2013年06月12日

卒業と新たなる旅

地球日記

ご無沙汰しております。インターンの加藤です。
私事で恐縮ですが、今月インターンを卒業させて頂きます。
(ですが、これからもThink the Earthのイベントなどには顔を出します!)

本当に色んなことを学び、たくさんのきっかけをもらいとても感謝しています。
ありがとうございました。

そして、今後の私のThink the Earthな活動として少しご紹介させて下さい。

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以前、半年程東南アジアにボランティアに行き、その経験を踏まえて「ビジネスを通じて社会問題を解決する」というビジョンを掲げた企業に来年就職する事になりました。ボランティアがきっかけとなり、私は仕事として社会問題と向き合っていこうと決意しました。

ただの奉仕活動ではなく、経済が循環するビジネスで永続的な仕組みをつくれると考えたからです。まずはここから始めようと思います。

また、海外での活動が認められ大学より活動支援金を授与して頂いたので、私はまた学びを得るために途上国に行きます。その後は以前より関心があった農業などの勉強の為に北海道に滞在します。

実はアウトプットが苦手なのですが、なんらかのカタチで私の経験や感じた事をお伝えしていければと思います。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(インターン 加藤彩菜)

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2013年05月28日

宙のがっこうー星出宇宙飛行士によるリアルタイム講演ー

地球日記

先月4月16日に慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(SDM研究科)と当団体、一般社団法人Think the Earthとの共催で宙のがっこう第二弾を開催しました。

「宙(そら)のがっこう」 宇宙から帰ってきた星出宇宙飛行士の特別授業!

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今回の宙のがっこうは、約4ヶ月に及ぶISS長期滞在から無事に帰還を果たした星出宇宙飛行士に、リアルタイムで講演をしていただくというもの。実際、ほとんどの時間は会場からの質問に答えてくれるというものでした。

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参加者の方からたくさん質問が出たのですが、その中でとても強く印象に残った回答があったのでぜひご紹介させてください。

それは、「宇宙に行って、この感覚・この感動だけは伝えたいということがあったら教えてください」という質問に対する回答です。

星出さんは、

●宇宙でしか体験できないことが一つは無重力。その無重力の中でプカプカ浮かんでいる感覚はたまらない

●90分間で地球を一周する中で、宇宙ステーションにあるキューポラという出窓から見える地球の色んな表情を眺めてるとき

と答えていました。そして、次の回答が私の中でゾクゾクっと感じたお話です。

「船外活動中にロボットアームの先端で作業をしているときに、きぼう(宇宙ステーション)の一番先端にいて、あれ?って思ってふっと前を見たら何もないんです。人工物が自分の目の前に一切ない。キューポラにいるときは視界の中に窓枠や、宇宙ステーションが見えているんですよね。守られている感覚がある。けど、その時は自分の目の前に宇宙と地球しかない。ほかの人工物が何も見えないんです。足元を見ると足の向こう側は地球。あれはたまらなかったですね。」

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想像したらゾクっとしました。自分の目の前に宇宙と地球しか見えないってすごい。夢みたいな情景。人がリアルにそんな体験をしているなんですごい、すごすぎる。今目の前にいる星出さんがその体験をしたんだ!と思うと興奮しました。

今まで私は、宇宙飛行士は、宇宙に行くことができる人たち、宇宙飛行士以外の何者でもなく、ただただすごい人たちだなと思っていただけでした。

けど、今回星出さんのお話を聞き、宇宙飛行士とはいえ、それぞれの体験は違うもので、その体験の中での感動ってそれぞれにあるんだなと感じました。普段の感覚では人の感動は存在する人たちの分あると思っているのですが、宇宙飛行士として体験する感動は、誰でも同じものだと勝手に思っていたところがありました。

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今回は2回宇宙に行き、3回船外活動をした星出宇宙飛行士のお話でしたが、今度は別の体験をした宇宙飛行士の方にお話を聞いてみたいと思いました。

イベントの様子はUstreamをした際のアーカイブで見ることができるので、興味がある方はぜひ御覧ください!

