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2023.12.15 | スタッフブログ

青山学院大学学生団体「あらとぅ」が学園祭で古着シェアイベントを開催しました!

Kako
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こんにちは!高校生インターン生のKakoです。
今回は、11月に青山学院大学の学園祭で開催された学生団体のイベントの様子をお届けします。

■目次■
・今回の取材について
・「あらとぅ」について
・代表の坂井雪音さんについて
・今回の古着シェアイベント

今回の取材について
今回の取材と記事の制作は、イベントを開催した学生団体「あらとぅ」の代表を務める、坂井雪音さんが直接私に依頼をしてくださいました。昨年12月に行われた超文化祭での出会いがきっかけで何度かイベントでお話しするようになり現在に至ります。行動力があり、素敵な考え方を持っている憧れの大学生です。憧れの大学生からの直接のご依頼ということで記事を書かせていただきました。あらとぅの素敵な活動を自分なりの言葉で紹介するので最後まで読んでいただけると嬉しいです。

「あらとぅ」について
今回取材させていただいたのは、活動2年半となる、青山学院大学の学生団体(シビックエンゲージメントセンター)あらとぅ〜innovation around 20〜。団体名の「20」には、「20代の若者に革新を」という意味が込められています。メンバーは、様々な大学から集まる16名の大学生。やさしい人やなごやかな人が多く、素敵な雰囲気の団体です。アパレル産業の環境問題にフォーカスし、20代に『スローファッション』や『エシカルファッション』を伝え、行動を起こしてもらうためのソーシャルアクションを展開し活動しています。

あらとぅのミッションは、「スローファッションを同年代に向けておしゃれにかっこよく楽しく伝えて、広める」
ビジョンは、「エシカル消費・地球にやさしい消費選択があたりまえの世界を実現する」

このミッションをより多くの20代に楽しく伝えるために2ヶ月に1回、古着シェアイベントを開催しています。特に、ビジョンやミッションの他にも、メンバー個人や団体の活躍の場の提供、メンバー間の親睦を深めることを目的として古着のシェアイベントや古着回収や販売、マルイでのポップアップイベントや超文化祭といったイベントにも参加し精力的に活動をしています。

代表の坂井雪音さんについて
そんなあらとぅの代表を務めるのが、青山学院大学3年の坂井雪音さん。坂井さんは「スローファッション」に出会い、あらとぅの活動を始めました。スローファッションに出会ったきっかけは、高校生の時に「何か新しいことをしたい」という気持ちで様々な環境問題や社会問題があるボルネオ島スタディツアーに参加したこと。元々SDGsに強い興味があるわけではなかったそうですが、帰国後に、「現地で見たこと、体験したことは社会に広めていった方が良いのではないか」という教員の言葉をきっかけに様々なワークを通して「人に伝える方法」を学び、気が付いたらSDGsを啓発する側になっていたそう。

その後、スローファッションに出会い、みんなが毎日着る服がそんな状況にあって良いのかということを考え始めた結果、「どうしたらワクワクした感情を持ちながら今ある服の問題について知ってもらえるか」という考えに至り、あらとぅを立ち上げ、古着シェアイベントを開催することにたどり着きました。

そんなあらとぅを立ち上げて良かったことを話してくれました。
「仲間がいることで実現可能性を高められること」
「大人や企業の人などのプロに声をかけてもらえること」
「社会の一部として社会を構築する一部として話しをすることができること」
その理由は、Z世代とSDGsが注目されやすい時代だからこそ、活動にも注目が集まるといいます。

今回の古着シェアイベント
そんなあらとぅの今回の古着シェアイベントは、2023年11月04-05日に青山学院大学の学園祭(以下、青山祭)中に開催されました。今回は青山祭の中で、ふらっと立ち寄り、古着を見たり購入できるおしゃれな空間と事前に参加者を募って行う講演会形式の古着シェアイベントを行いました。

「知っておきたいエシカルファッション その意味と課題」と題し、スローファッションへの理解を深める時間、サステナブルな取り組みを行っているファッション企業の紹介、参加者同士での古着交換会、ゲスト公演を1回とし、2日間で計6回開催しました。

講演会の最初は、スローファッションについて理解を深める時間としてスローファッションについての説明が行われました。そもそもスローファッションとは、「人権、環境、動物への配慮がされたもの」「主原料に自然素材・リサイクル素材を使用しているもの」「ひとつのアイテム(服)を長く使うこと」を指す言葉です。

