2011年10月28日

東北ツアーに行ってきました!〜福島編〜

地球日記

少し前の話になりますが、夏休みを使って7泊8日で東北ツアーに行ってきました!
昨年度のみずのがっこう仙台ワークショップと、今年の石巻ボランティア以外は行ったことのない東北。復興もまだままならない状況で遊びに行ってもいいのかな...、と不安を抱えながらの旅の出発でした。

今回の旅はすべて鈍行列車で乗り継ぎ乗り継ぎ、被災の影響で電車が止まっている箇所だけレンタカーを借りての移動です。まず最初に目指すのは福島県。そこから宮城県→岩手県→(山形県)→青森県が最終目的地です。

まずは1日目。04:59の始発電車で会津若松を目指しました。所要時間は6時間53分。時間だけ聞くと、長いなぁと思いましたが、到着するのはお昼前の11時52分。ギリギリ午前中に到着します。

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移動途中の電車の中の風景

到着した会津若松は赤べこだらけ!!初めてみた赤べこは様々なデザインの種類があり、どれも愛らしくてとても可愛く、すぐに大ファンになりました。

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到着した日はいろんな方からおすすめしてもらった、五色沼・磐梯山に行きました。裏磐梯ビジターセンターに立ち寄ったり、ボートに乗ったりしていたので、気が付いたら日が落ちる時間になってしまい、全部の沼は巡ることができなかったのですが、自然の中でとても気持ちのいい時間を過ごしました。

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翌日は会津若松の街を堪能しました。まず目指すは若松城。通称「鶴ヶ城」。ここでは地元ボランティアガイドの飯田さんにお城を案内をしていただきました。

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会津で生まれ、会津に育ち、会津で生きる。鶴ヶ城の歴史、会津の歴史、戊辰戦争の歴史を1時間半近く、お城を巡りながら教えてくださいました。ここに住んでいないとわからないことばかりで、本当に勉強になり、自分の育った土地を愛する想いが伝わってきました。会津魂なるものを、目の当たりに感じたお城巡りでした。

飯田さんから、ぜひ白虎隊のお墓に行ってみるといいと教えてもらったので、次に目指したのは飯盛山です。飯盛山では、白虎隊のお墓を先祖代々守っている墓守の飯盛さんにお会いしました。飯盛さんからもここでしか聞くことのできない、白虎隊のお話を聞くことができました。そこに住んでいる土地の方から、その街の歴史をきく大切さを噛み締めた旅のスタートでした。

20110128_9.jpg飯盛山から会津の街をみた風景(お城も小さく写っています)。白虎隊員はこの風景を見ながら育ちました。

最終日、駅に立ち寄ったときに「自然災害に負けず、一つになろう日本!」というボードをみつけました。みんなのメッセージを読むと、全国各地からの福島を応援する声でした。一枚一枚全部読みたかったのですが、とてもたくさんのメッセージだったので時間がなく全部読むことはできませんでした。ただ、みんなの気持ちは大きく伝わり、涙が出ました。そして、私も頑張ろう、応援しようと。

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とっても楽しかった会津若松。五色沼も全部巡ることができなかったので、必ずまた行きます!!


次回は〜宮城編〜でお会いしましょう!

(曽我直子)

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2011年10月20日

小石川植物園にいってきました。

地球日記

一週間ほど前に、「アースウォッチジャパン」のフィールド体験セミナーを受講して参りました。テーマは、「植物園で考えるビジネスと生物多様性」。

午前は植物園の作業のお手伝い、午後は講義が2本ありました。今日は午前中の模様を少しご紹介します。

フィールドは丸ノ内線の茗荷谷駅から、徒歩15分ほどにある「小石川植物園」。徳川綱吉の時代に幕府がつくった薬園が前身で、300年以上の歴史を誇る日本最古の植物園です。

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午前の作業は、春〜秋のあいだ外に出していた鉢を温室に戻すこと。
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自分の背の倍以上ある植木もあって、入り口の縁にぶつけないように慎重に運びます。男性3人でようやく持ち上がる大きさのものもありました。
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作業後、少し時間が出来たのでみなで園内を散策しました。

ニュートンの生家の庭にあったリンゴの木を移植したもの。「挿し木なのでクローンだよ」と案内してくださった方の言葉。へー。
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こちらは「メンデル葡萄」。
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こちらは「精子発見のイチョウの木」。
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こちらはなんと1本の木のように見えて、じつはこれ自体が一枚の葉っぱなのだそうです。
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軍手と比べるとどれほど大きいかがよくわかります。根元の部分も茎ではなく、葉っぱなんだとか!
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図鑑の分類と同じ順番で植えられているのだそうです。最後はキク科。
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月並みですが植物の世界は奥深いなーと実感。研究者の地道な仕事と、面白さを少しかいま見た気がしました。


