2012年02月01日
Think the Earth Paper Vol.09配布中です!
こんにちは、曽我です。
いよいよ、今週の土曜より立春になりますね。
春とは名ばかりの寒さが続く毎日ですが、皆さまいかがお過ごしですか?
さて、本日はThink the Earth PaperVol.09の紹介をさせて頂きます!!
今号は、日本のNGOを牽引してきたピースウィンズ・ジャパン/シビックフォースの大西健丞さん、コミュニティ再生と防災の活動を続けてきたプラス・アーツの永田宏和さん、被災地で放課後学校を始めたNPOカタリバの今村久美さん、そして、東北大学の生態学者らと共に「海と田んぼからのグリーン復興」を提言している岩渕成紀さん、震災からの復興に関わる4人のアースリングにインタビューをしました。
ここから先、私たちが生きていく社会をどうしたいか。5年後、10年後を見つめて歩みはじめたアースリングたちの言葉を聞くことができます。
また、今号も含めすべてのバックナンバーをオンラインで読んでいたくことができます!!
Think the Earth PAPER Webサイト
http://www.thinktheearth.net/jp/ttepaper/
下記URLでは配布場所をご紹介しています。
→配布場所
現在、配布場所も募集しています。ギャラリーやカフェ、公共施設など人が集まるところであればどこへでもお届けしますので、ご協力いただけるお店やイベントスペースは下記申込フォームよりお申込ください!
→申し込みフォーム
配布場所に関しては随時更新していますので、ぜひチェックしてくださいね!
(曽我直子)
2011年11月16日
「いただきますの日」記念講演 - いただきますの心を育む弁当の日 -
「いただきます」、その一言を発するまでには、
さまざまなつながりがあるのです。
肉や魚、野菜といった、「自然」や「いのち」のつながり。
食材を作り、運び、料理してくれる人々による、「労働」や「知恵」のつながり。
そして共に食卓を囲む「周りの人」のつながり。
お箸がならぶ11月11日は、
つながりを実感し、感謝する「いただきますの日」とされました。
Think the Earthは普及推進委員会を応援する一員として「いただきますの日」プロジェクトに参加しています。
「いただきますの日」については、先日のスタッフブログ「11月11日は「いただきますの日」」でもご紹介しています。
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先日の11月11日には、その幕開きを記念して、
食育プログラム「弁当の日」を提唱された竹下和男先生による講演が行われました。
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講演の始めには、お母さんを亡くした女の子の映像が流されました。
癌を患ったお母さんは、残り限られた時間の中、
まだ5歳だった娘のはなちゃんに掃除や洗濯、料理といった生きるすべを伝えます。
そしてふたりは約束を交わします。
お父さんのために、ごはんをつくってあげることを。
お母さんの死後、はなちゃんは毎朝、鰹節を削り、お父さんのお味噌汁をつくります。
夕食だってつくります。お父さんへの手紙を添えて。
次に、「弁当の日」を始めた経緯が話されました。
「弁当の日」には、子どもたちはお弁当をつくって小学校に持っていきます。
献立から買い出し、料理、片付けの全てを自分ひとりでするのです。
自分ひとりで何かをすることの充実感、ちょっぴり大人になったような気持ち。
誇らしげに弁当を見せる笑顔が、スクリーンに映し出されました。
変わるのは子どもたちだけではありません。
「子どもに料理をさせるなんて・・・」とぼやいた親も変わります。
育児することすら投げ出していた母親だって、娘と一緒に目玉焼きをつくるようになりました。
そんな親の姿を見て、子どもは愛情の片鱗を少しずつ見出し、また変わります。
お弁当の向こうに、それをつくってくれた人々の存在があることを知り、
また自分は誰かのためにお弁当をつくる。
その連鎖の中で伝わるのはあたたかな愛情でした。
会場には、お話の所々で笑いが起きていましたが、
目元をハンカチで拭う方もいらっしゃったのは、
自分の境遇に近いものを感じたからでしょうか、
あるいは気付かされるものがあったからでしょうか。

会場には、ちいさなお子さま連れのお母さんも来て下さいました。
今、食しているものは、10年後の自分に影響すると聞いたことがあります。
私の母は小学校から高校の間、毎朝早起きして朝食とお弁当をつくってくれました。
現在一人暮らしをしている私は、母の手つきを真似て自炊します。
かつての食事が今の私を成しているか思うと、感慨深いものがあります。
「弁当の日」、子どもたちは先生から料理することを強く言われたりはしません。
大人を、友だちを見て、自発的に行動を起こすのです。
子どもたちは、こちらの想像以上に物事を鋭く観察していると気づかされました。
そのまなざしで、食を、人を見つめます。
つながりを実感し、感謝の気持ちを持ちます。
そして手を合わせ言うのです。
自然に、いのちに、労働に、知恵に、周りの人に、「いただきます」を。
そんなあたたかく幸せな食卓が、社会に広がればと思います。
「弁当の日」について、地球リポートvol.49「くらしの時間を取り戻そう。広がれ、弁当の日!」でも詳しくご紹介しています。
(Think the Earthインターン 村永沙樹)
2011年11月11日
地球noteができるまで
プロジェクト裏話, Think the Earth SHOP

