2011年10月14日

震災のここから・これから

おすすめ infoお知らせ

3.11の東日本大震災から7ヶ月という月日が経ち、現在被災地では復興が始まっています。Think the Earthプロジェクトは9月末までを一括りとし、Think the Earth基金を続けてきました。

この度10月21日(金)に二子玉川にあるカタリストBA『震災のここから・これから』 〜復興支援と日本のソーシャルイノベーション〜を開催します。

このイベントではThink the Earth基金のご報告とともに、震災直後から被災地で活動を続けてきたNPO/NGOや、被災地から始まった復興支援プロジェクトの方にお話を聞き、「ここから・これから」私たちにできることは何かを考えていきます。

また、ワークショップや懇親会を通じて、「被災地で活動する人」「被災地には行けないけれど何かしたい人」の思いをつなげる場にしたいと考えています。


●日 時: 2011年10月21日(金)
     12:15 開場/13:00 開始/18:00終了/懇親会 18:30〜

●会 場: カタリストBA(二子玉川ライズ・オフィス8階)
  東急大井町線・田園都市線二子玉川駅下車徒歩1分
       http://creative-city.jp/about/catalystba.html

●参加費: 無料 (懇親会参加の方は会費1,000円)

たくさんの方のご参加を、心よりお待ちしています。

お申込はこちら▼
https://business.form-mailer.jp/fms/f0703ec78873


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(曽我 直子)

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2011年07月28日

地球人大演説会ーEARTHLING 2011ーまであと2日!!

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こんにちは、Think the Earthプロジェクトの曽我です。
7月30日・31日に延期になっていたEARTHLING 2011の開催がいよいよ2日後に迫りました!!


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Think the Earthプロジェクトが主催するイベントとしては、初めての大きなイベントです。わくわくドキドキしながら準備を進めています!イベント当日はUSTREAMでの配信も予定しています!
※USTREAM中継は下記URLよりご覧ください。

日本語
http://www.ustream.tv/channel/earthling2011

英語
http://www.ustream.tv/channel/earthling2011-english


USTREAMでのご参加もお待ちしています!!!


(曽我直子)

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2011年06月22日

ap bank Fund for Japanのボランティアのに参加しました@石巻市ーその2

地球日記お知らせ

こんにちは、曽我です。
先月5月14日に※ap bank Fund for Japanのボランティアに参加した際の報告をしましたが、約1ヶ月後の6月11日、今回3回目の参加をしてきました。
※ ap bank Fund for Japanは、国際交流NGOピースボートとの相互協力により、ボランティアの募集を行っています。

ap bank Fund for Japanのボランティアのに参加しましたー石巻市

2回目に参加した時は2日間ともずっと雨模様。テント生活なので雨が降ると準備や片付けが大変でした。今回も週間天気予報では雨の予報だったので、心配しつつ現地へ出発。朝、石巻に到着したらいよいよ雨が本格的に降り出し、テント設営できるだろうか、、、と心配していたら朝の会が始まる8時頃に急に雨が止み始めました。いつの間にか天気予報は午後から晴れマークに!さっそくみんなバスから降りて朝の会の場所に移動します。

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朝の会はまず、ピースボート、apバンク、そのほか石巻復興支援協議会に登録しているボランティアの皆さんが集まって石巻市の現状の報告、ボランティア活動する際の注意事項などを聞きます。その後、分科会に分かれ、それぞれの配属先での各作業毎の注意事項などを聞きます。

前回もお伝えしましたが、apバンクではリピーターが多いということ。なるほど、確かに見たことある顔がチラホラ。現地スタッフの皆さんも顔なじみの方ばかりで、安心感が芽生えます。けど、3回目だからといって気を抜いてはいけません。しっかり現地のスタッフの方のお話を聞き、作業の準備に入ります。

今回は全部で17チーム。だいたい100名ほどの参加でした。今回も私たちが担当するのは泥だし作業。場所は1回目に担当した住吉地区です。準備ができたらみんなで道具を取りに行き、活動場所まで移動します。なんと、今回の活動拠点は住吉公園、大島神社!


