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NZ政府 過去最大規模の森林をマオリに返還
2008/07/06 23:35 17 (GMT)
高田久代@ニュージーランド
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ニュージーランド政府と先住民マオリは、約17万6000ヘクタールの森林の所有権をマオリに返還する歴史的な合意に達しました。
同国の先住民への土地返還としては最大規模で、過去20年間の借地料として2億2300万NZドル(約180億円)が支払われることが決定。6月25日に行われた調印式で、ヘレン・クラーク首相は「合意までの長い道のりをともに歩んでくれたことに感謝します」と述べ、涙するマオリの姿も見られました。
返還されるのは北島中央部にある森林で、大半はマツの植林地帯。ニュージーランドが英国領となった1840年以降、入植者に不当に安く買いたたかれたり、取り上げられたりしたとして、1980年代から返還を求めるマオリと政府との交渉が長く続いていました。
合意に調印した7つの部族には計10万人以上が所属。マオリは同国人口の15パーセントを占めていますが、失業率が高く、健康や教育面でも問題を抱えています。今後は新たに森林の所有・管理会社を設立し、共同運営を模索。取得した森林からの年1300万NZドル(約11億円)の借地料収入は、主に若者と子どもたちの生活環境の向上などに充てられます。マオリ側代表のトゥム・テ・ヒュヒュ族長は、「これは私たちから次世代への贈り物だ」と話しています。

関連するURL/媒体
http://www.nzherald.co.nz/section/1/story.cfm?c_id=1&objectid=10518293
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