2011年04月07日

Think the "Earth Day 2011" を開催します!

おすすめ infoお知らせ

こんにちは、曽我です。
都内でもさくらが満開になりつつあり、春を感じる気候になってきましたね。
ニュースからはお花見を自粛するようにという声が聞こえてきますが、一方ではお花見で東北のお酒を飲もう!という声も聞こえてきます。皆さんはお花見に行かれましたか?

私たちThink the Earthプロジェクトは毎年4月22日のアースデイに「Think the Earth Day Party」を開催しています。今年も開催準備を進めていましたが、3月11日に発生した東日本大震災を受け、開催するべきかどうか真剣に悩みました。

今回の震災は被災地の範囲が広く、未だに被害の規模が把握できておらず、行方不明者の捜索も続いています。原発事故もまったく終わりが見えません。その一方、今、日本全国で被災地のため、これからの日本のために「わたしたちできること」「何かしたい」という気持ちが強く芽生えています。

その声を聞き、このような時だからこそ、これからの日本のことを集まっていただいた皆さまと一緒に考え、語る場になれるのではないかと考え、予定通り開催することにしました。

たくさんの方に来て頂き、日本の未来、世界の未来、地球の未来をみんなで一緒に考えてきたいと思います。皆さまのご参加、スタッフ一同心よりお待ちしております。

詳細は下記よりご確認ください。
Think the "Earth Day 2011"開催のお知らせ

▼2010年4月22日「Think the Earth Day Party」の様子
tteday20100422.jpg

● お問い合せ先 ●
Think the Earthプロジェクト
担当:曽我・笹尾・長谷部
e-mail: event2011★thinktheearth.net
★を@に変えてご連絡ください

(曽我直子)

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2011年04月01日

いま水について知るべきこと:みずのがっこう(2)

みずのがっこうお知らせ

連日の報道を受け、私たちの意識はこれまで以上に、水へと向いています。
その一方で、数多く水の情報が溢れているために、不安も募ってきました。

こんな時、私たちはどうしたらいいのでしょうか?
みずのがっこう副校長先生の橋本淳司さんに尋ねました。

---------以下、抜粋---------

<放射性物質については引き続きウォッチする必要あり>

震災にともなう原発事故の影響で、各地の水道水から放射性物質が
検出されています。「健康には心配ない」との政府発表はありますが、
妊娠されている方、乳幼児の保護者の方は、とても心配されていると思います。

現在も放射性物質漏れは続いていると考えられますので、事態が収束するまで、
このようなサイトで数値変化を見続ける必要があるでしょう。

ヨウ素については事故発生から約1か月、その他、半減期の長い放射性物質
については、これから長い間、ウォッチしていく必要があります。

ペットボトル水は、放射性物質の影響を受けやすい妊婦さん、乳幼児に優先的に
飲んでもらいたいので、まわりの人はゆずってあげてください。
ペットボトル水であってもミネラル分のあまり入っていない「軟水」であれば、
ミルクをつくることはできます。

---------抜粋おわり---------


たとえば、鸚鵡(おうむ)返しのように安全を謳うニュースを眺める以外に、
このような情報を自ら得て、調べてみるだけで、少しは安心できますよね。
いま、私たちにできることは、色んな情報が飛び交う中でも、
一人ひとりが冷静になって、落ち着いて判断すること。整理して考えること。

今日は前回に続き(本人の了承得て)橋本淳司さんのメールマガジンより
いま「水について私たちが知っておくべきこと」のまとめをお届けします。

(風間美穂)


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編集・発行:アクアスフィア 橋本淳司事務所
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<同じ市内でも浄水場によって放射性物質の影響は変わる>

水道水の質は、原水(水道水のもとになる水)と浄水場によって変わります。

同じ市内でも、川の水を原水とする浄水場の水からは放射性ヨウ素が検出されたが、
地下水を水源とする浄水場の水からは検出されないというケースもあります。比較的
深いところにある地下水は、放射性物質を溶かした雨の影響を受けないためです。

そのため地下水活用を見直そうという動きも出てきました。


<放射性物質を含んだ雨に対し水道事業者がやっていること>

厚生労働省は3月27日までに、全国の水道事業者に対し、水道水への放射性物質流入
を防ぐため、降雨後の取水を中断したり、貯水池をビニールシートで覆ったりする
よう要請しました。

また、浄水場で粉末活性炭を使うなどの対策も提案しました。

活性炭処理はふつうカビ臭などの原因物質の除去がおもな目的です。
その原理は、活性炭の表面にある細かい隙間に、汚れの原因物質を物理的に吸着する
というものです。物質である限り、どんなものでも(放射性物質でも)一定の量は
吸着するのではないかと考えられます。

ただし、使用後の活性炭の処理に注意が必要だと思います。


<放射性物質を含んだ水道水に家庭用浄水器は対応できるのか>

【活性炭+αの浄水器】
浄水場が活性炭を大量投入すると発表したため、活性炭をろ過材に使用した浄水器
を購入に走るケースが目立ってきました。家電量販店では、浄水器売り場のまわり
に多くの人が集まっています。

