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リポート:

  バーゼルリポート 2008

BASELWORLD 2008
http://www.baselshow.com/
2008.4.3-4.10


世界最大の時計と宝飾の見本市
「BASELWORLD 2008(通称:バーゼルフェア)」に、
7度目の出展をしました。


4月3日から10日までの8日間、スイス バーゼル市で世界最大の時計・宝飾品見本市BASELWORLDが開催されました。最高気温が25度を超えた昨年とは打って変わって、今年のバーゼルは雨天続き。時には雪まで降る悪天候のなか開催されたフェアでしたが、会場は世界中から集まった10万を超える人々の熱気で満ちていました。

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毎年この時期はバーゼルワールドのテーマカラーのネイビーとゴールドで彩られるバーゼル市。しかし今年はオーストリアとの共催となるEURO2008(欧州選手権)を6月に控え、サッカーをモチーフとした装飾が街のあちこちに見られました。

約160,000平方メートルに及ぶ6つの展示ホールでは、世界45カ国・約2,100の企業が最新作を発表しています。Think the Earthプロジェクトは昨年と同様、パートナーであるSII(セイコーインスツル株式会社)のブースで、【wn-1】、【ws-1:南半球版】に続く同社とのコラボレーション第三弾/シリーズ最新作となる地球時計【wn-2】を展示しました。

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【wn-2】はSIIブース内の“デザイン・ブランド・コーナー”で、ISSEY MIYAKE・ALESSIブランドウォッチとともに展示され、デザインに関心の高い人々の注目を集めました。


Think the Earthプロジェクト”を伝える工夫

【wn-2】が他の多くの時計と異なるのは、それが機能・デザインに優れているだけではなく、“日常生活のなかで地球や世界との関わりについて考え、行動するきっかけづくり”を目標とするNPO Think the Earthプロジェクトの活動の一環として生産・販売されている点でしょう。
地球時計を発案した上田の “宇宙からの視点をすべての人へ…それが世界で起きていることを身近な問題として感じるきっかけとなる”という想いとSIIの優れた生産技術が出会って、2001年、初の地球時計【wn-1】が誕生しました。そして【wn-1】の誕生は、ただモノを売るのではなく、ビジネスを通じて社会に貢献する仕組みを作ることを試みるThink the Earthプロジェクトの発足のきっかけになりました。
そんなプロダクトに込められた想いとThink the Earthプロジェクトの活動をより多くの人々に知っていただくため、私たちの活動に関する最新情報を満載したパンフレットの配布やパネルの掲示など、フェア会場でもさまざまな工夫をしました。

環境・社会問題がより身近に

もともと環境に対する意識の高いことで知られるスイスですが、今年は地元企業や自治体の取り組みが、例年以上に目に留まりました。 大手スーパーのMigroは“生産方法の最適化によりマイナス4,500トン”“環境に配慮した運送方法によりマイナス370トン”など、二酸化炭素削減に対するさまざまな取り組みを街頭に掲出。 チューリッヒ観光局は“チューリッヒ公式土産”として、Think the Earthプロジェクトの“ウォーター・プラネット・キャンペーン”のパートナーでもあるSIGG社製の水筒“ZH2O-WASSERLASCHE”を販売。市内にある1,200の泉で水筒を満たすことを観光客に呼びかけていました。

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ミグロの取り組み(フランス語)
http://www.migros.ch/FR/A_propos_de_Migros/Durabilite/Projets/Protection_du_climat/
Seiten/Apercu.aspx


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ZH2O-WASSERLASCHE(英語)
http://www.zh2o.ch/en/index.php
水筒の価格(29.5スイスフラン=約3,000円)のうち1スイスフラン(約100円)が、タンザニアに水道をつくるプロジェクトの支援に充てられます。


バーゼルフェアに参加するようになって7年。以前はただ“面白い時計”として受け止められていた地球時計ですが、ここ数年、プロダクトに込められたメッセージとThink the Earthプロジェクトの活動そのものへの注目と理解が高まっているのを実感しています。ミグロのような広告や“ZH2O〜”のようなソーシャルアクションを通じて、環境・社会に配慮した取り組みが誰にとっても身近なものになってきていることも、この変化の背景にあるのかもしれません。

国際時計博物館(MIH)で展示開始!

バーゼルフェアのためにスイスを訪れるたびに、スイス西部―フランスとの国境にあたるジュラ山脈の麓にあるラ・ショウ・ド・フォンまで足を伸ばします。近代建築の巨匠のひとり、ル・コルビュジエの生誕地として知られる街ですが、目的は“国際時計博物館(MIH)”訪問です。
ありとあらゆる時代と分野にわたり、世界中から集められた時計4,000点を収蔵する世界最大規模のこの博物館が【wn-1】に注目してくれたのは、初めてバーゼルフェアに出展した2002年のことでした。以来6年を経て、ついに【wn-1】が博物館のパーマネントコレクションとして展示されることになったのです!
“TERRE/ERDE/EARTH(地球)”という看板が掲げられたコーナーの一隅にあるガラスケースに陳列された【wn-1】を眺めていると、Think the Earthプロジェクトが世界の時計作りの歴史に小さな足跡を残したような、実に感慨深い気持ちになりました。

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国際時計博物館(MIH)
Rue des Musees 29, La Chaux-de-Fonds
www.mih.ch


トレンドという名の下、次々と新モデルが誕生する時計業界の祭典 バーゼルワールドで、発売から6年以上の年月を経てなお人々の関心を惹き続けた【wn-1】。今年のバーゼルで発表した【wn-2】は、昨年 11月に発売したばかりです。“サスティナブル (sustainable/持続可能な)”という言葉が一般化しつつある時代のなかで、この先【wn-2】をどう紹介してゆくか、どのようなメッセージをともに発信してゆくべきかを、今回の出張で得た情報や実感をもとに、改めて考えてゆきたいと思っています。


リポート: Think the Earthプロジェクト 中島 愛子



  バーゼルリポート 2007

2007年4月「wn-2」出展(@スイス・バーゼル)時のリポートはこちらをご覧ください。
→ バーゼルリポート

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