2011年04月17日
石巻、女川にて その2

女川にて
女川町のリアス式海岸沿いの桃浦、月浦、を後に、調査団は萩浜へ。

漁業の道具が津波に流されてつくった異様な光景・・・
萩浜の避難所、東浜小学校を訪れた。





一時100名を超える地域の人が避難していたけれど、少しずつ自宅に戻り始めているという。
ここには子どもたちがたくさんいた。最初は緊張していたけれど、訪問団が話しかけたりするうちに元気な笑顔をみせてくれて、なんだか、とてもほっとした・・・。

子どもたちがにぎやかになったら、訪問団の到着とともに部屋にこもってしまった大人たちもわらわらと姿を見せてくれた。子どものもってる前向きなエネルギーを感じた。アグネスさんにサインをもらったり、写真をとったり。
※わが家でだんまり暮らしていた手袋人形のポニョは、ここで満4歳のゆいちゃんという女の子の里子になりました。前略、大ポニョちゃん。その後どうしてる? ゆいちゃんたちと一緒に寝たり、みんなの手にはまったり、活躍してることを願ってるよ。
道中にあった海岸沿いの保育園


保育園の前の道路



地面に散乱していた牡蠣の殻
次に訪れたのが、石巻湾沿いの小網倉浜の民家の避難所。




この日は子どもたち全員が支援を受けて温泉へバスで出かけたらしく、数人のお父さん・お母さんたちが留守を預かっていました。

東京の医薬品支援会社シミックさんから預かった電池式の携帯充電器を手渡した。




石巻市街は浸水したり壊れたものを路肩や各戸の道路わきに寄せたり、復興への動きがはじまっているのを感じた。NHKでは4月中の瓦礫撤去を目指すといっていた。今週末、瓦礫の撤去で現地入りした知人たちもいる。
でも、ほんの一角を車で巡ったにすぎないけど、これだけ被害が広域で多様だと、こういった半島の先まで十分な復興の人出がまわるのにどれだけ時間がかかるのか・・・思い知らされた。
(鳥谷美幸)
2011年04月17日
石巻、女川にて その1

ここはかつて、どんな景色だったんだろう。
311東日本大震災から1か月。4月12日~14日まで、宮城県に足を運んだ。仙台市内に投宿し、石巻、牡鹿半島の女川をまわった。通常の仕事をほってまで、しかもボランティアなど不慣れな私なんかになにができるんだろ、とか思いながら、勢い、行ってきた。
4月13日。國井修医師率いるユニセフの調査チームに同行。石巻・女川の避難所をまわった。
自衛隊や災害支援の横断幕をかかげた車両に挟まれながら、仙台から三陸道を一路石巻へ。高速をおりるとそこは、20世紀少年のような光景。私たちは無言で写真や動画を撮りはじめた。

石巻湾沿いの一般道。かわいたヘドロで全体的に景色が黄色い。片付けたヘドロの土嚢やら浸水して使えなくなった家財道具が積まれてる路肩。壊れた建物や倒れた木々。海岸から400メートルも離れた道をいく。


この集落は海岸沿いに崖になっていて、ある程度の高さ以上の民家は津波を逃れられた。残った民家に家を失った地域の人たちが共同で生活している。家の周りに山桜や春の花が咲く自家菜園。鳥の声。洗濯物がのどかにつるされている。

同行していたアグネス・チャンさんの訪問に喜ぶおばあちゃんたち。國井医師は、ていねいに話を聞いていく。「電気は?水道は?何人くらい一緒に暮らしてるのですか?」もちろん、心のケアも。右の女性、「昨日ね、自衛隊の演奏会があったの。音楽聴いていたら、はじめて涙が出たの・・・。ニュースでは、津波や原発のことばかりでしょう・・・」

気づけば玄関の外にワンちゃんが。まったく気付かなかった。。
近隣の同じような漁村の避難所でも、コミュニティの人たちのキャラクターによって、目にする状況は少しずつ違ってた。

次に訪れたのは月浦という同じく漁港の集落。
90名の住民のうち1名がなくなり、3名がいまだに見つからない。津波が引いた集落には、みんなが集える拠点のような比較的大きな民家があり、それ以外に残った民家にそれぞれ身を寄せてる。仮設トイレがところどころに設置されている。

