2016年10月06日

未来の働き方を考える 〜おもいやりの"スイッチ"を入れる人を増やす〜

プロジェクト裏話おすすめ infoお知らせ

自分の中で、新しい時間軸と関係のフレームが再構築された。

これからの働き方、企業に所属しながらの複業に関心がある人が増えている。
今回のラウンジスイッチでは、会社員でありながら、社会との関係に目を向け、仕事(会社)だけにとらわれない生き方を提案している一般社団法人Work Design Lab代表の石川貴志さんをゲストに、参加者と共にこれからの働き方を模索した。

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石川さんは、1978年広島生まれの38歳。現在、企業の経営企画室で働きながら、社外活動も含め7枚の名刺を持ちながら様々な活動をしている。3児のパパだ。奥さんも、働きながら、社外活動もしている。石川さんが仕事以外に目を向けようと思ったきっかけは2つある。

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ひとつは、32歳の時、子供が生まれ「父」になったこと。「今まで、自分中心だけの社会構造だった世界観が『親--自分--子供』という新たな時間軸の関係性ができ、子供に何を残せるかを考えるようになりました。それは短期的なことではなく、100年後の他人事が自分事に変わるという意識の変化になり、地域に関わりたいと思い始めたんですよね」。石川さん自身、『社会性が増した』と笑いながら話す。

もう一つは、その考えのもと、社外活動のひとつとして関わった「SVP東京」の存在だ。簡単に言えば、士業の人を中心にお金を出し合い、これからの社会に必要な団体に、お金と知恵を投資していくシステム。最近では多くのサラリーマンも参加しており、プロボノの上級編と言ってもいいかもしれない。社会課題を解決させていく事業を育て、社会にインパクトを与えていくやり方に石川さんの意識もどんどん社会性を増し、自身が実現したい活動への一歩を踏み始めていった。

石川さん自身が家族を持ち、会社以外の時間でも「未来」を考えるようになり、いままで希薄だった自分の中の「家族」・「社外コミュニティ」・「企業」・「地域」のフレームが新しくカタチ作られていったのだ。


今は、会社をやめなくても面白いことができる。

「スイッチの入った人を応援したいんですよ」。熱量高く、けど爽やかに話す石川さんのメッセージは次のことだ。「例えば、個人に想いがあって仕事をしているけど、そのやり方や成果は会社の通常ルールからするとNGで怒られる。けど、社会的側面からすると、とても必要でいいこと言っているケースってないですか?新しい事業開発や、未来のコミュニケーションを作り出す際によくあり、会社のリソースを活用しながら、どうやって実現できるかに悩む人が多くいるはず。そういった会社を辞めずに社会にいい活動を行う人を応援したいんです。」

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また、考え方の整理として次のようにも語る。「Work(仕事)、Life(家庭)、Social(社会)の3つの枠が重なるポイントに継続的で、現実的な個人の理想的な活動があります。想いが先行しすぎると、経済的に成り立たなくなるケースも多いため、個人だけ応援していくのではなく、関係性を見ながら解決していくことが大切なんです。いまそれをしている一部の企業人が、自分がやりたいことをきちんと会社の利益を考えて実行している人が出てきていると思います。」

企業・組織の枠を越えていき、一緒に解決していく時代がいま既に起きている。石川さん自身も、運営するWork Design Labの始まりである『働き方と組織の未来ダイアログセッション』を通じて、本業を活かしながらいまのあらゆる活動つなげている。


働き方の未来は、個人と組織の関係性にある。

Work Design Labのビジョンは『イキイキと働く大人で溢れる社会、そんな大人をみて、子どもが未来に夢を描ける社会を創る』こと。

活動のひとつである『働き方と組織の未来ダイアログセッション』では、まずは社会と会社の今を知ることで、参加者に勇気と気付きを生みだす場を作っている。様々なゲストを呼び、事例を知れることもあり平日夜開催にも関わらず100名以上集まる回も少なくない。場の特徴として、企業側と個人側で、"ルール違反者"のゲストを呼ぶ。(※違反者とは時代に必要で新しいコトに挑戦している人を指し、現状の会社ルールが合わなくなっていることを指す)。

