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2017.11.17 | イベント情報

12月13日開催! セミナー&サロン 第34回「未来の防災を考える〜ドローンを使った災害支援」ゲストは古橋大地さん

Thinkくん
Thinkくん 僕もドローンを操縦してみたい!

セミナー&サロン 第34回
「未来の防災を考える〜ドローンを使った災害支援」
ゲスト:青山学院大学 地球社会共生学部教授 古橋大地さん

毎年ご好評を頂いているセミナー&サロン(略してセミサロ!)の第34回目のゲストは、防災マッピングの第一人者であり、青山学院大学 地球社会共生学部教授の古橋大地(ふるはしたいち)さんです。

最近何かと話題のドローン。旅行先の風景を空撮したり、山道で運搬が困難な地域へ薬や物資を運んだり、防犯のために地域上空に飛ばしたり、と幅広い分野で利用されています。中でも、災害時におけるドローンの活用が今、進んでいます。

近年、「数十年に一度」や「観測史上初」と言われる大雨や地震などが毎年のように起こっています。異常気象が日常のニュースになっている、と感じている人は少なくないのではないでしょうか。こうした環境の変化を目の前にして、私たちは今、一体何をすればいいのでしょうか。そんな問いに古橋さんがひとつの答えを教えてくれました。

「地震や洪水などの自然災害が発生した時、最初に必要になるものは何だと思いますか?それは正確な被害状況を把握できる「地図」です。災害において、地図があるかないかは、生死を左右します。」

津波で浸水した地域や、土砂崩れが起きた場所に人は簡単に入れません。しかし、ドローンであれば、上空から画像や映像を安全に撮影することができるのです。

今回のセミサロでは古橋さんに、災害時に一般市民がドローンを使って救援を行う「DRONE BIRD」の活動や、世界中の誰もが簡単に地図を閲覧・編集することができるオープンストリートマップの活用方法など、地図を活用した防災についてお話し頂きます。

いつ自分や身近な人が自然災害にあってもおかしくないこの時代、いざという時のために備えること、学ぶこと、そして自分が出来ることを一緒に考えてみませんか?

古橋大地(ふるはし・たいち)さん

青山学院大学 地球社会共生学部(メディア/空間情報クラスター)教授。特定非営利活動法人クライシスマッパーズ・ジャパン代表。1975年東京都生まれ。東京都立大学で衛星リモートセンシング、地理情報システムを学ぶ。2001年、東京大学大学院 新領域創成科学研究科 環境学専攻修了。05年からマップコンシェルジュ株式会社 代表取締役を務める。地理空間情報の利活用を軸に、Googleジオサービス、オープンソースGIS(FOSS4G)、オープンデータの技術コンサルティ ングや教育指導を行なっている。ここ数年は「一億総伊能化」をキーワードにみんなで世界地図をつくるOpenStreetMapに熱を上げ、GPS、パノラマ撮影、ドローンを駆使して、地図を作るためにフィールドを駆け巡っている。

イベントの詳細

2017年12月13日(水)

受 付  19:00~ / セミナー 19:30~21:00 / 交流会  21:00~22:00

場所

SodaCCo STUDIO
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 SodaCCoビル1階
★JR渋谷駅 南口から12分/東急東横線 代官山駅から7分

参加費

セミナー&交流会:3,000円 / セミナーのみ:2,000円
※交流会はドリンクと簡単な料理をご用意いたします。
※アースコミュニケーター会員と学生の方は半額になります。

定員

約30名(定員に達し次第、締め切りとさせて頂きます。)

事前登録制です。下記申込みフォームよりお申し込み下さい。