現在販売されている浄水器のしくみを簡単に解説すると、ろ過材に「活性炭」を
つかったもの、もしくは「活性炭+α」というものが多いです。

そのしくみは、
●活性炭(細かい穴が無数に開いた炭が、汚れの原因を吸着する)
●活性炭 + 中空糸膜(細いストローを束ねたような形で、その側面に開いた
非常に細かい穴で汚れの原因をろ過する)
●活性炭 + セラミック(無機物多孔質の穴が、汚れの原因を吸着する)
などとなっています。

前述のようなしくみで、活性炭を使えば、「ある程度」の放射能物質は取れると
思います。セラミックも同じのような効果が期待できます。一方、中空糸膜
フィルターの穴は、放射性物質よりも大きいので通過してしまいます。

肝心なことがあります。

家庭用浄水器メーカーはJIS規格で定められた13項目
(塩素、鉛、トリハロメタン等)については試験し、除去性能を確認していますが、
ヨウ素やセシウムは試験の対象外で、水道水に混入することも想定していません。

だから除去できるかできないかというより、正確に言えば「試験をしていないので
わからない」といえます。

また、活性炭に放射性物質を吸着するということは、浄水器のカートリッジ内に
滞留している状態なので、そこから放射線が出る可能性はあります。

上記のようなろ過材の浄水器を売っているメーカーは、なるべく早く試験をして、
放射性物質にどの程度の効果があるのかを発表してもらいたいと思います。


【RO膜を使った浄水器】
RO膜とは、目には見えないくらいの小さな穴(中空糸膜の100分の1)に、
圧力を加えて水を通過させることで、汚れの原因物質を除去します。この浄水器で
あれば、放射性物質を、理論上、除去することができます。

RO膜を使った浄水器を使った浄水器を売っているメーカーのなかには、放射性物質
を取り除くことができると発表しているところもあります。そうしたメーカーには、
分離した放射性物質をどのように扱うかも、合わせて知らせて欲しいです。


《悪徳商法に注意》
安全な水を求める人の心を利用した、悪徳商法が行われているので注意してください。具体的にあったケースをいくつかお知らせします。

・ペットボトル水を不当に高い値段で販売する
・自宅の水道水を不当に高い値段で販売する
・ネットでペットボトル水を販売しているように見せかけ、
 クレジットカード番号・暗証番号を引き出す
・耳障りのよい言葉、摩訶不思議な効能などを売り文句に、
 放射性物質を除去することのできない浄水器を不当に高い値段で販売する

心配なことが多いと思いますが、こういうときこそ冷静な判断がいちばん大切です。

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2011年03月24日

放射性物質における水の危険性:みずのがっこう(1)

みずのがっこうお知らせ

東北関東大震災で被災されました皆さま
心よりお見舞い申しあげます。

流れるニュースに心を痛め、不安と隣り合わせの皆さま
私たちと出来ることを探していきましょう。


「みずのがっこう」の副校長先生である橋本淳司さんは、
作家・水ジャーナリストとして日本各地の浄水施設を巡ったり、
各都道府県の山林や自治体・市町村などを取材したりしながら、
多くの書籍を執筆されています。(詳しくはこちらのページより)

今日は、東北関東大震災で発生した福島原発事故の影響から見られる
"放射性物質における水汚染の危険性"についてメッセージいただきました。
(点線以下の全文、ご本人の了承を得て掲載します)

混乱の中、正確な情報にアクセスできず、不安に思っておられる方も多いはず。
分かりやすくまとめられていますので、ぜひ周囲の方へ教えてあげてください。
特に、乳幼児をかかえるお知り合いの方へは、情報を提供してあげるだけでも、
心のサポートになると思います。

水に関する情報は、引き続きUPDATEしていきます。
多くの方が、自然の恵みを安心して享受できる日が、
一日も早く訪れることを願ってやみません。

(風間美穂)


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編集・発行:アクアスフィア 橋本淳司事務所
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<なぜ水道水から放射性物質が検出されたのか>

震災にともなう原発事故の影響で、東日本各地の水道水から放射性物質が
検出されています。多くの方、とくに妊娠されている方、乳幼児の保護者
の方は心配されていると思います。

水にはさまざまな物質を溶かすという性質があります。

首都圏では地震発生以来、21日、22日の雨が、初めてのまとまった
降雨となりました。そのため空気中の放射能雲に含まれる放射性物質、
地表の放射性物質を溶かし込んだ水が、浄水場に入ったのではないか
と考えられます。

ただ、これは一時的なものではなく、数値の上下はあるものの、
今後も続くと考えられます。

現在も放射性物質漏れは続いていると考えられますので、事態が収束するまで、
このようなサイトで数値変化を見続ける必要があるでしょう。

現在は楽観的になることも、悲観的になることもない状況です。


<ペットボトル水は妊婦さん、乳幼児に優先的にまわす>

水道水から放射性物質が検出されたとはいっても、現時点では、
妊娠されている方、乳幼児以外には、すぐに健康に影響の出る数字ではないので、
落ち着いた対応が必要です。