「働いていて、個人のミッションと組織のミッションのバランスが完全に一致するケースってどれだけ多いでしょうか(笑)。お互いが描くイメージの円が一緒に重なればハッピーですけど、ズレ続けると、個人は転職したくなり組織との距離が遠くなっていきます。長い期間会社で働いている人は苦労をした経験は見に覚えはないですか?」会場の参加者はドキリとしつつ、深く頷く。

もうひとつの活動として、サラリーマンイノベーターネットワークがある。これはオープンな対話の場ではなく、出会いの中で知り合った各企業のイントレプレナー同士を引き合わせ、事業を起こしやすい仕掛けを研究していく場だ。まずは、フレンドリーな研究の場から事前に一緒に考え、お互いにいい時期になったら正式な事業として、きちんとした段取りや許可を取って会社のリソースを使いビジネスとして実現していく。会社を辞めずに、会社にも個人にも社会にも利益をもたらす準備と言い換えても良いかもしれない。まさに所属する会社との関係性を継続させながら、自己実現させるためのやり方だ。また、基本的には人事やCSR部の人に声をかけ、組織としての新しい挑戦として社会に同じタイミングでコトを仕掛けようとしているのが面白い。


複業を成立させるための"個人の法人化"とは?

活動から3年が経過して社会が変わってきたと石川さんは語る。石川さんのように企業で働きながら社会に貢献したい人が増え、働き方の変化が個人と組織間で起こっているようだ。「主観ですが、個人の変化では、ライフワークバランスのように、個人の時間のコントロールをしたい人が増えているんじゃないかと思います。一方で、組織の変化では、パフォーマンスが高い社員ほど、社会貢献の場に参加することが多く、個人にとって利用価値の高い「場」として会社が機能しないと人材流出する可能性が増えている。両方の立場に立って考えることがこれからは必要ですが、個人がやりたいことを実現するためには、企業と個人のWhat/How/Why の3重円を行ったり来たりして考え、その人の根本的な考え方のWhyを共有することが仕事をする上でとても大事になってくると思います」。

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石川さんは、会社というコンセプトを手放し、新しい組織の雛形をつくることで、「個人の法人化」が成立し、人材の適材適所や業界を超えたスキル共有が、これからのキーワードとなってくると見ている。

また、個人だけのメリットだけを考えるのではなく、変化と成長をするには、場に貢献し育てていくことがやはり大切であることが前提であることも、しっかりと語る。「幸せの価値観の多様化があるからこそ、うまくいかないこともあるし、思い通りにならないこともたくさんあります。でもそこをしっかり向き合うことで自分が成長させられるんだなと実体験として感じています。自己の主体性と他者との関係性を考えながら行動する。これがこれからの働き方と複業のヒントになると思っています」。

石川さんの実体験を元に、なぜ今それをするのかというWhyの部分の話は、同世代の参加者や組織での管理クラスにも大きな共感があり、後半のスイッチトークも大いに盛り上がった。今後の個人と組織の関係性について、興味があれば、ぜひWork Design Labの場に参加してみたらいかがだろうか。働き方の新しいスイッチが、きっとONになるに違いない。

(推進スタッフ 鈴木高祥)

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2016年07月17日

新ソーシャルアクション企画塾「ラウンジ・スイッチ」がスタートしました

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みなさんは「おもいやりライト」ってご存知ですか?
おもいやりライトは、交通事故が一番多い時間帯(夕方16時〜18時)にヘッドライトの早期点灯を促し、交通事故を削減するための運動です。おもいやりライト運動はなんと今年で6年目。そこで新しい領域を照らそうと、一歩踏み出す人を応援するための新しい活動が始まりました。その名も「ラウンジ・スイッチ」。これから社会のために何かしたい!というポジティブなエネルギーをもった人たちと一緒に学び、活動するためのノウハウやマインドを共有するソーシャルアクション企画塾です。先日その第1回目が3×3lab futureで実施されました。

オープニングトークは思いやりライト運動プロデューサーの山名清隆さんとThink the Earthの上田の対談からスタートしました。二人は、ラウンジ・スイッチの支配人として、全7回の授業に参加者のみなさんと一緒に参加します。

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プロデューサーの山名清隆さん(左)とThink the Earthの上田(右)