ここでは、洗い場、炊事場、食事処、くつろぎ処、そしてお風呂まで、手近な材料で工夫してつくり、共同で利用していた。



「電気もね、すいどもねって、歌みたいだな」と笑うお父さん。牡蠣のイケスで井戸水利用の露天風呂を作った。おかげで4日に1回、お風呂に入れてる。




ゴミの分別もきっちり。洗濯物でさりげなく隠したりして。
「助け合い精神」という言葉が聞こえてきた。震災前から、助け合って暮らすのは当たり前のことで、お互いの顔や特技を尊重して暮らしてきたのかな。
「被災がなければ、牡蠣を食べさせたり、いろいろ案内していくのにねぇ・・・」焚火のまわりで談笑していた漁師のお父さんがぽつっと言ってくれた。
と、今日は息切れしてしまった。。続きは明日。
(鳥谷美幸)
2011年04月13日
お花見のヒトコマで思うこと
最近さくらがどこも満開ですね。
これは今が一番の見頃!であれば、お花見しなきゃもったいない!
ということで、先週スタッフみんなでお花見ランチに行きました。
オフィス近くの公園なのですが、とってもキレイ!
風に揺れて、花びらが舞うなかで、さくらの花がまるごと落ちてきました!
「さくらって、こんな風に落ちるっけ?」とスタッフ一同びっくり。
ブルーシートを敷いて、みんなで青空とさくらの下でわいわいとご飯を食べる。
あたたかな風と無邪気な子供の声が聞こえて、久しぶりにゆったりとしたランチを楽しむことができました。
今年はお花見も自粛ムードの雰囲気ですね。
確かに、こんな時にお酒を飲んでドンチャン騒ぎはちょっと・・・という意見。
わかります。
電気も水も無駄に出来ない。ライトアップは控えよう!
それも、ごもっともな意見です。
ただ、桜が満開になる時期は一年のうち、数週間しかありません。
私は「春」という季節が一番好きです。「お花見」は日本人が昔から四季を楽しむ行事であり、春を感じる貴重な時間を楽しんでもいいのでは?と思っています。
と言うのも、お花見をする人が減り、お花見に来る来場者で稼ぎを得ていた人たちが経済的に打撃を受けているという話を聞いたからです。こういった「自粛ムード」で日本全体に元気がなくなってしまうことが今、心配です。個人的には「自粛」するだけでは何も変わらないと思うんです。
普段の生活を継続し、日本経済を元気にすること。
これも被災者の方たちのために、私たちにできることのひとつだと思います。
今までの「当たり前」が「当たり前じゃない」。最近すごくそう思うんです。
ビルドバックベター。被災前より良い状態に。
(この言葉は4月2日のEARTHLING2011 「ほんとうの震災を知ろうーわたしたちにできること」で聞いた言葉です)
これを聞いた時、この言葉にすごく共感しました。
もっといい方向に!前よりも。そして今よりも。
私にもできること、探してみよう。
そして今までの「当たり前」を少しずつ、見直してみよう。
お花見を通じてそんなことを思ったのでした。
(笹尾 実和子)
2011年04月12日
エネルギーシフトと合わせて、"水シフト"も考えたい!
東北関東大震災から一ヶ月が経ちました。
皆さんはどんなことを思いながら、4月11日を迎えられたでしょうか。
私は、この一ヶ月半を"インプット強化月間"として捉えることにしました。これまで様々な情報に触れながらも、自らの活動として繋がっていかなかったことを振り返り、自戒を込めて「人と出逢い、語らい、即行動を起こす」ために動こうと決意。
「被災地にいない私たち市民は、いま何ができるだろうか」
という問いを念頭に、多くの方と会話をしています。と同時に、水を通じて地球や社会を考えるみずのがっこうとしては、今年の夏に向けどんなことができるだろう......とくり返し考えています。
今日はまず一つ目のインプット情報を、ダイジェスト版でご報告します。二つ、三つ目のインプット情報も報告していきますので、気になる活動があれば、ぜひご連絡ください。
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【3月30日(水)長野県・上田市】

