女子をとりまく環境

 古くからある風習などにより、女子は教育を始め様々な行動を制限されてきました。その上、タリバンにより宗教的見地からその制限はさらに厳しくなり、女子の教育は全面的に禁止されました。同時に女性の就職も禁止され、女性の割合の高い教師も大多数がいなくなり、国の教育システム自体が甚大なダメージを受けました。
 現在、教育システムをつくるために様々な方策が採られていますが、その中で女子(特に既に学校にいく年齢を超えた女子)に対するフォローが課題となっています。
 カブールでの女子に対しては、国の教育システムにある年齢層に対しては、女子学校での教育を開始しています。事情があって学校に行けない女子や年齢的に国の教育システムに入らない女子に対しては、識字教室などのノンフォーマル・スクールによる教育体制を整備しています。
 カブールでは、実際に女性の社会参加として、教師、医者、NGO職員等として多数見受けられます。女子たちの職業としての可能性は、社会的風習の中ですべてが保証されているわけではありませんが、それでも様々な夢に向けて希望に胸膨らませ勉強に取り組んでいます。
 一方でバーミアンなどの地方においては、古くから続いている慣習はカブールよりも強く、女子の活動の制限はいまだ存在しているところも多くあります。とはいえ、様々な形で色々な考え方も伝わってきており、その地域に住む人々の中に自発的な変化の兆しは見え始めています。


アフガニスタンの女性たち
http://www.savechildren.or.jp/topics/woman.html