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オーストラリアのグレートバリアリーフに生息するシャコは、人間や他の生物よりもずっと多くの色が見えることが、スイスとオーストラリアの研究でわかりました。 シャコの中でも特に、強力なハサミをもつことで知られるトンガリフトユビシャコは、動物界で最も複雑な眼をもち、紫外線から赤外線まで見ることができるうえ、光の微妙な変化も察知することができます。パブリック・ライブラリー・オブ・サイエンス誌に発表された報告によると、このシャコは、人間の4倍にあたる12原色を通して世界を見ることができ、偏光(光の振動の方向)も昆虫や鳥類に勝る6種を識別できるということです。 シャコの眼がなぜこのように高度に発達したかについて、はっきりとした理由はわかっていませんが、科学者たちは、捕食と交尾のためではないかと推測しています。 「シャコの好物には、透明で海中では非常に見づらい生物もあるが、偏光特性を持つ糖類がつまっているので、シャコの眼には、きっとクリスマスツリーのようにキラキラ光って見えるのだろう」とクイーンズランド大学のアンドリュー・ホワイト教授は言います。 また、シャコたちはこの特殊な能力を利用して、交尾のメッセージを交わしているのではないかともみられています。
関連するURL/媒体 http://www.reuters.com/article/scienceNews/idUSL132374120080514
高田久代 東京都在住。 一般企業勤務を経てニュージーランドにワーキングホリデー制度で渡航、その後現地の廃棄物専門の環境保護団体Zero Waste New Zealand Trustで総務兼助成金担当として勤務。(ニュージーランドは、埋め立てごみゼロの実現を目指すゼロウェイスト政策を、国として宣言している唯一の国家です。ゼロウェイストトラストは、その壮大なゴールに向け、全国規模で活動している非営利団体なのです。)約4年間のニュージーランド滞在を経て、現在は国際環境保護団体や民間の環境・まちづくり系シンクタンクに勤務。趣味・興味は、ごみ、環境と国際問題、農業、パーマカルチャー、まちづくり、食べあるき、散歩、写真、コーヒー。