▼Ustream(チャンネル:keiosdm2)
「宙のがっこう」-星出宇宙飛行士による公開講座-

(曽我 直子)

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2013年05月17日

道端の花

地球日記

陽の光を浴びて気持ちよさそうに咲く道端の花にふと目が留まり、駅に急ぐ途中でしたが思わず立ち止まってパシャパシャ撮影してしまいました。

写真を見直すとふだんよく見かけるのにまったく名前を知らないことに気づき、ちょっと調べてみました。

これはカタバミ。一度根付くと根が絶えないことから家紋になったりしていました。夜になると葉を閉じるそうです。クローバーに似てますよね。
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オオイヌノフグリ、ヨーロッパ原産。名前をよく聞くので帰化植物とは意外。
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フランスギク、在来の菊に比べってやっぱりなんとなく西洋風に感じるのは先入観でしょうか笑。
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ナガミヒナゲシ、ちょっとピントがボケてしまいましたが、こちらも帰化植物だそうです。はじめて日本で見つかったのが1961年の世田谷区(Wikipedia情報)。

意外と最近なので、埼玉のこの場所までどんなストーリーがあって辿り着いたのかな、風に乗ったり、人の服に付いたり、と想像すると言葉なく佇む彼らがなにか無言で語りかけてくれるような気がします。
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おなじみのタンポポ。
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意識してみてみると、道端の花にもいろいろな種類があることがわかりました。調べると新しい発見もあり楽しかったので、今年の春は誰の気にも留められず、気ままに咲く名もない(名前はあるんですけど)彼らをもう少し気にかけてみようと思いました。

(谷口西欧)

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2013年04月18日

好きなスポーツに挑戦して、日本をアダプティブワールドにしよう!

地球日記

こんにちは、ふしみです。Facebookでは時々びっくりする出会いがありますが、まさに「えー、どうして?知り合いだったの?」という有り得ないつながりを通じて、7年ぶりに嬉しい楽しい再会がありました。

再会したお相手は、NPO法人アダプティブワールドの齊藤直さん。以前このブログで、障がい者のスキースクールを湯沢で運営しているNPO法人ネージュの稲治さんとの再会(こちらはリアルに)についてご紹介しましたが、齊藤さんもまた、清里や車山高原でスキースクールを開催しています。アダプティブワールドは、障がいのある人も安心して楽しめるスポーツプログラムを企画、運営するNPOで、提供するスポーツは他にも、ロッククライミング、乗馬、カヌー、カヤック、ハンドサイクルなど多数あります。

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齊藤さんとはじめて会ったのは2006年、企業の社会貢献担当として寄付先候補団体をあちこち訪問していた私は、それぞれの団体の代表や事務局のかたの個性や想いをよーく覚えています(百聞は一見にしかず、直接お話を聞ける機会というのは本当に貴重で有難いことです)。
齊藤さんには、会社で社員に向けて講演をしていただいたこともありますが、とかく真面目な雰囲気になりがちな社会貢献の講演会で、お話がとても面白く、会場は笑いでいっぱい。優しく熱いお人柄が社員の皆さんに伝わって、最後には会場に来ていた人の半数以上がアダプティブワールド特製手ぬぐいを購入した、という伝説まで残してくださいました(今ではアメブロのパワーブロガーとしてご活躍されているのも、納得!)。

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「Adaptive」とは、「適応する、順応性のある」という意味の言葉で、アメリカでは近年、何らかの障がいのある人をあらわす「Disabled」の代わりになる言葉として使われています。齊藤さんは学生の頃、授業で学ぶ「障がい者スポーツ」を退屈に思っていたそうです。そんな時、アメリカへ留学して、障がい者がごく自然に、楽しそうに自分の好きなスポーツに参加し、積極的に新しい競技に挑戦する姿を目の当たりにします。なぜ日本ではこのような姿を見ることができないのか?なぜ日本では、障がい者だけを隔離して型にはめた対応しかしないのか?なぜ?なぜ?不思議に思ったそうです。そして帰国後、「健常者と障がい者が一緒に参加するスポーツプログラム」を提供し始めました。

アダプティブワールドでは、楽しむためのスポーツだけではなく、教育を意識してプログラムを組んでいます。
たとえば乗馬は、信頼関係を築くための馬とのコミュニケーションから始まる、ゆっくりと時間のかかるスポーツです。これは自閉症の子どもの自己コントロール能力の育成に有効だそうで、乗馬を続けるうちに日常的に我慢強くなった、待つことができるようになったという実例があります。また、ロッククライミングは、視覚障がい者の問題解決能力の育成につながります。視覚障がい者はガイド付きで行動することが多いため、自分の力で進む経験が少なく、物事をすぐ投げ出してしまう傾向が現れがちです(もちろん全ての人ということではなく傾向として)。自分の力だけで目標地点に到達しなければならないクライミングを経験することで、日常でも目標を立てて進むことができるようになるそうです。このような話を聞くと、子どもたちそれぞれの個性に合わせて習い事や勉強方法を選ぶのと同じように、障がいも個性の一つに過ぎないんだな、ということがわかります。

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障がいを持つ人のできること、できないことは、一人一人みんな違います。齊藤さんは、行き過ぎたサポートよりも、それぞれの状態に合わせて、用具の選定などで適正なサポートをすることが大切で、それは健常者である私たちがそれぞれ自分に合わせて行っていること、その日の体調に合わせて用具やスケジュールを決めることと何も変わらない、ということを教えてくれました。

この再会で、当時と同じく、齊藤さんからたくさんのパワーと元気をいただきました。日本がアダプティブで住みやすい豊かな国になりますように、新たな気持ちで挑戦する日々を過ごすぞ〜!

