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北米原産のアライグマや東南アジア原産で毒を持つセアカゴケグモなどが本来の生息場所でない日本国内に持ち込まれて、環境や農作物、人の健康に害を与える問題が出ています。これに対し、横浜国立大や国立環境研究所などが「外来生物分布拡大予報」を公開し、いつごろ、どの地域まで侵入してくるのかを知らせ、役所や住民に駆除や被害防止に役立ててもらう活動を今春から始めることになりました。 「予報」の対象には、上記の生物を含め約10種類を検討。日本では、人間の活動により海外から入って来た生物が「外来生物」として2000種確認されていますが、中でも被害影響の大きい種が優先的に対応されます。方法は、まず種ごとに1-10キロ四方の現在の分布をまとめ、それを基に10年後、20年後といった分布拡大地図を予測するもので、インターネット上で公開します。研究機関や協力者などから画像を送ってもらい、予測に役立てる協力体制も構築する予定。横浜国立大の小池文人准教授は「予報によって市民の関心も高まるだろう」と、安易な持ち込みや野放しを防ぐ役割も期待しています。
関連するURL/媒体 http://www.asahi.com/science/update/0114/TKY200801140211.html
山田由美 神奈川在住。 熱帯林保護への興味からGIS(地図をコンピュータで管理、分析する方法)を研究しています。統計や報告書ではわかりづらい色々な問題も平らに広げるとわかりやすくなるものです。 今は大学の助手として勤務する傍ら、メディア向け地図画像作り、雑誌記事書き、リサーチなどをしています。 個人のウェブサイトはこちら