山名さんと上田が今、キーワードとして考える「逸脱力」。自分たちがソーシャルデザインの活動を始めた10数年前は、「何か変わったことをしている人」という立ち位置でした。言うなれば「はみ出し者」だった二人。会社以外に何かを新しい事を始めるハードルがとても高かった。でも、今はSNSなどの進歩により、誰もが情報発信したり、会社以外で仲間を見つけて活動できる環境が作りやすくなったと言います。そこで、今度はソーシャルな活動をもうあと一歩進めるためのアイデアや方向性について議論は進んでいきます。

例えば、パブリックスペースを考える上で今、重要視されているタクティカルアーバニズム(TACTICAL URBANISM)という概念。バンクーバー ビエンナーレの事例では、水辺の何気ないスペースに彫刻を置くことで、市民の憩いの場になっているそうです。ちょっとしたクリエイティビティを加えることで、町が変わったのです。
(詳しい記事はこちら

また、2014年からパリでは市民参加型の予算編成を始めました。住民からどんな町にしたいか意見を募り、その中から予算を使うプロジェクトを住民投票で選ぶ制度です。
実際に、市民の意見を聞くための部署が設置され、5000のアイデアが集まり、さらに500に絞ったアイデアの中から、投票で選ばれたプロジェクトがすでに始まっているそうです。まさに今までにない、公共セクターを超えた逸脱セクションの誕生と言えます。

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二人の話を熱心に聞く参加者のみなさん

そうして数々の事例とアイデアを話した後は実際に企業と社会の境界線を飛び越えて活躍している今日のゲストの話へと移ります。第1回目の講師「 前橋〇〇部 」の藤澤さんの登場です!

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藤沢さんのスライドの1枚。ご自身の写真を大胆に使ったデザインが印象的

藤澤さんが2011年に前橋に戻った時に、地元の人に面白い場所や人を聞いても何も答えが返ってこなかったことに「ヤバい!ここには何もない!」と焦ったそうです。前橋は歴史的な建物もなく、文化的な世代間の会話もなかった。そして遊びに行くなら高崎に出ればいい、という空気感。
この状況を何とかしたいと考えていた時に、前橋自転車通勤部と出会います。何をしているかと言うと、単純に自転車で通勤をしている人たちの集まり。でも、小さなコミュニティの存在がそこにはありました。

そこで、「 前橋〇〇部 」と題して、前橋でたくさんの部を立ち上げることを思いつきました。パズルが好きならパズル部。パフェが好きならパフェ部。特に許可や申請の必要はなく、ゆるーい部活動の促進を、最初は一人でfacebookで部の立ち上げ宣言をしていました。そこで、序所に反応があり、次第に人が集まるようになりました。

前橋〇〇部の次は「前橋○○特区45DAYS」。前橋を〇〇特区にしたい、という市民の声を集める活動と、週末にはイベントを開催し、市民が集う場を、前橋市と共催で実現しました。ロゴからフライヤーまで藤澤さんご自身で手がけました。

昨年のアーカイブ動画

そして、最後には前橋でアイドルユニット「ハイタッチガールズ」を結成するまでに至ります。アイドルが町にいることで、場が華やかになる、そしてアイドルに会いにファンが来てくれる!元々アイドル好きだった藤澤さんは、「ハイタッチガールズ」のプロデュースに夢中になっていきます。この時のことを「猛烈に楽しかった!」と振り返る藤澤さん。しかし、楽しいだけではありません。悩みもたくさんありました。それはここだけの話として聞いたので、詳細はお伝え出来ませんが、最後は会場からは藤澤さんを応援する声で締めくくられました。

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成功したことも、失敗したこともすべてを包み隠さすお話してくれた藤澤さん。とっても素敵な方でした。

このラウンジ・スイッチはまだまだ続きます!
次回のLOUNGE SWITCHは7月19日(火)19:00~21:00でパクチーハウス東京の佐谷恭さんにお越し頂きます。次回からの参加、第2回のみの参加もOKなので、気になった方はお気軽にご参加下さい。詳しくはこちら

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最後はみんなで記念撮影!

(笹尾実和子)


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2016年05月18日

百年の愚行展@京都 会期は5月22日まで!

