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ゾウアザラシ、南極海洋調査で大活躍
2008/08/20 00:18 28 (GMT)
中川 真琴@マニラ・フィリピン
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米国科学アカデミー紀要の報告によると、小型の海洋観測センサーを頭につけた ゾウアザラシが、南極海での海洋データ収集に一役買っているそうです。
南極周辺の海流や海氷、炭素循環は地球全体の気候変動に大きな影響を及ぼしています。しかし、船や衛星、漂流ブイなどを使った従来の海洋調査では冬の厚い氷の下にある海水データ回収が難しく、そのため高緯度における海洋・気候モデルは十分確立されていませんでした。
そこで注目されたのがゾウアザラシ。1日平均35キロから65キロも移動し、平均深度500メートル以上、最深2000メートルまで潜ることのできるゾウアザラシは、2004年から2005年にかけて1万6500ものデータを集めてくれました。これは従来の方法で回収されているデータの30倍にも及びます。「地球規模の海洋観測システム確立に貢献している」と、タスマニア大学のマーク・ヒンデル教授は言っています。
なお、この調査は南極気候学・生態システム学共同研究センターを始めとするオーストラリア、フランス、アメリカ、イギリスの合同チームによって行われました。

関連するURL/媒体
http://www.sciencedaily.com/releases/2008/08/080812135658.htm
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