緑豊かな明治神宮にて、みずのがっこうの始まりを記念するイベント「開校式+沖 大幹校長の特別授業 "みず"から考えるくらしと地球環境の未来」が開催されました。写真をたくさんおり混ぜながら当日の様子をお伝えします。
授業概要
「開校式+沖 大幹校長の特別授業 "みず"から考えるくらしと地球環境の未来」
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日時:2009年7月20日(月)
場所:東京・渋谷区 明治神宮 参集殿
先生:沖 大幹 校長先生・橋本 淳司 副校長先生
参加人数:約85名
主催:Think the Earthプロジェクト
プログラム:「Water Planet 2009 みずのがっこう」の開校式。Think the Earthプロジェクトの風間よりみずのがっこうの活動を紹介した後、Think the Earthプロジェクトの理事長・水野誠一と、副校長先生よりご挨拶をいただきました。沖校長先生による水の特別授業、ワークショップ、交流会などを行いました。水と環境問題についての最新の知見を知り、ワークショップなどを通して、みんなで水にまつわる問題を共有した開校式でした。
天気:晴れ




水問題って?
普段は何気なく使っている"みず"。その水について、まずは沖先生から水にまつわるいろいろなお話をお聞きました。そして、その後はディスカッション形式のワークショップ。参加者の方々がお互いに水に対する意見を交換し合いながら、「どうすれば解決できるの?」「今私たちに出来ることは?」はたまた「水問題とは何ぞや?」など、真剣に話し合いました。特に印象的だったのが、一言に水問題と言っても日本の水事情と世界のそれとはまったく違うこと。「今私が節水をしたからと言って、その分の水をすぐ水不足の環境の人々が使えるわけではない。」とは沖先生。では、何もしないでいいかというと、そうではないですよね。参加者のなかには「水問題ということ自体が文明社会の奢りじゃないの?」といったキビシい意見も......。
"みず"という問題の大きさを実感しました。




一人の意識がみんなの水を変える
「私たちは何をするにも水を必要としています。生活用水に工業用水、農業用水まで。身の回りにあるもの全ての裏側に、大量の水が流れています。」
ディスカッション後、休憩を挟んで先生たちにあれこれ質問できる、補講授業があったのですが、それを終えてもみんなの疑問は募るばかり。特に日本は水が豊富。身近にあるものだからこそ、なかなか意識できないことも多いと思います。また「問題が大きすぎて個人の行動がどれだけの効果を与えているのかが分からない。」といった声もありました。だからこそ、まずは一人一人が問題意識をもって行動していくことが大切。「海外では市民一人一人の努力で70%もの節水に成功した都市もある」とは橋本先生。一人の力は小さくても、皆で問題意識を持って行動するという大切さと大きさ知るきっかけになった開校式でした。

水はみんなのもの
地球上にある水のうち、生活に使える水は全体の0.01%しかありません。日頃から水に対して関心の高い参加者の方々でしたが、世界の水事情を知って、この日はいろいろな意見や疑問が飛び交っていました。「水と環境問題について話し合ったときに、ひとり一人が感じている課題があまりにも異なっていて、その多様性がおもしろかった。」(女性、30代)、「0.01%は増やせないのか?」、「安全に使用可能な水へのアクセスは人権の一つですか?」(女性、30代)、「安心して飲める水がないことが、教育や貧困問題につながっていることの意味が、ようやくわかりました。」(女性、30代)など、水について日本だけにとどまらず、世界の問題として知り、そして意識するいい機会になったようでした。
今回授業の中で、沖先生がご自身監修・監訳の書籍『水の未来』『水の世界地図』を紹介されていました。世界的視野をもった水についての情報はなかなか入手しにくいと思いますので、興味のある方はぜひ読んでみてください。ちなみに、『水の世界地図』は気になるページから読むこともできますが、通して読むことをおすすめします、とのことでした。
また、話題には出てきませんでしたが、橋本先生の書籍『水問題の重要性に気づいていない日本人』『世界が水を奪い合う日・日本が水を奪われる日』もおすすめです。スタッフの意識が変わるきっかけになった本です。