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みなさん、ゴールデンウィークはどこかお出かけされましたか?今年は大型連休をとって、旅行に行った人も多かったのではないでしょうか。

私は、4月29日から「百年の愚行展」がオープンすることもあり、ゴールデンウィークの数日前から京都にいました。(と言っても、京都造形芸術大学に入り浸る毎日でしたが。笑)

今回の会場である京都造形芸術大学ギャルリ・オーブはとても広く、最初の設営は、パネルを動かして、壁を作ることからスタートしました。京都造形芸術大学の学生さんたちと一緒に、水平出しや作品の設置、ライティングまですべて自分たちの手で会場を作り上げました!(大変だった〜)こうして無事にオープン出来たことを、嬉しく思います。ぜひ、この機会に遊びに来て下さい。

「愚行展は見たいけど京都まで行けない!」という方もいますよね。
そこで、百年の愚行展@京都を詳しくご紹介したいと思います。

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こちらが会場のある京都造形芸術大学。とてもキレイな校舎で、夜遅くまで学生さんがラウンジに集まっていました。

gukou@kyoto2.JPG30段の階段を上がって左手に見える人間館に入ります。

gukou@kyoto3.JPG入口をまっすぐ進むと、看板が見えます。こちらを右に曲がると・・・

gukou@kyoto4.JPG着きました!ギャルリ・オーブです。

gukou@kyoto5.JPG看板やパネルも学生さんたちに手伝ってもらい、作りました。

gukou@kyoto6-1.JPG挨拶パネルは日英両方表記しています。

書籍『百年の愚行』は10章で構成されています。「海・川・湖沼」「大気」「森・大地」「動物」「大量生産・大量消費」「核・テクノロジー」「戦争」「差別・迫害」「難民」「貧困」。本展では、書籍に納められた100点の写真の中から92点を選び、章ごとにまとめて展示しました。

gukou@kyoto6-2.jpg最初の章「water(水)」です。

gukou@kyoto7-1.JPG「WATER(水)」の章は9枚の写真を展示しました。

gukou@kyoto8.JPG最初の展示ゾーンの全体図。壁に沿って、写真をみていきます。

gukou@kyoto9.JPGこちらは4番目の章「ANIMAL(動物)」の写真です。

gukou@kyoto10-1.JPG2番目の展示ゾーン。ここのスペースが一番広く、空間を贅沢に使って展示ができました。

gukou@kyoto10-2.JPG書籍も読めるように、展示してあります。

gukou@kyoto11.JPG2番目の展示ゾーン。

書籍『続・百年の愚行』は、21世紀の愚行を表す7つの章、「戦争・紛争」「弾圧・迫害」「差別・暴力」「貧困・格差」「メディア・情報」「環境・エネルギー」「核・原発」に序章と終章を加えた9つの章で構成されています。今回の展示では、『続・百年の愚行』に収録された約50点の写真をスクリーンに映し出しました。

gukou@kyoto12.JPG最後の展示ゾーン。一番奥のスクリーンで『続・百年の愚行』の写真が映しだされます


そして最後は、ゴアレーベンのポスターを展示しています。ゴアレーベンは北西約150kmに位置するドイツ北部の小さな町です。1977年、この村に核廃棄物最終処理センターを設置する計画が発表されました。住民たちは反対の意志をポスターによって訴え続けました。そして、2013年に計画は中断となりました。

gukou@kyoto13.JPGゴアレーベンのポスターは全部で20点、展示しました。


gukou@kyoto14.JPG原発はいらない!という強いメッセージが感じられます。


会期は残りあと数日です。ぜひ、たくさんの方に見て頂きたいと思います!

また、明日5月19日から21日の3日間は、『続・百年の愚行』の寄稿者でもある京都大学総長の霊長類学者、山極壽一さんをはじめ、マエキタミヤコさんやChim↑Pomリーダーの卯城竜太さんなど、多彩な顔ぶれが登場します。トークイベントは予約不要・入場無料なので、期間中に京都を訪れることがありましたら、ぜひお立ち寄りください。

◎スペシャルトーク
愚行の時代の文化と芸術

日時:2016年5月20日(金)18:00-19:30(先着順)
会場:京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ
料金:無料
出演:山極壽一(霊長類学者。京都大学総長)×尾池和夫(地震学者。京都造形芸術大学学長)
司会:齋藤亜矢(芸術認知科学研究者。京都造形芸術大学文明哲学研究所准教授)

