2011年07月21日

飯舘村より「つながるつなげる さくらプロジェクト」

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原発事故で計画避難地域になってしまった福島県飯舘村で、長年農家を続けてこられた菅野義樹さんという若い農家の方が立ち上げたプロジェクトを紹介します。

5月に参加したとある集まりで菅野さんにお会いし、しばらくしてこの計画のご案内をいただきました。

→菅野ファームのホームページへ

ポストカードを買って、一本の桜の木を故郷に植えようというもの。

菅野さんのブログには

「このプロジェクトの収益金は飯舘村比曽地区に桜を植える費用に使わせていただきたいと思います。比曽地区には桜が見られる場所がなく、いつも「集会所に植えたいね」と話していました。私たちの息子や孫が桜を眺めながら安心して農業ができる日まで、思いをつなげていけたらと思います。」

とあります。

僕も購入して届けてもらいましたが、菅野さんが撮影した写真はどれも温かみがあるもので、気持ちがやすらぐものばかり。でもこの光景が戻ってくるのはいつになるのか、そう考えてこの写真を見ると、心穏やかではいられなくなります。

sakurap.jpg

菅野さんは18代目とのことですから、本当に長い歴史がある農場でした。
これからも長く歴史を紡いでいくはずだった。なのに、
その歴史の途上で突然の事故で未来との間に断絶が生まれてしまった。

気持ちの整理もつかないまま避難せざるを得なくなって、ひとつの土地で積み重ねてきた歴史を、これからどうやって未来とつなげるのか。ばらばらになっていくコミュニティをどうやってつないでいくのか。菅野さんご自身の話を聞きながら、僕も言葉を無くしてしまいました。その気持ちは当事者にならないと絶対にわかりえませんが、ちょっとだけでも応えられたらと思います。

一本の桜の木を、いつか子どもや孫が戻る時のために植えよう、その桜の木の下でいつかまた再会する日までつながっていよう、という想いのプロジェクト。

皆様にもぜひ、購入や告知の協力をお願いしたく、ここに書いてみました。
菅野さんご自身は北海道で再起を図ろうと頑張っています。
(上田壮一)

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