先の大震災の影響により、東北地方を中心とした各地では「上下水道」が大打撃を受けました。これにより、広域な被災地では飲料水はもちろん、衛生的な生活をおくるための水の確保には大変苦労されています。下水道の復旧にいたっては、全域の作業を終えるのに3〜4年はかかると言われるほど、目処が立ちにくい状況です。
また、被災地以外でも電力供給がうまくいかないために、あらゆる地域や事業に支障がでました。この教訓から、いま各地では「エネルギーシフト」や「安全で安心な生活」の見直しをはかろうという動きが出てきています。

※写真は中本信忠先生
そこで、この日はみずのがっこう副校長の橋本淳司さんと共に、長野県上田市をホームとして活動されている中本信忠先生を訪ねました。先生は"緩速ろ過処理、およびろ過池の生物被膜の生物群集に関する研究"をされてきた専門家で、信州大学の名誉教授。現在は、NPO法人地域水道支援センターの理事長をされています。
そもそも、聞き慣れない言葉かもしれませんが、私たちが普段使っている水道水は"急速ろ過"された水が殆どです。川やダムから水を取り入れ、幾つもの工程を経て処理され、消毒された上下水道が、私たちのもとへ届けられています。(詳しくは、東京都水道局のサイトを参照)

※写真は上田市水道局浄水管理センターの資料室内で撮影
これらの過程を通る水は、たくさんの電力を使って浄化しているため、エネルギー依存度が高い水と言えるでしょう。一方、"緩速ろ過の浄水場"はまだ存在していますが、近年は"急速"方式にとって変わられ、使われなくなった施設も少なくありません。こちらは急速と比較されるため、緩速と称されているのですが、正しくは"生物浄化法"と呼ばれる方法で浄化されています。(詳しくは、中本先生のブログを参照)

近年は、更にコストをかけ多くのエネルギーを使って、"高度浄水処理"された水を供給するべく、巨額の設備投資がなされているのをご存知でしょうか。一般には知られていないようですが、水道事業は各都道府県の自治体で運営することになっています。また、水道事業は各自治体のエネルギー使用量の約4割を締めています。まして大規模な水道事業を自治体が請け負うということは、そこにかかる費用を住民が負担しなければならないために、全国の水道料金には大きな差が生まれているのが現状です。(この部分は橋本さんの著書で詳しく解説されています)

美味しく安全に浄水できる方法で、且つローコストなのに少ないエネルギーで運営できる浄水処理施設が既に存在している。そして、この度の大震災を経験してもなお、大きなダメージを受けずに運営できているとしたら、どうでしょうか?
少し聞いただけでも、"急速ろ過"より断然、"緩速ろ過"の方が魅力的に感じませんか。実は、中本先生をはじめとするNPO法人地域水道支援センターの方々は、これまで何年もこの主張を続けてこられてきました。ところが、エネルギー兼電力事情のように、水道事情もまた様々な圧力という壁があった為に、急速方式が広まっていったのです。

しかし今回の震災を機に、"エネルギーシフトの必要性"が強く語られ始めました。中本先生のもとを訪れた橋本さんも、環境負荷の低い浄水処理方法を推奨する"水シフト"の動きに、大きな期待を寄せています。
3月末から二ヶ月かけて、橋本さんと共に"水シフト"を取材していきます。5月下旬にはまとまったリポートを執筆いただく予定です。東北地方を中心に、ローカルコミュ二ティの中でエネルギーシフトと水シフト両方が実現されれば、大きなモデルになるはず。
今後も大いに注目していきたいと思っています。
(風間美穂)
2011年04月07日
Think the "Earth Day 2011" を開催します!
こんにちは、曽我です。
都内でもさくらが満開になりつつあり、春を感じる気候になってきましたね。
ニュースからはお花見を自粛するようにという声が聞こえてきますが、一方ではお花見で東北のお酒を飲もう!という声も聞こえてきます。皆さんはお花見に行かれましたか?
私たちThink the Earthプロジェクトは毎年4月22日のアースデイに「Think the Earth Day Party」を開催しています。今年も開催準備を進めていましたが、3月11日に発生した東日本大震災を受け、開催するべきかどうか真剣に悩みました。
今回の震災は被災地の範囲が広く、未だに被害の規模が把握できておらず、行方不明者の捜索も続いています。原発事故もまったく終わりが見えません。その一方、今、日本全国で被災地のため、これからの日本のために「わたしたちできること」「何かしたい」という気持ちが強く芽生えています。
その声を聞き、このような時だからこそ、これからの日本のことを集まっていただいた皆さまと一緒に考え、語る場になれるのではないかと考え、予定通り開催することにしました。
たくさんの方に来て頂き、日本の未来、世界の未来、地球の未来をみんなで一緒に考えてきたいと思います。皆さまのご参加、スタッフ一同心よりお待ちしております。
詳細は下記よりご確認ください。
Think the "Earth Day 2011"開催のお知らせ
▼2010年4月22日「Think the Earth Day Party」の様子