◎ギャラリートーク
サステナビリティと文明

日時:2016年5月19日(木)18:00-19:30(先着順)
会場:京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ
料金:無料
出演:マエキタミヤコ(コピーライター、クリエイティブディレクター。「サス
テナ」代表)×浅利美鈴(京都大学地球環境学堂 準教授)×小野塚佳代(京都造形
芸術大学大学院生)
司会:田中 勝(アーティスト、芸術平和学研究者。京都造形芸術大学文明哲学研
究所准教授)

◎ギャラリートーク
愚行と狂気の時代に ーーアーティストができること

日時:2016年5月21日(土)15:00-16:30(先着順)
会場:京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ
料金:無料
出演:高山 明(演出家、アーティスト。Port B主宰)×卯城竜太(アーティスト。
Chim↑Pomリーダー)
司会:小崎哲哉

百年の愚行展@京都

会場:京都造形芸術大学ギャルリ・オーブ
   →京都市左京区北白川瓜生山2-116
期間:2016年4月29日(金)~5月22日(日)
時間:11:00-18:00(期間中無休)
料金:無料

(笹尾 実和子)

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2015年01月21日

週末は青山へ。ReCloset(リクローゼット)いよいよ開催!

おすすめ info

Think the Earthが寄付先のコーディネートで協力をさせていただいた、ルミネのチャリティイベントReCloset(リクローゼット)が今週末いよいよ開催です。

最新情報で掲載していますが、忘れないプロジェクトも寄付先のひとつです。

寄付先団体のひとつであるえがおつなげてのスタッフの方と、トークイベントの中身について打ち合わせをして参りました。

山梨県北杜市(ほくとし)で日本の都市と農村をつなぐ活動しているえがおつなげて。農地やマルシェを通じて都会に暮らす人と農村が関わるきっかけづくりを行っています。

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活動の内容をあらためてお聞きしつつ、当日の内容を摺り合わせていきます

ReClosetは、買ったお洋服の金額ぶんを、自分が応援したいと思う寄付先に投票できる仕組み。

活動内容を紹介するパネルやトークイベント、ワークショップなどを通じて、自分の社会的な関心ごとを発見するきっかけにしてほしいと考えました。

Think the Earthも宮城県で活動する若年者の就学および就労支援を行う「石巻NOTE」のスタッフの方をお招きしてお話をお聞きする予定です。

打ち合わせの後、集まったお洋服を見せてもらいました。集まったお洋服1800着をルミネ社員がひとつひとつ仕分けています。

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レディースのみだそうですが、素敵なお洋服がたくさん

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お洋服だけでなく、バッグや靴もあるのですね

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24日(土)、25日(日)の二日間開催です。時間は両日とも11時〜17時まで。詳細はホームページでご覧になれます。

屋外では、青山ファーマーズマーケットによる「WEEKEND BREAD MARKET」も開催されます。ランチがてらぜひ遊びにいらしてください。

*開催概要*
http://www.lumine.ne.jp/world/choroko/recloset/
・会  場:ifs 未来研究所未来研サロン WORK WORK SHOP
・アクセス:http://www.itochu-artsquare.jp/access/
・住  所:東京都港区北青山2−3-1 シーアイプラザ2F
・会  期:2015年1月24日(土)~1月25日(日)
・時  間:午前11時~午後5時
・入場料 :無料

(谷口西欧)

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2014年08月25日

宇宙に魅了され続ける人類〜宇宙博2014〜

地球日記おすすめ info

人はどうして宇宙に興味を持つのでしょうか。

以前はあまり興味がなかったのですが、Think the Earthに入ってから、宇宙と聞けば気になる存在に。昔より、確実に宇宙という存在が身近になったように感じます。それはきっと私だけではないはず。2013年に公開された「ゼロ・グラビティ(原題:Gravity)」では、実際のNASAの宇宙飛行士が「最も忠実に宇宙空間を再現できている映画」と絶賛するほどの映像情報を、多くの人が共有する時代になりました。今では地球が青く球体だということは当たり前の話ですが、ほんの数十年前はわからなかったことなのです。

この夏、これまでの宇宙開発の歴史が分かる展示が幕張メッセで開催されているということで、先日、宇宙博2014に行ってきました!夏休み真っ只中ということで、親子連れがたくさん来ていました。なんと設営には2週間の時間をかけ、およそ500点にものぼる貴重な展示物の数々が並んでいるという・・・さぁ、スペースゲートを抜けて、気分は宇宙へ!

