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5月16日、40年間ニューヨーク市内を走り続けた44台の地下鉄 車両が、メリーランド州オーシャンシティ沖から21マイル(34 キロ)離れた海底に沈められました。魚を増やし、釣り客を呼 び込む地域活性化と車両廃棄のコストダウンを兼ねたこの人工 磯プロジェクト、実は初めての試みではなく、すでに1200台も の電車がニュージャーシー州やデラウェア州付近の海底に沈め られているのです。 「600台の電車が沈められてから、魚の数が400倍に増え、1年 に300回だった釣り舟の出港数も、1万3000回に膨れ上がった」 と話すのはデラウェア州の人工磯プログラムを担当するジェフ ・ティンズマンさん。磯は魚たちを外敵から守り、えさとなる 貝やエビも定着しやすいので魚の数が増える、魚が増えれば、 釣りを楽しむ客が増えて地元経済も潤う、ということのようで す。 そして、車両を海に沈めることでニューヨーク市は、それまで 廃棄処分のために使っていた1100万ドルから1300万ドルを節約 できるのだとか。すべての車両は環境に配慮し、州の環境法に 基づく危険な化学物質を取り除いてから海へと運ばれたそうで すが、これだけの数の電車を沈めることによる環境の変化など はまだ明確でないようです。
関連するURL/媒体 http://www.msnbc.msn.com/id/24680717/
アマサワエンジィ アメリカ シアトル在住。 中学の時に留学を決心し、アメリカに足を踏み入れて以来、未だに滞在中。テキサス州の高校を卒業した後、考え方、景色など、まるっきり違うアメリカを経験してみたいと思い、シアトルへ。シアトルの環境への取り組み、人々の考え方、自然の美しさに毎日刺激を受けながら、現在ワシントン州立大学で環境分野の専攻を目指して勉強中です。