しあげます。
===
なお、本イベントはThink the Earth基金の報告会も兼ねており、3月16日からの寄付先団体の紹介・寄付額などをご報告させて頂きました。ほんとうにたくさんの方のご寄付をいただき、改めて心より御礼申しあげます。最終的な寄付先の情報は下記URLからご確認いただけます。
http://www.thinktheearth.net/jp/info/2011/10/fund7.html
Think the Earthの最新情報は随時メールニュースでお知らせしてまいりますので、よろしければ、Think the Earth公式サイトのトップページ右上の「メールニュース登録」からご登録ください。
http://www.thinktheearth.net/jp/
これからは、新たなプロジェクトを立ち上げて、被災地で活動するNPO/NGOを応援していきたいと思っています。引き続きの変わらぬご支援、心よりお願い申し上げます。
(Think the Earthプロジェクト スタッフ一同)
2011年10月20日
小石川植物園にいってきました。
一週間ほど前に、「アースウォッチジャパン」のフィールド体験セミナーを受講して参りました。テーマは、「植物園で考えるビジネスと生物多様性」。
午前は植物園の作業のお手伝い、午後は講義が2本ありました。今日は午前中の模様を少しご紹介します。
フィールドは丸ノ内線の茗荷谷駅から、徒歩15分ほどにある「小石川植物園」。徳川綱吉の時代に幕府がつくった薬園が前身で、300年以上の歴史を誇る日本最古の植物園です。


午前の作業は、春〜秋のあいだ外に出していた鉢を温室に戻すこと。

自分の背の倍以上ある植木もあって、入り口の縁にぶつけないように慎重に運びます。男性3人でようやく持ち上がる大きさのものもありました。


作業後、少し時間が出来たのでみなで園内を散策しました。
ニュートンの生家の庭にあったリンゴの木を移植したもの。「挿し木なのでクローンだよ」と案内してくださった方の言葉。へー。

こちらは「メンデル葡萄」。

こちらは「精子発見のイチョウの木」。


こちらはなんと1本の木のように見えて、じつはこれ自体が一枚の葉っぱなのだそうです。

軍手と比べるとどれほど大きいかがよくわかります。根元の部分も茎ではなく、葉っぱなんだとか!

図鑑の分類と同じ順番で植えられているのだそうです。最後はキク科。

月並みですが植物の世界は奥深いなーと実感。研究者の地道な仕事と、面白さを少しかいま見た気がしました。
(谷口西欧)
2011年10月14日
震災のここから・これから
3.11の東日本大震災から7ヶ月という月日が経ち、現在被災地では復興が始まっています。Think the Earthプロジェクトは9月末までを一括りとし、Think the Earth基金を続けてきました。
この度10月21日(金)に二子玉川にあるカタリストBAで『震災のここから・これから』 〜復興支援と日本のソーシャルイノベーション〜を開催します。
このイベントではThink the Earth基金のご報告とともに、震災直後から被災地で活動を続けてきたNPO/NGOや、被災地から始まった復興支援プロジェクトの方にお話を聞き、「ここから・これから」私たちにできることは何かを考えていきます。
また、ワークショップや懇親会を通じて、「被災地で活動する人」「被災地には行けないけれど何かしたい人」の思いをつなげる場にしたいと考えています。
●日 時: 2011年10月21日(金)
12:15 開場/13:00 開始/18:00終了/懇親会 18:30〜
●会 場: カタリストBA(二子玉川ライズ・オフィス8階)
東急大井町線・田園都市線二子玉川駅下車徒歩1分
http://creative-city.jp/about/catalystba.html
●参加費: 無料 (懇親会参加の方は会費1,000円)
たくさんの方のご参加を、心よりお待ちしています。
お申込はこちら▼
https://business.form-mailer.jp/fms/f0703ec78873
(曽我 直子)
2011年10月06日
石垣島と西表島の気候と自然
先週、夏休みを取り石垣島と西表島へと行ってきました。
沖縄はこれが4回目ですが、八重山諸島まで足を伸ばしたのは初めてです。
珊瑚に囲まれた島は、遠く珊瑚の浅瀬が切れるところで波がはじけ
白い輪に囲まれたようになっています。