大きな地図で見る

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そう、1回目の参加の際に泥だし作業を行った場所でした。あの時は範囲も広かったために大島神社のみの作業で終ってしまいましたが、約1ヶ月後の今回、住吉公園もとてもきれいになっていて、見えていなかった砂場があり、子どもたちが公園で遊んでいる姿を目にすることができました。

毎週末の短期ボランティアの皆さんや、毎日の定期ボランティアの皆さんが活動をしていることが、石巻市の皆さんの日々の生活を少しずつでも取り戻す一歩のお手伝いができているんだと実感しました。

物想いにふけっているのもそこそこに早速作業開始です。今回は、住吉一丁目地区の側溝のヘドロだし。側溝にはコンクリートの蓋がしてあるので、まずは側溝の蓋を外すことから始めます。ただ、この作業は普段は素人が行う作業ではありません。細心の注意を払って行わなければ大怪我の元。みんなで協力しながら蓋を外しました。また、今回は個人住宅の前の側溝も作業場所に入っているため、住民の方に声をかけながらの作業でした。

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1回目のときは感じなかったのですが、側溝のヘドロは臭いがとてもキツいです。ドブの臭いと生臭い臭いと化学薬品の臭いが交じって、何ともいえない臭いでした。幸いにも前日・午前中と雨が降っていたために粉塵はありませんでしたが、水が含んだ泥はとても重いです。バテないように、何度も休憩を挟みながらチーム内で効率のいい方法を考えながらひたすらヘドロだし。

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石巻市では最近短期ボランティアの皆さんには側溝のヘドロだしを中心に作業を行ってもらっているようです。それはこれから夏が近づくにつれて、側溝にヘドロが溜まっていると雨が降った際、水が流れず、側溝からヘドロが溢れでてしまう恐れがあるからです。そうなると、ここ近年の日本では流行っていないような感染病が出てしまう懸念があります。

毎年夏にThink the Earthプロジェクトでは、「※みずのがっこう」という、みずを切り口に地球を考えるイベントを開催しています。そこで学んだことが、今回の作業を急いでいる意味をとても感じることができました。
※みずのがっこうは今年も7月1日から開催予定です。

夜のチームミーティングでは、それぞれの想いを話しながら、私がこれまでに学んだことを伝えました。みんなで真剣に話し合いをし、その話を経た上で、翌日も頑張るために早めの就寝。

2日目も同じく側溝のヘドロだしです。1日目の反省点を活かし、作業に取りかかります。やはり2日目は作業効率がとてもいい。チームワークも前日よりもとても良く、それぞれの役割を決め、1mでも長く側溝がきれいになるよう頑張ります。

apbank20110611_08.jpg※作業をする前。一番上まで泥が溜まっています。ここは幸い湿った程度のヘドロでした。

apbank20110611_09.jpg※作業後。全部のヘドロを取り除きました。

今回は住民の方にも協力をいただきながらの作業だったので、地元の方ともふれあいつつ、みんな元気に作業に取りかかりました。2日間の作業で各家庭からお土産もたくさん頂き、作業後には避難所で生活している皆さんに、いつものお礼ということで300個以上の折り鶴を頂きました。皆さんの暖かい気持ちに涙が出そうでした。今回のチームだけでなく、3月の第1陣から継続的に活動を続けているボランティアの皆さんへの想いだと、責任を持って受け取ってきました。

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帰りの会では、2日間で約1kmの側溝のヘドロ出しができたと報告を受けました。スタッフの方が1kmもできるとは思わなかったと。みんなで力を合わせればできることはたくさんある!今回も強く感じた2日間でした。

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最後に、今回apバンクのボランティアで一緒に活動し、リーダーを務めていた皆さんが、東京でも何かをしたい!という想いから、チームを結成し、募金活動を始めることになったと報告を受けました。集まった寄付は石巻災害復興支援協議会に全額寄付されるそうです。興味がある方は、ブログ「meguri311」で最新情報をご確認ください。

こうやって、ひとりひとりの想いが繋がり、大きな形になってアクションに繋がっていくことは本当に素晴らしいことだなと思いました。私自身も個人でできる支援を継続的に続けていきたいと思います。

今回も長い報告となりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

(曽我直子)

