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政府発表で年率16万パーセントを超えるハイパー・インフレーションに苦しむ南部アフリカのジンバブエで3月29日、大統領選挙と議会選挙が同時に実施されました。選挙の結果に世界中の注目が集まる中、議会選挙では野党MDC(Movement for Democratic Change=民主変革運動)が過半数の議席を獲得し、早々と勝利宣言をしています。 しかし、肝心の大統領選挙の結果は、3週間経った現在でもまだ公表されていないという異常事態に。 現職のムガベ大統領は、1980年の独立以来、政権の座についていますが、その強硬な政策のために、国際社会から独裁政権と非難されています。 すでにカリスマ的存在になってしまったムガベ大統領率いる与党ZANU-PF(ジンバブエ・アフリカ民族同盟愛国戦線)は、大統領選挙の結果公表を拒否しています。政治的緊張が高まりつつある中で、野党活動家に対する暴力も起きています。 これまでも政治的緊張状態が幾度もあったジンバブエではありますが、ジンバブエ国民や現地NGOなどの間では、今回もこの状態が何かひとつの事件をきっかけに大暴動に発展し、多くの死者やけが人を出すのではないかと、事態を憂慮する声が広がっています。
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あふりかくじら 東京都在住。 アフリカ研究者。大学在学時、南アフリカ出身の作家ベッシー・ヘッドの研究を始め、南アフリカ・ボツワナで調査を行う。 2001年より、飢餓や紛争、野生動物というステレオタイプにとらわれない 「普通のアフリカ」を日本の人に知ってもらうきっかけを作るため、日本語メールマガジン『あふりかくじらの自由時間』を発行するとともに、ブログを開設している。 エディンバラ大学アフリカ研究センター修士課程修了後、コンベンション会社、開発コンサルタント勤務等を経て、2005年から外務省専門調査員として在ジンバブエ大使館に勤務し2007年帰国。 ブログ『あふりかくじらの自由時間』