スローファッションの対義語であるファストファッションは、流行りの服を安く購入しその服の流行が終わると廃棄または、転売されるといった循環が主流になってしまっています。特に廃棄された服は、支援品として発展途上国に送られますが、すでに大量の服が届いている現地では、需要が追いついてしまい、服の山が発生しています。つまり、発展途上国では支援品がゴミの山となって現地で環境問題になってしまっています。

さらにアパレル産業の環境問題は服の「生産の過程」でも問題になっています。アパレル産業は石油産業に次いでCo2排出量が多い産業でもあります。また、流行りの服を低価格で大量に販売できる理由は発展途上国での労働搾取や低賃金労働であり、人権問題にもなっています。さらに、シャツ1枚を生産するのに必要な水の量は、2700ℓ。かなり環境に負荷をかけています。これも大きな環境問題として注目されています。

つまり、生活に欠かせない服、みんなが好きなファッションは環境に負荷がかかっていたり、人権問題などの多くの問題に絡んで生産されているものなのです。なのに、服を購入するときに意識していることは値段(安さ)で、サステナビリティを意識している人は少ないということが、あらとぅが実施したアンケートで分かりました。

ここまでのインプットを経て、スローファッションについて参加者同士で意見交換する時間が設けられました。また、参加者に「服」に関する、「今自分は何着服を持っているか」「長く着ている服はどれくらいあるか、どれくらい長く着ているか」「なぜその服を長く着ているのか」という3つのテーマでグループトークを行いました。

参加者の中には、「親に手作りしてもらった服などは何年経っても大切に保管している」「衣替えの時に初めて自分がこんなに服を持っていたんだと実感する」というような声が聞こえました。

次にメインイベントの古着交換会を実施しました。

参加者の皆さんが持参した服を、「服の思い出」「購入の経緯」「どういった想いで着ていたか」「どんな時に着ていたか」についてお話ししていただき、参加者同士で‘交換したい’と‘交換したい’が成立すると交換できるというルールで行われました。他にも、その服の好きなところやブランド、服を買うときに意識していることなどについても話し合ってもらいました。

見事交換が成立した方々は、「こんな時にこの服を着てほしい」というメッセージを添えて交換をしてもらいました。

最後に、坂井雪音さんからのゲスト講演を実施しました。
まず、この講演を聞いて「自分にもできること、真似できることを感じ取ってほしい」と話しました。活動をする上で大切にしているキーワードは「ワクワク」。「自らが楽しんで行っていることが地球にやさしいということに繋がる」この考え方を広げたいと坂井さんは言います。

坂井さんは、特に、「なんでも最初に動く、行動することが大切」と話します。「啓発活動を行うその先に意味あるのかと言われることがあるが、一人一人が少し意識を変えるだけでエシカルなどの正しい消費活動が当たり前になる社会になるのではないか」と話し、啓発活動には意味があるといいます。

坂井さんの大切にしている考え方は、「行動することが大切。行動しなければ何も起こらない何も変わらない」です。一見して当たり前のようですが、実は実行するのはとても難しいこと。

「アイデアを持っているのに行動しない」ということはとても損なこと。「だから私は行動する」と話す坂井さん。活動していくにあたっての大切な考え方なのかもしれません。

最後に今後のあらとぅの目標をお聞きしました。それは「まずはサークルとして認知されること」。サークルは、同じものが好きな人たちとの集まりであって、今のあらとぅの「学生団体」という括りは、スローファッションに興味がある人が集まる場=少し硬いというイメージがあるように感じると話します。そこで、サークルとして認知され、「社会課題解決の入り口の存在にしたい」「あたりまえに大学にある存在」「サークルとしてあらとぅが在り続けられる」ような存在になれるように日々進化し続けてます。

そんなあらとぅの次回の古着シェアイベントは、12月17日(日)です。この回では、12月ということで、古着でのクリスマスコーデ対決といった、この季節ならではのイベントを行います。進化し続けるあらとぅの古着イベントに、ぜひご参加ください!

日 時:2023年12月17日(日) 14:00〜18:00
場 所:大塚駅徒歩3分(詳細はお申し込みいただいた方にご案内します)
参加費:無料
持ち物:着なくなった服
主催者コメント:クリスマスコーデ対決やゲストスピーチなどを行います。
詳細はあらとぅ公式Instagramをご確認ください。

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Kako
一般社団法人Think the Earth 高校生インターン生
医療系への進学を目指すコースのある高校で‘’高校生‘’をしながらさまざまなプロジェクト活動等を行う。
現在は‘’高校生インターン生‘’としても活動中。

Kako
Kako

Think the Earthの高校生インターンです。