● お問い合せ先 ●
Think the Earthプロジェクト
担当:曽我・笹尾・長谷部
e-mail: event2011★thinktheearth.net
★を@に変えてご連絡ください
(曽我直子)
2011年04月01日
いま水について知るべきこと:みずのがっこう(2)
連日の報道を受け、私たちの意識はこれまで以上に、水へと向いています。
その一方で、数多く水の情報が溢れているために、不安も募ってきました。
こんな時、私たちはどうしたらいいのでしょうか?
みずのがっこう副校長先生の橋本淳司さんに尋ねました。
---------以下、抜粋---------
<放射性物質については引き続きウォッチする必要あり>
震災にともなう原発事故の影響で、各地の水道水から放射性物質が
検出されています。「健康には心配ない」との政府発表はありますが、
妊娠されている方、乳幼児の保護者の方は、とても心配されていると思います。
現在も放射性物質漏れは続いていると考えられますので、事態が収束するまで、
このようなサイトで数値変化を見続ける必要があるでしょう。
ヨウ素については事故発生から約1か月、その他、半減期の長い放射性物質
については、これから長い間、ウォッチしていく必要があります。
ペットボトル水は、放射性物質の影響を受けやすい妊婦さん、乳幼児に優先的に
飲んでもらいたいので、まわりの人はゆずってあげてください。
ペットボトル水であってもミネラル分のあまり入っていない「軟水」であれば、
ミルクをつくることはできます。
---------抜粋おわり---------
たとえば、鸚鵡(おうむ)返しのように安全を謳うニュースを眺める以外に、
このような情報を自ら得て、調べてみるだけで、少しは安心できますよね。
いま、私たちにできることは、色んな情報が飛び交う中でも、
一人ひとりが冷静になって、落ち着いて判断すること。整理して考えること。
今日は前回に続き(本人の了承得て)橋本淳司さんのメールマガジンより
いま「水について私たちが知っておくべきこと」のまとめをお届けします。
(風間美穂)
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編集・発行:アクアスフィア 橋本淳司事務所
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<同じ市内でも浄水場によって放射性物質の影響は変わる>
水道水の質は、原水(水道水のもとになる水)と浄水場によって変わります。
同じ市内でも、川の水を原水とする浄水場の水からは放射性ヨウ素が検出されたが、
地下水を水源とする浄水場の水からは検出されないというケースもあります。比較的
深いところにある地下水は、放射性物質を溶かした雨の影響を受けないためです。
そのため地下水活用を見直そうという動きも出てきました。
<放射性物質を含んだ雨に対し水道事業者がやっていること>
厚生労働省は3月27日までに、全国の水道事業者に対し、水道水への放射性物質流入
を防ぐため、降雨後の取水を中断したり、貯水池をビニールシートで覆ったりする
よう要請しました。
また、浄水場で粉末活性炭を使うなどの対策も提案しました。
活性炭処理はふつうカビ臭などの原因物質の除去がおもな目的です。
その原理は、活性炭の表面にある細かい隙間に、汚れの原因物質を物理的に吸着する
というものです。物質である限り、どんなものでも(放射性物質でも)一定の量は
吸着するのではないかと考えられます。
ただし、使用後の活性炭の処理に注意が必要だと思います。
<放射性物質を含んだ水道水に家庭用浄水器は対応できるのか>
【活性炭+αの浄水器】
浄水場が活性炭を大量投入すると発表したため、活性炭をろ過材に使用した浄水器