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2011年05月23日

Think the Earth基金の支援先を訪問=RQ編

地球日記お知らせ

Think the Earth基金で寄付をさせていただいた、NGO/NPOの訪問記、第二弾です。
お読みいただけると、うれしいです。

5月17日(火)
SVA(シャンティ国際ボランティア会)の次に向かったのは、RQ災害救援センターが本拠地としている、登米市の旧鱒淵小学校です。
登米は、内陸部で比較的被害が大きくなく、気仙沼や南三陸、陸前高田など、被害の大きい沿岸部にアクセスがしやすい場所にあります。RQは、この登米本部他4カ所の沿岸部で、炊き出し、物資提供、ボランティア派遣等を行っています。

総務班のガッキーこと、新垣(しんがき)さんにお話を聞きました。(お写真撮り忘れました!)

本部拠点は旧鱒淵小学校の体育館。すぐ隣は避難所になっていて、最初は被災者の方のプライバシーを大切にするために行き来を控えていたけれども、次第に交流の機会も増えているとのこと。
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運営はすべてボランティア。1日〜1ヶ月以上と、滞在期間は様々ですが、みんなが守るべき生活ルールを基本にしてます。
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ボランティアは5チームに分かれています。ボランティアのための炊き出しを行うキッチン班があるのが、RQならでは。
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RQは、「NPO 法人日本エコツーリズムセンター」が中心となって、震災直後に結成されました。もともと、農山漁村に拠点をおき、野外教育や自然体験活動をやってきた人たちが核となっていて、水も電気もない被災直後の緊急時に、いち早く現地に入って、物資を届けてきました(自衛隊ほどではありませんが、衣食住を自己完結できる人たちなのです)。

そして、その機動力を活かして、公的支援が届きやすい避難所ではなく、数軒で自主避難している小規模の避難所を中心に、被災者と対話しながら刻々と変わるニーズに応じた支援活動を行っています。大きな避難所暮らしの方たちも大変なことに変わりはありませんが、個人の家にも、避難してきた人たちを何人も受け入れていて、かつ、まだライフラインが回復していないところがあるとのこと。
公的機関のできること、RQのような組織ができること、それぞれ必要ですね。

最近は、RQの活動を知った地元、登米の人たちが、自分のお風呂を解放してくれたり、食材を届けてくれたりと、気持ちの交流が生まれています。
また、「ちゃんと見て欲しい」と、ボランティアを、被災した自分の家に案内してくれた避難所の方もいたそうです。

5チームに分かれている班には、それぞれリーダーがいますが、すべてボランティアの手による運営なので、リーダーも週替わり、あるいは数日後に交替なんてことも。
でも、みんなが基本ルールに則って、自主的にやるべきこと(=被災者支援)をやっているので、うまくまわっているのだといいます。なので、指示待ちの人にとっては、ちょっと居づらい場所かもしれないとのこと。あと、チームで動くので、単独行動を好む人は向かないかもしれない、と個人的には思います。


●フロアー班によって仕分けられた物資たち
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宮城県に数ヶ所あるRQの拠点には、新幹線やバスなどの公共交通機関や車でアクセスできます。「どうやって現地に行ったらいいかわからない」という人はこちらの『各拠点の活動・アクセス方法』を参考にしてみてくださいね。

http://www.rq-center.net/volunteer

また、"自力での移動が基本"ですが、東京本部(西日暮里)から登米の現地本部までバスを運行して、ボランティアのサポートをしています。
週2回の説明会情報とともに、こちらをご覧ください。

http://www.rq-center.net/rqsetumeikai


●ボランティア入口。この中に物資が詰まれ、ボランティアが寝泊まり。
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●テントのない人は余っていれば借りることもできるけど、こんな場所もあります。
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次回は、難民を助ける会編です。
(はらだまりこ)

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2011年05月23日

Think the Earth基金の支援先を訪問=SVA編

地球日記お知らせ

今回、短い間ですが、震災ボランティアに行ってきました。
その前に、Think the Earth基金で寄付をさせていただいた、NGO/NPOのいくつかに、訪問し、活動の様子をうかがってきたので、ご報告します。


5月17日(火)
早朝5:40、仙台着。駅前はまだ静か。
ぱっと見、震災の被害は見受けられないほど。
駅のマクドナルドは営業してました。

9:30、気仙沼に向けて出発。
震災当時は停電や断水などもあったし、避難をされていた方もいたと聞いていたけれど、市内は日常を取り戻しつつあるように見えました。もちろん、見えないところで、まだ支援を必要としている人がいるはずですが。

