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地下生物圏の存在が推測されていた海底下1626メートル地点に微生物を確認したと、ウェールズとフランスの大学の専門家チームが5月23日付のサイエンス誌に発表しました。 発見されたのは、細菌や藍藻(らんそう)などのように細胞に核を持たない原核生物。ニューファンドランド(カナダ)沖、約1億1100万年前の堆積物の中で見つかりました。堆積物の温度は摂氏60度から100度と高温で、「原核生物の活動が確認された最深、最古で、最も高温の海底堆積物だ」と調査にあたったジョン・パークス教授(ウェールズ大学)は話しています。 「もし地球に地表下の生物圏が存在するなら、他の惑星にも同様のことが 言えるかもしれない。火星の地表を調査するだけでは、生物の存在は解 明できない」と、パークス教授は話しています。 パークス教授は、「そこに生息する生物を考慮せず、単純に(温暖化)ガスを地層の中に注入することは、非常に危険だ」とより詳しい調査の必要性を訴えており、今回の発見は、地球温暖化ガスを海底下の多孔質岩石に閉じ込める計画を進める国や企業にも影響を与えそうです。
関連するURL/媒体 http://www.reuters.com/article/scienceNews/idUSL2273980520080522
高田久代 東京都在住。 一般企業勤務を経てニュージーランドにワーキングホリデー制度で渡航、その後現地の廃棄物専門の環境保護団体Zero Waste New Zealand Trustで総務兼助成金担当として勤務。(ニュージーランドは、埋め立てごみゼロの実現を目指すゼロウェイスト政策を、国として宣言している唯一の国家です。ゼロウェイストトラストは、その壮大なゴールに向け、全国規模で活動している非営利団体なのです。)約4年間のニュージーランド滞在を経て、現在は国際環境保護団体や民間の環境・まちづくり系シンクタンクに勤務。趣味・興味は、ごみ、環境と国際問題、農業、パーマカルチャー、まちづくり、食べあるき、散歩、写真、コーヒー。