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目指していること
1日何回、地球のことを想いますか?……
Think the Earthは「エコロジーとエコノミーの共存」をテーマに2001年に発足したNPOです。持続可能な社会の実現に貢献するプロジェクトを立案し、企業や行政、NPO、教育機関、クリエイターなど多種多様なセクターと才能をつなぎ、プロジェクトを実現させることで、新しい価値を創りだしてきました。 好奇心こそが行動の原動力であると信じ、頭だけでなく心と身体で触れる数多くのコンテンツ、メディア、イベント、ワークショップ開発等を行っています。
「モノづくり」から「コトづくり」、そして「ヒトづくり」へ
設立した当初は「社会の無関心」が、解決すべき重要課題でした。設立のきっかけとなった地球時計wn-1は、実用的な時計でありながら、宇宙飛行士のように宇宙から地球を見る感覚を提供する、メッセージ性の高い商品開発プロジェクトとしてスタートしました。「モノ(Product)」としての高い完成度を目指しながら、同時に購入者が「コト(Project)」としてのThink the Earthに参加して、共に持続可能な社会を目指す学びや行動を始めることが目的だったのです。 「社会の無関心」は徐々に改善されつつあります。特に東日本大震災以降、日本でも多くの人が社会や環境、そして未来に関心を寄せるようになりました。一方、世界に目を向ければ、2015年に「2030年までの持続可能な開発目標=SDGs」が193の国と地域の合意によってつくられました。これらの課題を解決する新しい社会ビジョンとしてサーキュラーエコノミーが注目され、課題に対してクリエイティブにアプローチするソーシャルデザインの事例も劇的に増えています。最近のThink the Earthの活動は「関心をもった人たちと、どこへ向かうのか?」を問いに、「ヒトづくり」へとシフトしています。変化のスピードが激しい時代になったからこそ、長期的な視点で自ら考え、他者と協調しながら行動する人の重要性が高まっています。
ミッション
持続可能な社会の実現に向け、 環境問題や社会問題への無関心を好奇心に変え、 Think the Earthする人や企業(=地球的視野で考え行動する人や企業)を世界中に育て、増やしていくこと。
1. 地球人としての感性や地球の大切さを次の世代に伝える
宇宙から地球を見る視点を人類が獲得したのは、わずか半世紀前のことです。人類の社会観、未来観に決定的な影響を与えた、このまなざしの大切さを次世代につないでいくことが、Think the Earthの最も大きな使命です。
2. さまざまなセクターをつなぎ、コラボレーションを促進
21世紀に有限の惑星・地球で100億人を超える人間が生き延びるためには、様々な領域の叡智を結集して、数々の試練を乗り越えていかなければなりません。そのためにも、企業やNPO、行政、教育・研究機関などのコラボレーションを促進する役割を果たしていきます。
3. エコロジーとエコノミーが共存する社会の実現
設立以来一貫して、経済活動と社会・環境活動を対立軸ではなく共創軸として捉え、新しい価値を創るプロジェクト(CSV※1活動)を、企業やNPOとともに立案・実施してきました。事業をつくるチャレンジのなかにこそ、新しい視点と経験を持った人が集まり、ともに育つ現場があります。
4. 環境・社会課題の広報・教育部門(CEPA*2、ESD※3)を担う
コンテンツ開発、メディア活動、プロジェクトづくり、研修/ワークショップ等。あたまだけでなく、こころやからだで感じ、考えるクリエイティブなアプローチで、好奇心を刺激するコミュニケーション活動、エデュケーション活動を行っていきます。
*1: CSV = Creating Shared Value *2: CEPA = Communication,Education, Public Awareness *3: ESD = Education for Sustainable Development
組織概要
概要
- 名称
- 一般社団法人シンク・ジ・アース
- 設立年月日
- 2001年2月19日(2011年10月5日 一般社団法人登記)
- 所在地
- 〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 co-lab代官山6R01
理事長
- 水野誠一 株式会社IMA 代表取締役
理事
- 上田壮一 株式会社スペースポート/多摩美術大学 客員教授
- 小西健太郎 株式会社スケール/プロデューサー
- 櫻田彩子 フリーアナウンサー/気候ネットワーク理事/サステナビリティ日本フォーラム運営委員