を購入に走るケースが目立ってきました。家電量販店では、浄水器売り場のまわり
に多くの人が集まっています。
現在販売されている浄水器のしくみを簡単に解説すると、ろ過材に「活性炭」を
つかったもの、もしくは「活性炭+α」というものが多いです。
そのしくみは、
●活性炭(細かい穴が無数に開いた炭が、汚れの原因を吸着する)
●活性炭 + 中空糸膜(細いストローを束ねたような形で、その側面に開いた
非常に細かい穴で汚れの原因をろ過する)
●活性炭 + セラミック(無機物多孔質の穴が、汚れの原因を吸着する)
などとなっています。
前述のようなしくみで、活性炭を使えば、「ある程度」の放射能物質は取れると
思います。セラミックも同じのような効果が期待できます。一方、中空糸膜
フィルターの穴は、放射性物質よりも大きいので通過してしまいます。
肝心なことがあります。
家庭用浄水器メーカーはJIS規格で定められた13項目
(塩素、鉛、トリハロメタン等)については試験し、除去性能を確認していますが、
ヨウ素やセシウムは試験の対象外で、水道水に混入することも想定していません。
だから除去できるかできないかというより、正確に言えば「試験をしていないので
わからない」といえます。
また、活性炭に放射性物質を吸着するということは、浄水器のカートリッジ内に
滞留している状態なので、そこから放射線が出る可能性はあります。
上記のようなろ過材の浄水器を売っているメーカーは、なるべく早く試験をして、
放射性物質にどの程度の効果があるのかを発表してもらいたいと思います。
【RO膜を使った浄水器】
RO膜とは、目には見えないくらいの小さな穴(中空糸膜の100分の1)に、
圧力を加えて水を通過させることで、汚れの原因物質を除去します。この浄水器で
あれば、放射性物質を、理論上、除去することができます。
RO膜を使った浄水器を使った浄水器を売っているメーカーのなかには、放射性物質
を取り除くことができると発表しているところもあります。そうしたメーカーには、
分離した放射性物質をどのように扱うかも、合わせて知らせて欲しいです。
《悪徳商法に注意》
安全な水を求める人の心を利用した、悪徳商法が行われているので注意してください。具体的にあったケースをいくつかお知らせします。
・ペットボトル水を不当に高い値段で販売する
・自宅の水道水を不当に高い値段で販売する
・ネットでペットボトル水を販売しているように見せかけ、
クレジットカード番号・暗証番号を引き出す
・耳障りのよい言葉、摩訶不思議な効能などを売り文句に、
放射性物質を除去することのできない浄水器を不当に高い値段で販売する
心配なことが多いと思いますが、こういうときこそ冷静な判断がいちばん大切です。
2011年03月25日
強力ソーラーパワーが支援活動の一助に...
今日、ショップでも取扱中のソーラー充電キットをつくられている、「ambientec」さんに足を運んで参りました。
前日の夜、土曜日から再度石巻、名取、仙台に炊き出しや物資の提供に行かれるソーシャルブリッジの湯川さんがオフィスにいらっしゃり、電気のインフラが整っていない現地にソーラー充電キットをもっていけないかというという話になりました。
早速、「ambientec」さんに連絡をしてみたところ、なんとまだ日本で販売の始まっていないイギリス製の強力ソーラー充電キットを提供くださるというたいへん有り難い申し出をいただき、受け取りに足を運んだ次第。
このソーラー充電キット、その名も「ソーラーゴリラ」。アフリカの動物保護活動の現場でも使われている実践派。携帯はもちろん、ノートPCの電源も取れる強力パワーが特徴です。
写真は「ambientec」さん本社で使用方法について説明を受け終わったところ。