こんにちは。鳥谷です。(今日は猫ではありません)
突然ですが、今日いくつ、製本されたものを手にしましたか。
読み途中の本、仕事の資料、立ち読みした雑誌。通勤電車の中で、職場で、枕元で。
製本とは、「印刷物・原稿などを綴じ合わせて、1冊の書物にまとめること」(goo辞書)
4月に発売された100冊の地球noteも、製本されたものです。職人さんたちの手で。
東日本大震災が起きる10日前。地球noteを製本してくれた美篶堂さんの工房をたずねていました。
一冊のノートが、人の手から生みだされるのを見たのはその日がはじめてのことでした。少し時間が空いてしまいましたが、それに全工程ではないのですが、お伝えしたいと思います。

長野県伊那市美篶(みすず)の工房。新宿から高速バスで約3時間。
地球noteは紺色の布をはったハードカバーに、美篶堂オリジナル5ミリ方眼のソフトカバーノートを差し込んで使います。
あらかじめ箔を押してデザインを施した布地でハードカバーを作るところを見せてもらいました。
こちらは差し込みのノート。100冊、手作業で作られた。

はじっこを裁断する前のもの、したもの、のbefore & after。

裁断はこの機械をつかって行う。本を置く絶妙の位置は職人さんの感覚が頼り。

裁断で出た端材。美篶堂ではこれを緩衝材として利用しているそうだ。

カバーは天木理恵さんがデザインを手掛けてくれた。
少し工房内を歩かせてもらう。

設立者の上島松夫さん。15歳の頃から製本一筋に職人の人生を歩んできた。

工房を支えるパートのみなさん。地域の主婦の方たちだ。



切って、貼って...、製本づくりのための道具と素材たち。

完成をまつ本。工房の作業台に並ぶ姿が美しすぎる。


小口がマーブルカラーに彩られている。

この短冊はどんな本になるのかな。


手のひらサイズの豆本。1つ上の写真はそのカバー。
取材した時期は卒業シーズンで工房は繁忙期。なぜなら、卒業証書のケースなどの発注があるのだそうです。
工房の様子はこちらからも。

製本を担当した上島真一さんと、プロデューサーの明子さん。
地球noteは2009年の夏、twitterでのある方のつぶやきが縁ではじまった企画でした。美篶堂さんとThink the Earthが出会い、デザイナーの天木理恵さんが合流し、約1年半の時を経て形になった100冊のnote。
こんなところで、こんなかたたちの手によって。こんなふうに、作られていました。
描きつけられる誰かの想いが、すてきな形になってゆきますように。
おまけ

ランチはおいしい手打ちそばのお店につれていっていただきました。お店の名前、なんだったかなあ...

明子さんとお蕎麦屋さんの看板犬。それにしても中央高速バスの小さな旅、最高だったなあ。
(鳥谷美幸)
2011年10月26日
『震災のここから・これから』当日の様子
去る10月21日、二子玉川にあるカタリストBAで『震災のここから・これから』 〜復興支援と日本のソーシャルイノベーション〜を開催しました。平日のお昼からの開催でしたが、たくさんの方にお越しいただきました。当日の様子を少しご紹介いたします。
国境なき子どもたち 久野さん
岩手沿岸で行っている、子どもの居場所作りのための移動バスの話をお伺いしました。
シェア=国際保健協力市民の会 西山さん
気仙沼での保健医療NPO立ち上げ支援のことをお伺いしました。
シャプラニール= 市民による海外協力の会 内山さん
福島・いわきから発信する「Listenいわき・Feelいわき」企画のお話をお伺いしました。
RQ 市民災害救援センター 新垣さん
これからまだまだ必要になるボランティアのお話をお伺いしました。

ここで第1部<緊急支援、復興支援プロフェッショナルのNPO/NGOの報告>が終了し、ここからは第2部<被災地発の活動報告>になります。
SAVE IWATE 寺井さん
被災しなかった子がいじめにあっているという現実、バラバラになったコミュニティの紡ぎ直しなどのお話をお伺いしました。
福島大学災害ボランティアセンター 伊藤さん

Link with福島 菅家さん
学生の2人から、福島の今をもっと知ってもらいたいということで...菅家さんからは市民参加型リサーチプロジェクト、伊藤さんからはクリスマスに学生が一斉イベントを考えていることなど、お伺いしました。
東北広域震災NGOセンター 服部さん
震災をきっかけに地域のために働くことを選んだ人達の自立を、どのように支援していったらいいかということをお伺いしました。

