2014年02月03日

再エネに挑む小学生パワー!

プロジェクト裏話理事からのメッセージ

みなさん、こんにちは。
Think the Earth理事メンバーがスタッフブログに登場するコーナー、
第9回目は上田壮一理事の登場です。

理事のみなさんの紹介はこちら
http://www.thinktheearth.net/jp/about/organization/index.html
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小学生のパワーがすごい! と実感する半年でした。

『グリーンパワーブック 再生可能エネルギー入門』の編集にあたって、本の編集段階で東京学芸大学附属世田谷小学校6年生のクラスが「再エネ」の授業を行ってくれました。この時に実際の授業を通して先生と議論したことが、本の編集でもとても役に立ちました。

どんな授業内容だったかというと、最初の授業で、再エネの概要を先生が教えた上で、5つの再生可能エネルギーチーム(太陽光、風力、バイオマス、小水力、地熱)に分かれます。そして、学校祭でそれぞれのチームが勉強の成果をパネル展示し、来場した父兄や下級生からの投票で順位を競うという仕掛け。

当日の午前中は子どもたち自らがシナリオを書き、演出した劇を披露し、教室での発表に誘導、投票を呼びかけます。この劇がよく考えられていて、メッセージ性もありながら、笑いもあり、突如みんなでAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を踊っちゃうエンターテインメント性もあり、その構成・演出力に驚かされっぱなし。

競争があること、発表の舞台があることで、子どもたちのモチベーションも高く、パネルの前では大人顔負けのプレゼン。ちょっといじわるな質問を大人がしても、しっかり勉強したために、怖じ気づかずに答えていました。

この授業のアイデアを考えた担任の沼田先生の力が計り知れず大きいのですが、いったん心に火がついた子どもたち自身の成長ぶりは、目を見はるものがありました。

この授業の成果は、年末に行われたエコプロダクツ2013の「グリーンパワーブース」に組み込まれることになります。資源エネルギー庁からエネルギー大使として任命され、手作りのパネル前でのプレゼンテーションと寸劇を、今度は学校関係者ではなく、一般の大人たち(来場者たち)に向けて行うという一段高いハードルを与えられ、これも見事に、そして一生懸命にクリアしてくれました。

それぞれの子どもたちが見せてくれた素晴らしい熱意とパフォーマンスに、こころからのありがとう!を贈りたいと思います。

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さらに先週、さいたま市立道祖土(さいど)小学校に行ってきました。
『グリーンパワーブック』の寄贈プログラムにご応募いただいた横須賀先生から、
6年生の理科の授業で使うから見に来ませんか? というお誘いをいただいたのです。

グリーンパワーブックの目的は本を作ることではなく、本を通じて
エネルギー教育に熱心な先生とのつながりを作っていくことです。
その最初の機会となる貴重な見学でした。

授業の内容は、ペットボトルを使った風力発電機を工作で作り、その仕組みを学ぶこと。続いて映像を視聴し、本を読んで、これからの日本のエネルギーはどうあるべきか、などの話し合いをするもの。

子どもたちは感想文に「今後、役立てることがあったら、何か手伝いたい」、「楽しくて、しかも環境にいいものがたくさん作られるといいな」など前向きな気持ちを多く寄せてくれました。

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ほかにも、現在応募いただいている学校はさまざまで、総合学習、理科、社会科などの授業で使われるほか、なかには英語の授業で使う先生も! 授業の進め方も千差万別、それぞれの先生が工夫を凝らして取り組んでいる様子が伝わってきます。

現在も希望校に寄贈するプログラムは継続中です。
ぜひご応募をお待ちしています。

学校寄贈プロジェクトリーフレットはこちらから

学校や地域で再生可能エネルギーの学びの場をどのようにつくっていくのか、これから先生たちとも対話を重ねて、じっくり考えて行きたいと思っています。
(上田壮一)

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