- 白土謙二 思考家
- 永井一史 株式会社HAKUHODO DESIGN/クリエイティブディレクター
- 原田麻里子 NPO法人ハンガー・フリー・ワールド 理事長
- 古川 享 元慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科 教授
- 宮崎光弘 株式会社アクシス/多摩美術大学 情報デザイン学科 教授
監事
- 神津信一
コミュニケーションアドバイザー
- 川廷昌弘 株式会社博報堂
- 並河 進 株式会社電通デジタル
- 福島 治 東京工芸大学 教授
スタッフ
- 事務局 曽我直子
- 広報 笹尾実和子
- コミュニケーター 山藤旅聞 末吉里花
- 非常駐スタッフ 有福英幸 風間美穂 桜井肖典 佐藤由佳 鈴木高祥 松本麻美
- (海外) 猪飼麻由美(フランス/リヨン) 金子バースリー朝香(イギリス/トットネス)
- 紺野美沙子 高島郁夫 南山宏之 渡 伸一郎 三浦 敦
ファウンダーメンバー
Think the Earth設立時よりサポートいただいている皆さまですアクセス
一般社団法人Think the Earth
所在地:〒150-0034 東京都渋谷区代官山町9-10 co-lab代官山6R01
※営業・セールス・宗教勧誘などのお電話、ご訪問はお断りしています。
東急東横線 代官山駅から7分
八幡通りに出て右折し、真っ直ぐ並木橋に向かって歩いて、NTT渋谷前の信号の先にあるENEOSを右折してすぐ右手の建物がco-lab代官山(Sodaccoビル)です。エレベーターで6Fまでお上がりください。
JR・日比谷線 恵比寿駅 西口(地下鉄は2番出口)から12分
JRの場合、西口改札を出て左へ。ロータリー出たら右に進み駒沢通りの信号を渡ります。 地下鉄の場合は2番出口を出て目の前に見える交差点を左折します。 そのままJRの線路と平行に真っ直ぐ進むと五叉路に出ます。五叉路も線路に平行に進みます。しばらく歩くと、線路を渡る歩道橋が右に見えてきますので、その角を左折します。 右手に見える駐輪場を越えた1つ目の道を右折します。緩やかな上り坂を進み、突き当たりの細い道を左折してすぐに右折。真っ直ぐ進むと八幡通りに出ます。左に曲がり、1つ目の角(ENEOSの手前)を左折して、すぐ右側の建物がco-lab代官山(Sodaccoビル)です。エレベーターで6Fまでお上がりください。
JR渋谷駅 新南改札から10分
新南改札(3F)を出て右へ、渋谷サクラステージ方面へ進みます。エスカレーターで地上まで下りて左折。 真っ直ぐ進み、階段手前の横断歩道を渡り、左方向に5分ほど線路沿いを進みます。 突き当たったら左折して、すぐの突き当りを右折して坂を上がります。左に信号(鉢山中学校東)があるので信号を渡って 右に進みます。ENEOSの手前を左折してすぐ右側の建物がco-lab代官山(Sodaccoビル)です。エレベーターで6Fまでお上がりください。
渋谷駅 地下鉄16b出口から15分
地下鉄の出口16bから地上へ。 そのまま明治通りを恵比寿方面に歩き、並木橋交差点を右折して八幡通りに入ります。 ゆるやかな坂をのぼり、2つめの信号(NTT渋谷前)の手前にあるガソリンスタンドENEOSの手前を左折するとすぐ右側にco-lab代官山(Sodaccoビル)があります。エレベーターで6Fまでお上がりください。
メンバー
沿革
- 1994年
- 宇宙からの眼差しで地球を感じるツールとして 「アースウォッチ(地球時計)」を企画・構想
- 1997年
- 「アースウォッチ」のワーキングモデルをNTTと共同開発
- 1998年
- セイコーインスツルとアナログ版の地球時計「wn-1」の開発に着手
- 2000年
- ウェブサイト公開
- 2001年
- 正式発足(2月19日=コペルニクスの誕生日!) 発足発表会(東京・ロンドン) 同時に地球時計「wn-1」の予約開始・バーゼルフェア出展 ウェブメディア「Think Daily」スタート
- 2002年
- 写真集『百年の愚行』発行 「ピースボール・キャンペーン」実施
- 2003年
- ビジュアルブック『1秒の世界』発行
- 2004年
- 「ウォータープラネット・キャンペーン」開始 ビジュアルブック『世界を変えるお金の使い方』発行 au版携帯アプリ「live earth」開発着手
- 2005年
- 暦絵本『えこよみ』発行 au版携帯アプリ「live earth」発表・配信開始 「愛・地球博」出展
- 2006年
- オンラインショップ「ソーシャル・デザイン・マーケット」オープン デジタル地球儀コンテンツ「アースリウム」スタート ビジュアルブック『気候変動+2℃』発行 「1秒の世界」テレビ特別番組放映(TBS)