オフィスに戻り早速テスト充電。パネルの大きさをご覧ください。これならたっぷり太陽のエネルギーを貯めてくれそうです。

上の写真ではつなげていませんが、実際は写真のバッテリーに接続して充電します。電源をとるときもパネルから直接取るのではなく、こちらのバッテリーから。名前は右から「パワーゴリラ」と「ミニゴリラ」。

電圧を変えることも出来ます。

夕方引き渡しの際に現地の活動についてお話しを聞くことが出来ました。湯川さんは、炊き出しや物資の提供と同時に現地の人たちから話を聞き、情報を伝える仕組みづくりも重要な課題だと言います。
避難所までは物資が届いているけれども、捌ききれず末端まで届けることが出来ない、例えば家の一階だけが流されて、二階は無事といった地域ではそのままそこに住んでいる人が150人ぐらいいるといったケースがあるそうなのですが、そういったところに物資を届けきれない状況があったりするそうです。
通信機器が使えることで、そういった地域の誰かと連絡を取り合ったり、直接状況を発信してもらう可能性が生まれます。ソーラー充電器が担う役割にはそういったことが考えられているということでした。
現地での活動の内容をお聞きしつつ、使い方の説明。

貴重な製品を快く提供くださったambientecの皆さま、ありがとうございます。湯川さん、気をつけていってきてください。Todoke!は湯川さんが現地で一緒に活動をされている団体のひとつです。
ソーシャルブリッジ株式会社
http://social-bridge.jp/
Todoke!
http://todoke.org/
ambientec
http://www.ambientec.co.jp/
東北関東大地震 「Think the Earth基金」
http://www.thinktheearth.net/jp/info/2011/03/-think-the-earth.html
(谷口西欧)
2011年03月24日
放射性物質における水の危険性:みずのがっこう(1)
東北関東大震災で被災されました皆さま
心よりお見舞い申しあげます。
流れるニュースに心を痛め、不安と隣り合わせの皆さま
私たちと出来ることを探していきましょう。
「みずのがっこう」の副校長先生である橋本淳司さんは、
作家・水ジャーナリストとして日本各地の浄水施設を巡ったり、
各都道府県の山林や自治体・市町村などを取材したりしながら、
多くの書籍を執筆されています。(詳しくはこちらのページより)
今日は、東北関東大震災で発生した福島原発事故の影響から見られる
"放射性物質における水汚染の危険性"についてメッセージいただきました。
(点線以下の全文、ご本人の了承を得て掲載します)
混乱の中、正確な情報にアクセスできず、不安に思っておられる方も多いはず。
分かりやすくまとめられていますので、ぜひ周囲の方へ教えてあげてください。
特に、乳幼児をかかえるお知り合いの方へは、情報を提供してあげるだけでも、
心のサポートになると思います。
水に関する情報は、引き続きUPDATEしていきます。
多くの方が、自然の恵みを安心して享受できる日が、
一日も早く訪れることを願ってやみません。
(風間美穂)
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編集・発行:アクアスフィア 橋本淳司事務所
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<なぜ水道水から放射性物質が検出されたのか>
震災にともなう原発事故の影響で、東日本各地の水道水から放射性物質が
検出されています。多くの方、とくに妊娠されている方、乳幼児の保護者
の方は心配されていると思います。
水にはさまざまな物質を溶かすという性質があります。
首都圏では地震発生以来、21日、22日の雨が、初めてのまとまった
降雨となりました。そのため空気中の放射能雲に含まれる放射性物質、
地表の放射性物質を溶かし込んだ水が、浄水場に入ったのではないか
と考えられます。
ただ、これは一時的なものではなく、数値の上下はあるものの、
今後も続くと考えられます。
現在も放射性物質漏れは続いていると考えられますので、事態が収束するまで、
このようなサイトで数値変化を見続ける必要があるでしょう。
現在は楽観的になることも、悲観的になることもない状況です。
<ペットボトル水は妊婦さん、乳幼児に優先的にまわす>
水道水から放射性物質が検出されたとはいっても、現時点では、
妊娠されている方、乳幼児以外には、すぐに健康に影響の出る数字ではないので、
落ち着いた対応が必要です。
すでに東京都では「東京水」の優先配布を行っていますが、
スーパーやドラッグストアでは、ペットボトル水の品薄状態が今後も続くと
考えられますので、妊娠している方、乳幼児に優先的にまわすことが大切です。
ちなみに、ニフティ株式会社では、「社内の自販機のミネラルウォーターは
小さいお子さんの居る社員に回しましょう」というアクションが起きています。
こうした動きが社会的に広がるといいですよね。