すでに東京都では「東京水」の優先配布を行っていますが、
スーパーやドラッグストアでは、ペットボトル水の品薄状態が今後も続くと
考えられますので、妊娠している方、乳幼児に優先的にまわすことが大切です。

ちなみに、ニフティ株式会社では、「社内の自販機のミネラルウォーターは
小さいお子さんの居る社員に回しましょう」というアクションが起きています。
こうした動きが社会的に広がるといいですよね。

まだ放射性物質が検出されていない地域、もしくは検出されてもごく微量の地域
では、いまのうちに水道水を密閉できる容器にくんでおきましょう。

水道水の保存方法についてはこちらのページに示します。


<水道事業者は浄水場ごとのモニタリング結果を開示してほしい>

水道事業者の方には、浄水場ごとの水質データを開示していただきたいと思います。
(現在は市単位でのデータを開示しているケースが多いです)
水道水の質は、原水(水道水のもとになる水)と浄水場によって変わります。

まず原水ですが、河川水なのか、浅い地下水なのか、深い地下水なのかによって、
雨の影響は変わります。
河川水には直接雨が入りますし、地表の放射性物質を溶かした水も入ってきます。

浅いところにある地下水にも地表の放射性物質を溶かした水が入ってきます。
深いところにある地下水は、こうした影響を受けにくくなります。

こうした原水が浄水場に送られて、水道水ができあがるのですが、さらに浄水場が
採用しているろ過技術、水をためておく「ろ過地」の設計(雨水の影響を受けやす
いかどうか)、規模(大きな浄水場は一度悪い影響を受けると交換するのに時間が
かかる)などによっても、できあがる水道水の質は変わります。

浄水場ごとにデータをとり、今後事態が悪化したときには、なるべく安全な水道水
を優先的につかう必要があるでしょう(現在はいくつかの浄水場の水が混ぜられて
家庭に供給されるケースもあるので)。


<悪質業者に注意>

水の安全が脅かされることは、命が脅かされることにつながるので、多くの人が
とても神経質になっています。それはしかたのないことです。自分で納得のいく、
自衛手段をとっていただければと思います。

ですが、そうした弱みにつけこむ悪質な業者が登場しています。放射性物質を除去
するクスリ、浄水器などを販売するなどです。

また、安全な水を高値で販売する業者もあらわれています。

水が希少になったときに、水を高値で販売するというのは、世界中で行われている
悪い水ビジネスと同じで、犠牲者になるのは社会的な弱者です。

社会がそのようにならないよう、国には早めに対策を打ってほしいですし、
私たちも注意していきましょう。

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2011年03月16日

現地で活動するNPO/NGOを応援します

お知らせ

Think the Earthプロジェクトの上田壮一です。

東北関東大震災から5日が経ちました。
あまりの災害の大きさに本当に驚いています。
被害にあった皆様に、心からお見舞いを申し上げます。
まだ余震も続いていますし、原発も心配です。
ご家族やご友人が被災された方は
今も不安な毎日が続いていることと思います。

16年前、阪神大震災の時、僕は東京にいて、
自分の故郷が壊れてしまったのを見ました。
何かしたいとは思いましたが、何もできない自分がそこにいました。
悔しいけれど、一人の力には限界があります。

こんな時、僕たちにできることは、
まずは冷静になって、災害の現場に入って活動をする
経験豊富なプロを応援することだと思っています。

もうひとつできることは、寄付金を分散させることです。
どうしても大きな団体に巨額の寄付が集まりがちです。
現場でがんばっている人たちを直接支援することができたら
もっと目に見える支援になるのではないでしょうか。

また有効な情報を人に伝えることも、
16年前に比べて格段にやりやすくなりました。

そこでThink the Earthプロジェクトは
「何かしたい」という気持ちを持っている人に向けて
次の3つの活動を始めました。

1)現場で活動する信頼できるNGO/NPOを紹介すること
2)がんばっているNPO/NGOを応援するための基金をつくること
3)だれでも参加できるポジティブな動きを地球ニュースとして配信すること

詳しくは、それぞれリンクしていますのでご覧ください。
このブログでもしばらくは震災に関する情報をお届けする予定です。

これからも微力ではあるけれど、これまで培ってきたご縁も活かしながら、
自分たちにできることを探していこうと思っています。
ぜひご協力いただけたら嬉しいです!

(上田壮一)




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2010年08月11日

Yahoo! とクイズ!

プロジェクト裏話お知らせ

こんにちは、佐々木です。
猛暑と世間では言われていますが、あまり猛暑に感じないのは僕だけ? な今日この頃です。

さて、この暑いさなかに、Yahoo! Japanさんのグリーンプロジェクト、「地球温暖化防止キャンペーン」に協力しています。
4名の出題者が毎週次々にクイズを出すのですが、Think the Earthプロジェクトではこのクイズのプランニングから監修、リンクの提供などを担当しています。

今週は登山家の栗城さん。
ゲストはかなり豪華で盛りだくさんなので、ぜひ見てみてくださいね!

quiz.png

(佐々木 拓史)

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