- 2007年
- ビジュアルブック『いきものがたり』発行 暦絵本『えこよみ 07-08』発行 アースコミュニケーター制度スタート 「世界を変えるお金の使い方」テレビ番組化 朝日新聞「サステナブルジャパン2007」共催
- 2008年
- ビジュアルブック『みずものがたり』発行 書籍『地球リポート』発行 ビジュアルブック『1秒の世界(2)』発行
- 2009年
- 暦絵本『えこよみ3』発行 ビジュアルブック『たべものがたり』発行 「みずのがっこう」スタート
- 2010年
- 第10回国連生物多様性国際会議開催にあわせデジタルプラネタリウム映像「いきものがたり」「たべものがたり」制作
- 2011年
- 東日本大震災Think the Earth基金設立 10周年イベント「EARTHLING2011 地球人大演説会」開催
- 2012年
- 「忘れないプロジェクト」スタート 「忘れない基金」設立 トヨタ自動車「AQUA SOCIAL FES!!」スタート
- 2013年
- 『グリーンパワーブック 再生可能エネルギー入門』編集制作 「グリーンパワースクール」スタート
- 2014年
- 『続・百年の愚行』発行(クラウドファンディングにて実現)
- 2015年
- 「単位展」@21_21 DESIGN SIGHTに「1秒の世界」の映像作品を展示 「百年の愚行展」@千代田アーツ3331 開催 「みずのがっこう 海編」開催
- 2016年
- 「百年の愚行展」@京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ 開催
- 2017年
- ウェブサイト・リニューアル 「SDGs for School」スタート
- 2018年
- 『未来を変える目標 SDGsアイデアブック』発行(クラウドファンディングにて実現)
- 中高生ボルネオスタディツアーに参画
- 2019年
- 『SDGsアクションブックかながわ』(神奈川県)『わたしと未来をつなぐ SDGsワークブック』(関東学院大学) 『未来を変える目標 SDGsアイデアブック』韓国版 認定エデュケーター講座スタート 「超文化祭」初開催(共催)
- 2020年
- 『SDGsアクションブックさが』(特定非営利活動法人地球市民の会) 『SDGsパートナーブックかながわ』(神奈川県) 『はじめてのSDGs』(横浜銀行) 『未来を変える目標 SDGsアイデアブック』台湾版
- 2021年
- 『未来を変える目標 SDGsアイデアブック』英語版(中高生による学習成果版) 『未来を良くするお金の使い方』(野村ホールディングス)
- 2022年
- 「いのちをつなぐ学校」(サラヤ)スタート
- 2023年
- 「いきものがたり」「みずものがたり」が教育用DVDとして販売開始
- 2024年
- 『SDGsアイデアブック みなとく芝浦港南地区』(SKDs学びのまちプロジェクト)発行
- 「控えめな創造力」イタリア教員研修実施
- 海がテーマのビジュアルブック『あおいほしのあおいうみ』クラウドファンディング
主な受賞歴
グッドデザイン賞 新領域部門、JIDAデザインミュージアムセレクション、ウォッチ・オブ・ザ・イヤー カジュアルウォッチ部門金賞
写真集『百年の愚行』ニューヨークADC賞 銀賞、東京ADC賞、I.D. Annual Design Review – Best of Category for Graphic
ウェブサイト「Think the Earthプロジェクト」環境goo大賞(1回) 優秀賞(2回)
携帯アプリ「live earth」文化庁メディア芸術祭 審査委員会推薦作品
ビジュアル・エコブック『たべものがたり』学校寄贈プロジェクト農水省 Food Action Nipponアワード2009 コミュニケーション・啓発部門 優秀賞
えこよみカレンダー全国カレンダー展 入賞(2年連続)
映像詩「蕪栗沼ふゆみずたんぼ」ACC CM FESTIVAL 東北地域テレビファイナリスト
うごくえこよみ第7回札幌国際短編映画祭 最優秀札幌作品賞、生物多様性アクション大賞2013 GreenTV賞
AQUA SOCIAL FES!!グッドデザイン賞 サステナブルデザイン賞、日本マーケティング大賞ほか
「みんなで考える桃太郎 ~新聞広告から生まれた中学校の道徳授業~」キッズデザイン賞 経済産業大臣賞、日本マーケティング大賞2020 奨励賞
『未来を変える目標 SDGsアイデアブック』理化学研究所主催「科学道100冊」(2021年度)に選定
『未来を良くするお金の使い方』消費者教育教材資料表彰 2023 優秀賞