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薄暗い通路を抜けて、先に進んでいきます

最初はNASA展示エリア。人類で初めて打ち上げた人工衛星、『スプートニク1号』(レプリカ)や、人類で初めて宇宙飛行に成功したユーリ・ガガーリンの写真などがならびます。NASAが発足したのは1958年。月へ人類を送り込むという「アポロ計画」のもと、6回の月面着陸を成功させました。たった60年という短い年月で、世界の宇宙開発技術は飛躍的進歩を遂げています。
宇宙博5.JPG印象的だったアポロ11号が月面着陸した時の朝日新聞の一面。下の広告が気になります・・・


奥へ進んでいくと、ロケットエンジンやロケットの展示が見えてきます。世界最大にして、アポロを打ち上げたロケットサターンVは十分の1の大きさでも迫力があります。(写真を撮りそびれてしまいました・・・すいません)本物のサイズはおよそ111メートル。35階立ての建物と同じくらいの大きさです。ヒューストンにあるジョンソンスペースセンターにはサターンVの実物が横たえられているらしい!さすがアメリカ、規模が違います。笑

ここでは、アポロ15号からは月面車も展示されている(レプリカ)も展示されていました。タイヤはゴムでできているけど、よーくみると金網で全部覆われています。月面はブレーキがききにくいので、チタン性のカバーがついているそうです。
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どことなく、バカンス気分な月面車

次は、JAXA・日本の宇宙開発展示エリアに行ってみましょう。

頭上に浮かび上がるのは国際宇宙ステーションISS。地球の上空およそ400キロメートルにあり、世界15国で共同運営しています。大きさは全長108メートルほど。この中に6人の宇宙飛行士が半年ごとに様々な実験をしています。

宇宙博7.JPG国際宇宙ステーションISSの10分の1の模型。サッカー競技場くらいの大きさ

国際宇宙ステーションISSの先頭に位置するのが「きぼう」。ここでは実物大の模型が展示されています。 「きぼう」は宇宙飛行士が長期活動できる日本初の有人施設で、日本で開発された後に、NASAへ輸送され、2008年〜2009年の間に3回にわけて打ち上げられました。「きぼう」の開発運用に関わった企業数は大小企業含め、国内約650もあるんだとか。「きぼう」は日本の技術力の賜物ですね。

火星探査展示エリアのコーナーでは、現在火星で探査中のキュリオシティ(好奇心という意味アメリカの女の子がなずけた)くんの実物大モデルが展示されています。彼の使命は火星で生命の痕跡を探す事。アームの先にドリルがあり、火星の岩をくだき、岩石の内部をその場で分析できるすごい技を持っています。彼の活動によって、生命に必要な元素を発見することに成功しました!

キュリオシティくん、火星にずっとひとりで寂しいかな?と思いましたが、彼の活躍は常に世界中の人たちが注目し、見守り続けています。いつか人類が火星に行ける日が訪れるかもしれません。
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「火星探査車」キュリオシティの実物モデル

その他にも、8Kのスーパーハイビジョンシアターの映像体験やスペースシャトルに乗り込み、コックピットを後ろからのぞき見ることができたり、見所は尽きません!最後に私の目が釘付けになったプロジェクトのご紹介して、締めくくります。

ご存知の方も多いかもしれませんが、『レッドブル・ストラトス』プロジェクト。これは、気球で成層圏までのぼり、39000メートルの高さからフリーフォール(スカイダイビング)するというチャレンジ。この時、見事に成層圏からのフリーフォールを成功させて、世界新記録を作ったパイロットのフェリックス・バウムガートナーさんのチャレンジ映像と、彼が実際にきた宇宙服とカプセル実機が展示されています。

彼のジャンプは本当に軽やかで、その高さを一瞬忘れてしまいます。ぜひ、映像もご覧下さい。


*開催概要*
http://www.space-expo2014.jp/outline
会  場:幕張メッセ 国際展示場10・11ホール
会  期:2014年7月19日(土)~9月23日(火・祝) ※会期中無休
開場時間:午前9時30分~午後5時(入場は閉場の30分前まで)
チケット料金:サイトをご覧ください


(笹尾実和子)

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