RCF復興支援チーム 藤沢烈さん
「事業型支援」の提案ほか、データにもとづいた、必要なところに適切に届く支援の必要性について、お話をいただきました。
※藤沢さんのプレゼン資料はRCFのサイトからダウンロードできます。
http://rcf311.com/2011/10/21/thinktheearth/
ここに書かせていただいたのはほんの一例ですが、私たちもあらためて、現場の声を聞くことの大切さを感じました。当日の様子はアーカイブからご覧いただけます。
●10月21日『震災のここから・これから』●
http://www.ustream.tv/channel/thinktheearth/videos
そして、最後に皆さんと行ったワークショップでは、それぞれのアイデアをふくらませつつ、「震災18きっぷ」や「防災キット」などのイノベイティブなアイデアから、「被災地ツアー」などすぐにできそうな企画まで、たくさんの思いやアイデアを共有させていただきました。

当日の出会いのなかから、既に新しいつながりが生まれているところもあると聞いています。本イベントをきっかけに、『ここから・これから』の復興支援について、皆さんと考えていければと、心から願っています。
最後に、共催の慶應義塾大学 システムデザイン・マネジメント(SDM)研究所をはじめ、ご協力をいただいた、クリエイティブ・シティ・コンソーシアム、コーズ・アクション、ソーシャルブリッジの皆さんに心より御礼申しあげます。
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なお、本イベントはThink the Earth基金の報告会も兼ねており、3月16日からの寄付先団体の紹介・寄付額などをご報告させて頂きました。ほんとうにたくさんの方のご寄付をいただき、改めて心より御礼申しあげます。最終的な寄付先の情報は下記URLからご確認いただけます。
http://www.thinktheearth.net/jp/info/2011/10/fund7.html
Think the Earthの最新情報は随時メールニュースでお知らせしてまいりますので、よろしければ、Think the Earth公式サイトのトップページ右上の「メールニュース登録」からご登録ください。
http://www.thinktheearth.net/jp/
これからは、新たなプロジェクトを立ち上げて、被災地で活動するNPO/NGOを応援していきたいと思っています。引き続きの変わらぬご支援、心よりお願い申し上げます。
(Think the Earthプロジェクト スタッフ一同)
2011年09月15日
Project 022(ニャンニャン)えほん『ねこよみ』、はじまっているで「がんす」

こんにちは。Think the Earthプロジェクト猫部の鳥谷美幸です。万年部員1名でほそぼそと運営しています。
...と思っていたら!2011年夏、猫部にまさかの企画GOが発令されました。
プロジェクトタイトルは、『ねこよみ』。しかもプロジェクト・ナンバーはTtE10周年のEARTHLINGに続く22番目。「にゃんにゃん」だというではないですか。これは・・・!運命的でがんす。
おっと、ついつい口調がおかしくなってしまいました。『ねこよみ』主人公のオレンジ君が憑依したようです。

こちら、あっしの最初の形。いま人間たちがあっしをプロデュース中。今後形態が変わる可能性があるらしく、まだ1枚だけしか見せられないんでがんすよ。悪しからず。
あっしの生みの親は、イラストレーターの砂山恵美子さん。青森県は浅虫温泉のお生まれなんだそうでっせ。(←口調変?) 以前、下町・池之端の古民家に暮らしていて、あっしも砂さんとはそこで出会ったんでがんす。(遠い目)

これが砂山さんの家族たち。もちろんあっしも顔見知りでやんす。砂山家の床下で産まれ、親に置いていかれてしまった子たちなんですなぁ。白黒が春生まれのユーロちゃん、キジトラが秋生まれのとらこちゃん。先住の柴犬ホップくんとなかよく暮らしていますよ。この子らも『ねこよみ』に登場する、かもしれないでがんすね。
ところで、猫たちは人間社会と上手につきあっていけるものもいれば、厳しい現実にあうものたちもいるのでがんす。あっしたちを取り巻く環境も厳しい状況があるってこってす。そんな現実に、ほんの少しでも目を向けてもらえるきっかけになればというのも、このプロジェクトの裏コンセプトなのでがんすよ。また少しずつ、お伝えしていくでがんす。

なんでやんすか、むむ、あと1枚だけでがんすよ~。
さて、この『ねこよみ』11月のえほんを皮切りに、猫部の体力が続く限り、2012年の猫の日イベントやコミュニケーションを企画しているでがんす。ご一緒してくれる方、いつでも歓迎でやんす。みなさま、末永くお見知りおきの程、よろしくでがんす!
追伸:twitter @necoyomi でつぶやきはじめたでがんす。追尾いただけたら感謝ダス。(←やはり変)
(オレンジ君拝)



