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アメリカのような豊かな国では、臓器移植の需要が、従来の臓器寄付では、追いつかなくなってきています。一方、途上国では、まだ少数ではあるが、臓器売買のために体の一部分を提供する人が増加しています。雑誌『フォーリンポリシー』によれば、臓器のなかでも特に腎臓の購入はかなり一般的になっていると言います。 1990年から2003年の間、アメリカの臓器提供希望者の順番待ちは236%も増加したのに対し、死亡したドナーからの腎臓寄付数は、33%増加したにすぎません。臓器を売る人のタイプは、フィリピンの場合、男性で平均28.9才、教育を受けた期間は7年、年間家族収入はUSドルで$480(約5万円)。買主のタイプは、イスラエルの場合、男性で平均48.1才、大卒、年間家族収入は、$53,000(約557万円)。 しかし、臓器の値段は国によって異なります。最も安い臓器は、フィリピンとインドで、一臓器が$1500(約16万円)なのですが、イラク戦争前は、その半値ほどだったそうです。中間は、モルドバとルーマニアの$2700(約28万円)、ブラジルの$6000(約63万円)、トルコの$7500(約79万円)。高額なのは、ペルーとイスラエルの1万〜2万ドル(約105万〜210万円)、アメリカは世界で最高額で3万ドル(約315万円)。 売主、買主をつなぎ、値段交渉する専門の仲介業者は、最も儲かる商談を求め、広範囲に旅をします。しかし、昨今、臓器仲介業者だけが売買旅行に行くのではありません。実は、手術をするために臓器売主のいる国に行く人をターゲットとした“航空運賃、宿泊費、観光ツアー付き臓器観光” というものもあるのです。 医学の進歩も金次第なのでしょうか?
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ウイマラシリ ヒロミ 神戸在住。 高齢者政策とNPOのアドヴォカシーについて研究中。政策科学博士。 ニューヨークでの高齢者NGO活動を経て、現在は神戸在住。 個人のwebsite: http://www.geocities.com/hiromimw/japan