まだ放射性物質が検出されていない地域、もしくは検出されてもごく微量の地域
では、いまのうちに水道水を密閉できる容器にくんでおきましょう。
水道水の保存方法についてはこちらのページに示します。
<水道事業者は浄水場ごとのモニタリング結果を開示してほしい>
水道事業者の方には、浄水場ごとの水質データを開示していただきたいと思います。
(現在は市単位でのデータを開示しているケースが多いです)
水道水の質は、原水(水道水のもとになる水)と浄水場によって変わります。
まず原水ですが、河川水なのか、浅い地下水なのか、深い地下水なのかによって、
雨の影響は変わります。
河川水には直接雨が入りますし、地表の放射性物質を溶かした水も入ってきます。
浅いところにある地下水にも地表の放射性物質を溶かした水が入ってきます。
深いところにある地下水は、こうした影響を受けにくくなります。
こうした原水が浄水場に送られて、水道水ができあがるのですが、さらに浄水場が
採用しているろ過技術、水をためておく「ろ過地」の設計(雨水の影響を受けやす
いかどうか)、規模(大きな浄水場は一度悪い影響を受けると交換するのに時間が
かかる)などによっても、できあがる水道水の質は変わります。
浄水場ごとにデータをとり、今後事態が悪化したときには、なるべく安全な水道水
を優先的につかう必要があるでしょう(現在はいくつかの浄水場の水が混ぜられて
家庭に供給されるケースもあるので)。
<悪質業者に注意>
水の安全が脅かされることは、命が脅かされることにつながるので、多くの人が
とても神経質になっています。それはしかたのないことです。自分で納得のいく、
自衛手段をとっていただければと思います。
ですが、そうした弱みにつけこむ悪質な業者が登場しています。放射性物質を除去
するクスリ、浄水器などを販売するなどです。
また、安全な水を高値で販売する業者もあらわれています。
水が希少になったときに、水を高値で販売するというのは、世界中で行われている
悪い水ビジネスと同じで、犠牲者になるのは社会的な弱者です。
社会がそのようにならないよう、国には早めに対策を打ってほしいですし、
私たちも注意していきましょう。
2011年03月16日
現地で活動するNPO/NGOを応援します
Think the Earthプロジェクトの上田壮一です。
東北関東大震災から5日が経ちました。
あまりの災害の大きさに本当に驚いています。
被害にあった皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
まだ余震も続いていますし、原発も心配です。
ご家族やご友人が被災された方は
今も不安な毎日が続いていることと思います。
16年前、阪神大震災の時、僕は東京にいて、
自分の故郷が壊れてしまったのを見ました。
何かしたいとは思いましたが、何もできない自分がそこにいました。
悔しいけれど、一人の力には限界があります。
こんな時、僕たちにできることは、
まずは冷静になって、災害の現場に入って活動をする
経験豊富なプロを応援することだと思っています。
もうひとつできることは、寄付金を分散させることです。
どうしても大きな団体に巨額の寄付が集まりがちです。
現場でがんばっている人たちを直接支援することができたら
もっと目に見える支援になるのではないでしょうか。
また有効な情報を人に伝えることも、
16年前に比べて格段にやりやすくなりました。
そこでThink the Earthプロジェクトは
「何かしたい」という気持ちを持っている人に向けて
次の3つの活動を始めました。
1)現場で活動する信頼できるNGO/NPOを紹介すること
2)がんばっているNPO/NGOを応援するための基金をつくること
3)だれでも参加できるポジティブな動きを地球ニュースとして配信すること
詳しくは、それぞれリンクしていますのでご覧ください。
このブログでもしばらくは震災に関する情報をお届けする予定です。
これからも微力ではあるけれど、これまで培ってきたご縁も活かしながら、
自分たちにできることを探していこうと思っています。
ぜひご協力いただけたら嬉しいです!
(上田壮一)
2011年03月09日
キラウエア火山が・・・
こんにちは、曽我です。
昨年11月にハワイ島に行ったとスタッフブログにてご報告しましたが、そのとき行ったキラウエア火山が今たいへんなことになっているみたいです・・・!
→「2010年11月11日 火山の女神ペレ」
ニュースでみたときにビックリしました。詳しい場所は確認していませんが、私たちがお弁当を食べた溶岩の上もマグマ一色になっているような気が・・・。自分が訪れた場所だと思うと、自然の驚異を目の当たりに感じます。
人や家屋などに被害は出ていないようですが、あんなに激しい噴火を目にすると不安になってしまいますよね。現在は、周辺の国立公園やキャンプ場の一部を閉鎖し、観光客にも注意を呼びかけているようです。
火山の女神ペレの怒りにふれてしまったのでしょうか。早く噴火がおさまることを、遠く日本から祈っております。
(曽我直子)