ちゃんとした旅行に行くのは、3年ぶりくらい。
人間の密度より、自然の密度が濃いところに来るのが本当に久しぶりなので
かなりテンション上がります。
アダンの実

実ったバナナ

どでかいヒカゲヘゴ

西表の森はジャングルでした。
カヌーで奥地に分け入ると、

森の中で、ハブにも会いました。
初めて本物見た!!思っていたよりも小さめ(60cmくらい)ですが
普通サイズとのこと。
践んだら、即噛まれるので慎重に脇を通り抜けました。


いやー、期待通りです。西表ジャングル。
色濃い自然に囲まれてすっかり満足です。

関東とあまりにも違う環境に、日本は広いなと久々に実感。
話は飛んで、ホテルには日本人以上に台湾の人で溢れていました。
東京からは3時間かかる石垣島も、台湾からはたったの45分。
台湾の人と同じテーブルを囲んで食事しながらいろいろと話をするうちに
なんだか身近な存在になり、すっかり台湾のことまで好きになったのが
旅行のオマケになりました。
(山口 倫之)
2011年09月30日
ベトナム戦争の傷痕を追ったドキュメンタリー「沈黙の春を生きて」
1960年ー1975年|ベトナム戦争
15年もの間続いたベトナム戦争の傷痕を追った、ドキュメンタリー映画「沈黙の春を生きて」を観ました。
この作品は2008年に公開されたドキュメンタリー映画「花はどこへいった」の坂田雅子監督の最新作です。「花はどこへいった」は坂田雅子監督の夫であり米軍兵士としてベトナム戦争に送られた過去をもつグレッグ・デイビスさんが突然亡くなったことで、彼女自身がその疑問を追求するためにベトナムへ行ったときに撮られたドキュメンタリー映画です。
今回の作品もベトナム戦争の枯葉剤の被害がテーマになっています。映画の冒頭、レイチェル・カーソン『沈黙の春』より抜粋された言葉が出てきます(本人映像)。
ー化学物質は放射能と同じ様に不吉な物質で世界のあり方、そして生命そのものを変えてしまいます。いまのうちに化学薬品を規制しなければ大きな被害を引き起こすことになります。『沈黙の春』よりー
レイチェル・カーソンが50年前に警告したように、現代社会は人間により作り出された化学薬品で苦しんでる人々がたくさんいます。苦しんでいるのは人間だけではありません。森や海、そこに生きる動物・生物たちも苦しめられているのです。
今もなお、ベトナム戦争時に撒かれた枯葉剤により苦しむ人々がいます。枯葉剤の傷痕はベトナムだけに及ばず、米兵として戦ったアメリカにもその被害をもたらしています。その時代を生きた人々を越え、当時生まれていなかった子供たちにも大きな影響を与えているのです。
アメリカが枯葉剤の被害を認めたのは、1991年だと聞きます。ベトナム戦争が終わったのが1975年。化学薬品がもたらした被害は明らかだったはずなのに、16年もの月日がかかっていることにショックを受けました。
現在の日本でも人間により作り出された原子力発電所から出る放射能で、たくさんの人々・生物が苦しんでいます。新聞やテレビやインターネット、専門家、ジャーナリスト、政府から伝わる人体への影響はさまざまな見解があり、どれが本当のことなのか判断ができません。
自分たちの世代で解決できない問題、制御できないことを、未来を生きる子供たちに残してはいけないと、改めて強く強く思いました。
「沈黙の春を生きて」は言葉を飲み込むほど辛く悲しい現実が待ち受けていました。けれども、今を生きる私たちは過去の戦争により起こって、今も苦しんでいる人々がたくさんいることに目を背けてはいけないと思います。
本作品は2011年10月21日(金)まで下記劇場にて公開中です。この機会にぜひ一度ご覧になって、次の世代に生きる子供たちのことを考えてみませんか。
沈黙の春を生きて|岩波ホール
2011年9月24日(土)〜2011年10月21日(金)まで公開
http://www.iwanami-hall.com/contents/top.html
(曽我直子)






