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国内の野生種のトキは、2003年に「キン」が死んだのを最後に絶滅してしまいましたが、その後中国から贈られたペアやその子どもたちの保護が進められ、現在日本には122羽がいます。 すべてのトキは「佐渡トキ保護センター」(新潟県佐渡市)と「多摩動物公園」(東京都日野市)で、野生復帰を目指して飼育されてきましたが、ついに9月25日、それが実現する運びとなりました。 トキの自然界への放鳥は日本初。保護のためすべてのトキを捕獲してから27年という長い月日が経ちました。訓練中のトキが準備期間で選別され、まずは10羽前後が放たれることになっていますが、世話を続けて来た人々にとっては、期待と不安が交錯します。どのように傷つけずに捕まえるのか。自然界でえさをとっていけるのか。どのようにその後を見守るのか。環境省とも話し合って決めていくと言います。 放鳥される場所は佐渡トキ保護センター近くの水田。放鳥は保護活動や研究に携わってきた人たちの悲願でもあり、喜びもひとしお。どうか元気に大空を羽ばたいて、自然を満喫してもらいたいものです。
関連するURL/媒体 http://mainichi.jp/area/niigata/news/20080712ddlk15040087000c.html
山田由美 神奈川在住。 熱帯林保護への興味からGIS(地図をコンピュータで管理、分析する方法)を研究しています。統計や報告書ではわかりづらい色々な問題も平らに広げるとわかりやすくなるものです。 今は大学の助手として勤務する傍ら、メディア向け地図画像作り、雑誌記事書き、リサーチなどをしています。 個人のウェブサイトはこちら