(伏見 聡子)

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2013年03月25日

地球のいまを知る インフォメーショングラフィックス展【環境編】開催中

地球日記プロジェクト裏話お知らせ

こんにちは、長谷部です。
今日は、現在開催中の「地球のいまを知る インフォメーショングラフィックス展【環境編】」をご紹介します。

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三軒茶屋キャロットタワー3Fにある生活工房ギャラリーに入ると、まず目に飛び込んでくるのがズラリと並んだペットボトル。

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そのそばには、カレーやトマトスパゲティ、さぬきうどんのサンプルも並んでいます。いったいこれは何でしょうか?

実はこれ、見えない水「バーチャルウォーター」を表しています。
自給率の低い日本は、多くの食料を海外からの輸入に頼っています。そのため、本来その食料を生産するために必要な水を国内で使わずに済むわけです。つまり、食料を輸入することは、形をかえて水を輸入していることと考えられるのではないでしょうか。

では、このトマトスパゲティ一皿のバーチャルウォーターを見てみましょう。
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小麦を育てスパゲティをつくり、トマトを育て水煮缶をつくり...さまざまな場面でたくさんの水が必要になります。さらに、にんにく、バジル、オリーブオイル、調味料...どんどん水を消費します。
そうして出来上がったこの一皿。そのバーチャルウォーターはなんと、651リットル!2リットルのペットボトルが325本分です!

となると、たくさんの具が入ったカレーはどうでしょうか? さぬきうどんは?
答えはぜひ会場でご覧ください。きっとみなさん驚くと思います。

壁面もチラリ。
たくさんのペットボトル型のグラフが並んでいます。

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これは、水の惑星に暮らす私たちを取り巻く地球環境を表しています。

みなさんは「地球上で使える水の量」ってどのくらいかご存知ですか?
海や川、雨に恵まれた日本。水道をひねれば煮沸せずに飲める綺麗な水が溢れます。「水の惑星 地球」というイメージもあり、地球は水に困っていないと感じる方もいるのではないでしょうか。
けれど、たくさんある地球上の水、その中の淡水はたった2.5%程度しかありません。その淡水も、多くは南極や北極で凍っていたり、掘り出すには深すぎる地下に埋もれていたりするので、私たちが使える水は本当にわずかな量しかないのです。
その水も、人間だけで使えるわけではありません。地球に生きるほかの生き物のいのちを育み、地球の資源を彼らと分けあいながら暮らしているのです。
私たちが生きていくためにも、多様な生き物たちとのバランスを整えることは何よりも大切なことではないでしょうか。

けれどいま、これまでの経済発展に伴い、地球と人とのバランスがガタガタと崩れてきています。

これらのグラフで、地球で使える水のこと、深刻化する水不足のこと、気候変動に伴う絶滅の危機まで、地球の今を伝える数値や情報を分かりやすく伝えています。
(えっ?世界の人口70億人のうち、10億人は飢えていて、20億人は太り過ぎなの?!とかね。)

もうひとつチラッ。

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会場の奥には、インタラクティブな地球儀コンテンツ「アースリウム」の展示も行なっています。地球に触れて、見て、ちょっとだけ思いをはせてみる。そんなきっかけになれば幸いです。

この展示は、せたがや文化財団 生活工房主催で、3月31日まで開催されています。
Think the Earthはこの展示の企画・制作協力をさせて頂きました。デザインは、多くのアーティストのCDパッケージやPVのディレクションなども手がけるグルーヴィジョンズです。

入場料は無料で、自由にご覧いただけます。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りくださいね。

地球のいまを知る
インフォメーショングラフィックス展【環境編】

会期:3月31日(日)まで   
会期中無休 入場無料
時間:午前9時から午後8時まで
会場:三軒茶屋・キャロットタワー3階 生活工房ギャラリー
(東京都世田谷区太子堂4-1-1 世田谷文化生活情報センター)

主催:公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
後援:世田谷区
企画制作協力:一般社団法人 Think the Earth
会場・広報デザイン:グルーヴィジョンズ

(長谷部 智美)

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