・アースウォッチジャパン
・小石川植物園

(谷口西欧)

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2011年09月02日

世界のサムライジャパンを探して世界一周!サムライバックパッカープロジェクト

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皆さんこんにちは。
Think the Earthプロジェクトの笹尾です。

気づけばもう9月。
私がThink the Earthプロジェクトのスタッフになってから、約1年が経ちました。ここに仲間入りしてから、色々な素晴らしいプロジェクトに出会いました。たくさんの学びと出会いに感謝しつつ、今度は自分が知ったこと、学んだことを少しずつ伝えていけたらなと考えています。

そこで、今回は私がThink the Earthプロジェクトに入る前から応援している友人のプロジェクトについて紹介したいと思います。

そのプロジェクトの名前はサムライバックパッカープロジェクト

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どんなプロジェクトかというと発起人である太田 英基さんが世界各地で働いている日本人(サムライ)の元を訪ね、彼らの考え方や経験を発信して、今の日本の若者にグローバル志向に対する意識や興味を持つきっかけ作りをしようというもの。

太田さんは大学時代の友人で、学生の頃からフリーペーパーを発行したり、広告サービス「タダコピ」を運営する会社を創業するなど、本当に活動的で、たくさんの友人から慕われていました。
彼は「10年後、20年後は当たり前のように日本人も世界を舞台に闘わなくてはならない。特に今の20代以下の世代は、世界で闘うことから、"逃げ切れない世代"なのではないだろうか。」と考え、自ら海外に飛び出しました。


正直、日本を出発するまでの太田さんは、英語が得意とは言えない状態だったと思います。(ごめんね!)でも、このプロジェクトの実行を決め、3ヶ月間のフィリピン留学で英語を叩きこみ、今は立派にプロジェクトを遂行しています。サムライバックパッカープロジェクトのウェブサイトをみて見ると活動を始めてから今日で352日。もうすぐ一年が経過するようです。


彼が発信する言葉には、パワーがあります。人を惹きつけたり、納得させたりする力。その理由は、彼自身の「有言実行力」だと、私は思っています。(勝手に解釈)自分が言葉にしたことを、実現させる。すごく単純なことですが、これが難しい。私も彼の言葉や行動から、時に自分の働き方を見直し、たくさんの気づきや勇気をもらいました。


今は世界の様々な場所から、色々なカタチで情報を発信しています。内容も文章もすっごく面白いですよ!今後も彼の活躍に大注目です。


【現在の主な活動】

世界一周サムライバックパッカープロジェクト発起人 兼 旅人

宣伝会議社のオンラインマガジン "アドタイ" にてコラム連載中

Twitter

書籍『フィリピン「超」格安英語留学』

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(笹尾 実和子)

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2011年08月22日

世界のごちそう「パレルモ」へ

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こんにちは、曽我です。

先日お休みを頂き、実家に帰っていました。私の実家は兵庫県伊丹市という場所で、大阪にも神戸に行きやすく、とっても住みやすい地域です。

学生の頃は神戸寄りの隣町、西宮市の学校に通っていたので、神戸出身の友人が多く、神戸で遊ぶことがとても多かったです。今回の帰省中も神戸の友人と会いました。

今回友人が私に勧めたいレストランがあるということで、車で東灘区のお店まで行ってきました。お店の名前は「パレルモ」です。パレルモは世界各国料理のお店です。

お店に入ったとたん、壁一面に世界の子どもたち笑顔が飛び込んできました!

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「あれ?この写真絶対見たことある。MERRY PROJECTの写真にそっくりだ」と思い、オーナーの本山尚義さんに尋ねたところ、やっぱりMERRY PROJECTの写真だったのです!

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本山さんは「自分の携わっている料理という世界を通じて世界の平和や人の気持を感動させられる事はないかという事を、お店をして、10年考え続けてきました。私に出来る事、私だから出来る事は無いかと。」とずっと考えていたようです。そのときに、水谷さんの「世界の子どもたちの笑顔」の写真に出会い、水谷さんの好意で写真をお店に飾ることになったそうです。

また、MERRY PROJECTの「世界の子どもたちの笑顔」だけではなく、前代未聞の長期フェア『世界のごちそうアースマラソン』というイベントも始めました。

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世界のごちそうアースマラソンは2年間で全世界194カ国の料理をお出しする前人未到の長期フェアーのことです。本山さんは、「世界のごちそうアースマラソンをきっかけとして、今、自分が住んでいる地球で何が起こり、人々がどう感じながら生きているかを知っていただければ、うれしいです。」と語っています。

ーー世界の料理を食べるという事は、その国の文化に直に触れる事であり、単におなかを満たしたり美味しさを追求して食べるという事ではない。ーー【世界のごちそう】とは、より抜粋。

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食べるということは、生きるということ。パレルモに行って、このことを思い出しました。

今回、友人の紹介でパレルモに出会い、出会いは無限だなと感じました。また、この縁がきっかけに、パレルモでもThink the Earth Paperを設置していただくことになりました!

