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「デビル」を救う希望発見
2008/04/06 10:40 28 (GMT)
高田久代@ニュージーランド
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鋭い歯を持ち、家畜を襲ったり死体を食べたりする姿から「デビル」と呼ばれるタスマニアデビル。オーストラリアのタスマニア島にのみ生息する世界最大の肉食有袋類です。原因不明の悪性腫瘍(しゅよう)のまん延で絶滅の危機に追い詰められていますが、このほど治療に有力な手がかりが見つかりました。
悪性腫瘍は、デビルの顔面にできる伝染性のガンで、予防策や治療方法は見つかっていません。感染は広がる一方で、デビルの数は半数にまで減り、特に感染数の多い東海岸地域では壊滅的な被害が報告されています。
しかし、島の西部で保護されセドリックと名づけられた1匹は、このガンに対する抗体をもっていることが実験からわかり、悪性腫瘍になんらかの免疫をもつ初めての例として注目を集めています。
東海岸地域の集団とは遺伝的に異なる群れに属するセドリック。もし、病気の解決にすぐに大きな進展が見られなければ、タスマニアデビルは20年以内に絶滅するとの試算もあります。科学者たちは、セドリックと同じ遺伝型をもつデビルが、ガンに対しての免疫があるか、あるいはワクチンが効くのでは、と期待を寄せています。

関連するURL/媒体
http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7323794.stm
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