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地域を結び集落を再生へ−10年間の取り組み
2008/05/13 09:25 18 (GMT)
山田由美@神奈川
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島根県の飯南町が「中山間地域研究センター」を開設して10年。山地の集落が過疎に直面する中、現場を歩いて住民の声を吸い上げ、再生させていく取り組みを地道に続けたこのセンターの研究成果は、今や全国に知れ渡っています。
悲観的になりがちな過疎問題ですが、ここのアプローチはバイオマスの豊富さや農産物直営所などの地域資源を見直して地域を元気づけ、プラス方向に持っていくもの。
同センターでは2002年から住民の地域活動、森林情報、鳥獣対策、水環境、交通などあらゆるジャンルの情報を地図にまとめ、ネット上で公開。誰もが情報を共有でき、登録をすれば地図に書き込みもできます。それを見ると地域の資源はつながってこそ活気づくもので、地域同士も同じと気付きます。現在、消滅の危機にある2集落では再生を目指し、昨年度から都市部との交流が積極的に進められています。ここでは「人」が重要な役割を果たします。NPOなどから人が出向き、集落と外部を取り持つ「結節機能」を担うのです。人材育成のため、島根県立大学と連携大学院を設置することも決まっています。
過疎に対し研究と実践運営を進めている施設は本センターが全国で唯一。ひとつの自治体が根強く続けた活動が、これからも日本の地方を元気にすることを願います。

関連するURL/媒体
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200805050385.html
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