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買った食品の約3分の1は食べられずに捨てられている−イギリスの食品廃棄物の実態が研究機関の調査で明らかになりました。 この調査は、廃棄物および資源アクション・プログラム(WRAP)がイングランドとウェールズの2138世帯を対象に廃棄物を調べたもの。WRAPの試算によると、イギリス全体では毎年670万トン、購入食品の約3分の1が廃棄されています。そのうち410万トン、102億ポンド(約2兆1千億円)相当は食べられる状態にもかかわらず不必要に廃棄、さらにその約4分の1は手付かずで捨てられています。 一般的な世帯では年間約8万6千円、子供のいる世帯では12万5千円相当の食品が消費されずに捨てられており、ジャガイモやパンが大きな割合を占める一方で、調理済み食品は44万個、ヨーグルトやヨーグルト飲料は毎日130万個が未開封で捨てられていることがわかりました。 また、こうした不必要な食品廃棄をなくせば、5台に1台の車の使用をやめるのと同じ、年間1800万トンの二酸化炭素削減効果があることもわかりました。 調査報告を受け、ジョアン・ラドック英環境担当大臣は「今回の報告はそれだけでも圧倒されるが、世界中で食糧難が問題になっている中で、このような浪費はさらに衝撃的だ」とコメントしています。
関連するURL/媒体 http://uk.reuters.com/article/lifestyleMolt/idUKL0847573520080508
高田久代 東京都在住。 一般企業勤務を経てニュージーランドにワーキングホリデー制度で渡航、その後現地の廃棄物専門の環境保護団体Zero Waste New Zealand Trustで総務兼助成金担当として勤務。(ニュージーランドは、埋め立てごみゼロの実現を目指すゼロウェイスト政策を、国として宣言している唯一の国家です。ゼロウェイストトラストは、その壮大なゴールに向け、全国規模で活動している非営利団体なのです。)約4年間のニュージーランド滞在を経て、現在は国際環境保護団体や民間の環境・まちづくり系シンクタンクに勤務。趣味・興味は、ごみ、環境と国際問題、農業、パーマカルチャー、まちづくり、食べあるき、散歩、写真、コーヒー。