陸上自衛隊仙台駐屯地の前を通り過ぎ、三陸自動車道に。
高速から見えるのは、のどかな田園風景そのもの。
登米で高速を降りてしばらくも、景色は相変わらず。
ここからわずかのところに、未曾有の津波被害を受けた地域があることが、正直、想像できません。
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私だけかもしれませんが、被災地の悲惨な映像をずっと見続けているせいで、仙台から一歩出れば、そこで何らかの被害の光景、非日常的な状態を目にするものだと、覚悟していました。勘違いしていました。
でも、実際は震災から2ヶ月経っていて、地域の人たちや自衛隊やそのほかいろんな人たちのがんばりで、初期復旧できるところはしているし、『津波』の被害があるところとないところで、「見た目」に大きな違いがあるんですね。
(これが今回の震災の特徴だと、さんざん言われてきたけれど、実際に見て、その歴然とした違いの意味がやっとわかった気がします。

仙台を出て約2時間半で気仙沼。シャンティ国際ボランティア会(SVA)が今回の震災を受けて開設した事務所に到着。
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お寺の駐車場の一角を借りたプレハブの建物で、常時20-30人のスタッフ・ボランティアが寝泊まりしながら、主に気仙沼・本吉地区の支援を行っています。
同じお寺の敷地内には避難所があり、今も30人の方が避難生活を送っているとのこと。
SVAではこの避難所も含め、本吉地区の9つの避難所に約250食の食事を提供しています。
(気仙沼市全体で、一時期百数十あった避難所は、5月20日現在59カ所、避難所で生活している方は4,160人。この他、親戚や知人の家に避難している人も多い。市の人口は約73,363人。)

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震災の翌週に被災地に入ったSVAは、緊急の支援物資配布を行ったのち、ここ気仙沼でボランティアセンターの立ち上げに関わりました。社会福祉協議会自体が被災していたため、書類も何も残っておらず、まずは運営体制を整えるところからのスタートだったとのこと。もちろん、職員さんたちも被災者だから、その苦労は相当なものだったでしょう。
そんな中、SVAのサポートは大きかったのではと思います。

現在は上記のような炊き出し、物資支援を行いながら、子どものための遊び場づくりや、地域の方の話を聞き、必要なものはなにかを拾いだす活動を続けています。

●日本財団から提供を受けたトラック。これで物資や炊き出しの材料を運びます。
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「今後も、市やボランティアセンター、気仙沼で活動する他のNGO等と連携をとりながら、地域との関わりを何より大事にしていきたい」と、白鳥さん。
「これからは、人と知恵の横広域連携が必要です。この地域は、もともと震災前から過疎の問題がありました。でも、自分たちはここに10年先も20年先もずっといて、地域をになっていける訳ではありません。地域に若い世代が残り、お年寄りが暮らしやすい地域づくりをするためのお手伝いが少しでもできればと思っています。そのためにも、最低1年、できれば2年はここに残り、地域の方との信頼関係を築いていきたい」と話してくれました。

●事務所スペースと
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●スタッフの生活と物資の準備等を行うスペース
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●段ボールの向こうには、仮設のシャワールームが。数週間前に水道が通ったとのこと。
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●壁には炊き出しのスケジュール等が書かれています。
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ちなみに、SVA気仙沼でボランティアをしたい場合は、最低1週間以上来られる人に限っています。TOTOの労働組合は、毎週交替で社員を派遣しているとのこと。伺った時にも、避難所のニーズを聞き取ってエクセルの表を作成している社員の方に出会いました。


スタッフの白鳥さん(左)と東さん(右)。真ん中にいるのはカナダから来たボランティアのジェイソン。何年も前に、宮城に留学していたことがあり、今回の震災を聞いて駆けつけたとのこと。
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(気仙沼本吉の海岸線から3kmくらい内陸の川沿いの風景)
道路に立って右を見て
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左を見ると
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その違いに、言葉をなくします。


次回は、RQ災害救援センターへの訪問記です。

(はらだまりこ)

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