「人間ってなんだろう」、「私たちはどこから来たんだろう」。誰もが考えたことがあるこの問いの答えが、ここ数年の研究で急速に進歩しています。そのカギは遺伝子にありました。発掘された人骨から取り出したDNAや、今を生きる私たちのDNAを解析して、人類の分布や移動ルートを探る「分子人類学」という研究によって、新しい人間像が浮かび上がってきました。今回のアースリウムは、国立科学博物館の篠田謙一博士に協力いただき、遺伝子から見えてくる私たち人間の本質に迫ります(update 2010.6.28)。


解説

○分子人類学ってなんだ?

○人類移動の3つのフェーズ

○初期拡散:狩猟採集民の移動

○農耕拡散:農耕民の移動

○専門家に聞いてみた!
 国立科学博物館 篠田謙一さん

篠田謙一さん

○お薦めの本とリンク