世界のごちそうアースマラソンは来年の夏までの開催予定です。近くにお住まいの方、興味がある方はぜひ一度足を運んでみてください!素敵な子どもたちの笑顔と、本山さんの笑顔と、世界のごちそうが待っていますよ!

pale06.jpgオーナー : 本山尚義さん


(曽我直子)

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2011年08月17日

Think the Earth基金 支援先の活動 NPO法人田んぼ

地球日記


先週末、宮城県塩竃市の松島湾に浮かぶ浦戸諸島に渡り、桂島の干潟と寒風沢島(さぶさわじま)の田んぼの調査ボランティアに参加してきました。東北大学生命科学研究科とNPO法人田んぼ、アースウォッチ・ジャパンが協力し、浦戸諸島各地の生態系が地震や津波にどのような影響を受けているか、そのことを調べ、今後の復興に生かすため市民参加型の調査をスタートさせたのです。浦戸諸島の生物多様性調査は東北大学が震災以前から継続的に行なっていたため、比較調査が可能であることも今回の調査活動の背景にあります。

浦戸諸島で最も大きな島が寒風沢島。島の全ての水田が津波の被害を受けて壊滅しました。この水田の調査と復元を「NPO法人田んぼ」がサポートしています。ちょっと信じられませんが、寒風沢島の水田が、塩竃市に残された唯一の水田だったそうです。かつては島に60haほどあった水田は、震災前に既に11haほどに減っていました。

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堤防が決壊し、津波がすべての田んぼに襲いかかった。もともとあった田んぼは見る影もない。この津波で3名の方の尊い命が奪われました

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決壊した堤防。津波の威力に慄然とする光景でした


大きな地図で見る
google mapでみると決壊した堤防から海水が入り込んでいることがよくわかる

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もともと田んぼだったところは、いまは海水が入り込み、ボラなどの魚が泳いでいる

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土壌調査をするNPO法人田んぼの岩渕成紀さん。塩分を除けば、とてもいい土質であることがわかった

寒風沢島の水田は、もともと溜め水も使わずに、天水(雨水)だけを頼りに田んぼを営んでおり、冬も水を落とさず生き物たちの力で土の力を保つ「ふゆみずたんぼ」が行われていました。「ふゆみずたんぼ」の普及を進めていたNPO法人田んぼ理事長の岩渕成紀さんは、それを知って驚き、またこの島での水田の復元の意義を感じたようでした。

被災した水田の水質調査の結果は、海水よりも塩分が高くとても厳しい状態でした。生物多様性の調査結果も、田んぼではミギワバエの幼虫、ハナアブ、ミズアブの幼虫、ユスリカの幼虫などがいた程度。ただ水田の周辺(畦)ではたくさんのクモが見られるなど、もともとこの土地は豊かな生態系があったことをうかがわせます。
希望があったのは土壌調査の結果です。塩分濃度は高いものの、とてもいい土質だったのです。岩渕さん曰く「これまで調査した土の中でも最高レベル」とのこと。塩分濃度さえ抑えれば、水田の復元は充分に可能だということがわかりました。今後しっかりした分析が必要ですが、復興に向けて大きな方針が立てられる調査結果となりそうです。しかし、堤防が決壊しているなど、水田の本格的な復興までは長い年月がかかるでしょう。NPO法人田んぼは今後、地元農家の方たちとの調整や、塩竃市の協力を得るなど寒風沢島の水田の復興に向けて具体的な活動を行なっていく予定です。

寒風沢島は江戸時代には交易拠点として栄えた輝かしい歴史がありますが、地元の方は「今は忘れ去られた島」と表現されていました。実際、支援の手も届きにくく、瓦礫の撤去作業などもようやく始まったばかりです。単なる復元だけでなく、多くの人たちがこの地を訪れ、豊かな自然が残る浦戸諸島のすばらしさを感じることができたらと思います。個人的にも、いろんなアイディアを出してサポートしていきたいと考えています。
(上田壮一)

地球リポート:おいしいお米と生物多様性を両立させる「ふゆみずたんぼ」の底力

東北大学によるリポート:浦戸諸島モニタリング調査記

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