|
 |
ニュース |
|

|
シブヤン沖、船と共に沈んだ殺虫剤
2008/07/11 04:19 48 (GMT)
中川 真琴@マニラ・フィリピン
|
|
台風の影響を受け、6月21日にフィリピンのシブヤン沖で850人以上の乗客と共に転覆したフェリーに、1万キロに相当する殺虫剤(エンドスルファン)が積まれていたことがわかり、現在その撤去作業が進められています。
この殺虫剤は、フィリピン南部のデルモンテのパイナップル農場で、害虫駆除のために使われる予定でした。直接に触れることがあれば人間にも害が及ぶ可能性があるため、殺虫剤を沈船から撤去するまでは、船内で亡くなった人々の遺体を運び出す作業もできません。幸い現在までの調査で、殺虫剤は海に流れ出ていないことがわかっています。
本来、フィリピンでは客船で殺虫剤などの有害物を運ぶことは禁止されていました。そのため、沈没した際にフェリー会社から政府への報告が遅れ、それを知らずに救助活動をしていたダイバーたちは、現在マニラの病院で検査を受けています。また、政府は、この海域に住む人々に魚を食べぬよう勧告も出しています。
写真:フィリピンの海は生物多様性に富んでおり、これら水中生物への影響も懸念されます。

関連するURL/媒体
http://www.iht.com/articles/ap/2008/06/28/asia/AS-GEN-Philippines-Capsized-Ferry.php
|