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ニュージーランド政府が、南極のスコット観測基地に風力発電機を設置するプロジェクトへの助成を決めました。2005年からの調査期間を経て4月、ついに政府からGOサインが出たことで、計画が大きく動き出しています。 計画では最大で20基の風車をつくり、既存のディーゼル発電と合わせてスコット基地に電気を届けるほか、同じロス島にあるアメリカのマクマード観測基地への送電も想定しています。実際の建設作業は11月から始まり、2010年2月末の第1期工事完了を目指して、ニュージーランド南極研究所と国営の電力会社メリディアン・エナジー社が共同でプロジェクトの推進にあたります。このプロジェクトが実現すれば、基地のあるロス島で年間消費される量の11%にあたる約46万3千リットルの燃料が削減できるそうです。 施設は、世界最南端の風力発電所として、年間1242トンの二酸化炭素削減にも貢献することが見込まれています。2009年3月までは国際極年。南極の貴重な環境を守る取り組みがこれからも期待できそうです。
関連するURL/媒体 http://www.antarcticanz.govt.nz/downloads/mediarelease/PR_AntNZ-MeridianWindfarm_17April08.pdf
高田久代 東京都在住。 一般企業勤務を経てニュージーランドにワーキングホリデー制度で渡航、その後現地の廃棄物専門の環境保護団体Zero Waste New Zealand Trustで総務兼助成金担当として勤務。(ニュージーランドは、埋め立てごみゼロの実現を目指すゼロウェイスト政策を、国として宣言している唯一の国家です。ゼロウェイストトラストは、その壮大なゴールに向け、全国規模で活動している非営利団体なのです。)約4年間のニュージーランド滞在を経て、現在は国際環境保護団体や民間の環境・まちづくり系シンクタンクに勤務。趣味・興味は、ごみ、環境と国際問題、農業、パーマカルチャー、まちづくり、食べあるき、散歩、写真、コーヒー。