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海上でタンカーの重油流出事故が発生した場合、漂流する重油を自動追跡できるロボットを、大阪大学の加藤直三教授らが開発しました。ロボットは全長2.7メートル。円筒型で推進や方向維持などのための4つの羽根を装備しています。海面や海中を自由に動き回り、重油の位置や現場の状況を把握することで重油の流れを正確に予測。迅速な回収作業につながります。 ロボットは事故直後に海中に投入されると、油検知器が重油を監視しつつ、位置や風向きなどを測定し、予測に必要なデータをリアルタイムで伝送します。重油を見失うと水深約10メートルまで潜り、カメラで海面を見上げて重油の影を探し出します。そして再び重油の場所に移動するという動きを繰り返せるので重油からはぐれません。 従来、重油の流出は夜間には追跡できず、広域に広がると打つ手がありませんでした。ところが、このロボットは夜間でも重油を追跡できる上、数十基を投入すれば、広範でも重油の広がりを把握し続けることができます。 加藤教授は「今のところロボットが動けるのは約2時間だが、将来的には2‐3週間まで延ばし、2015年には実用化を目指したい」と話しています。自然環境や漁業への被害を抑えることが期待されます。
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山田由美 神奈川在住。 熱帯林保護への興味からGIS(地図をコンピュータで管理、分析する方法)を研究しています。統計や報告書ではわかりづらい色々な問題も平らに広げるとわかりやすくなるものです。 今は大学の助手として勤務する傍ら、メディア向け地図画像作り、雑誌記事書き、リサーチなどをしています。 個人のウェブサイトはこちら