描くことやつくることがとても好きで才能もあるのに、人知れず創作を続けているため世に知られていない人々はいつの世にもいます。
大阪市にある「アトリエ インカーブ」は、日本で初のアート・デザイン分野に特化した福祉施設。ここに通い、制作を行う知的障害があるアーティストたちの作品がいま注目されています。美術教育を受けずに自由に作品を生み出し続けている彼らは、「*アウトサイダー・アート」を扱うニューヨーク屈指のギャラリーと契約し、デビュー。海外の著名なアーティストやコレクターに賞賛されました。
先頃、東京で帰国報告展があり、日本でもアウトサイダー・アートが注目され始めています。大阪のアトリエを訪ね、制作の現場を拝見しつつ、代表の今中博之さんに「アトリエ インカーブ」がめざすものについてお聞きました。
*アウトサイダーアート フランスの画家ジャン・デュビュッフェが20世紀半ば以降に提唱した「アール・ブリュット(生の芸術)」を、イギリスの著述家ロジャー・カーディナルが「アウトサイダー・アート」と翻訳しました。アートとはもともと個人的発露から始まる表現活動といえますが、美術史に連なるアートのメインストリームに対し、正規の芸術教育を受けていない人々のアートをそのように呼んでいます。結果として知的障害・精神障害・霊媒師などが制作するアートも含んでいます。
参考URL
アール・ブリュット
アウトサイダー・アート
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