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約2万4000年前まで生存し、現生人類(ホモサピエンス)とも 共存していたとされるネアンデルタール人。従来、その食生活 はマンモスなど大型陸上動物中心で、貝などは食べていたもの の、現生人類に比べ海洋資源への依存は少ないと考えられてい ました。しかし、ロンドンの自然史博物館やマドリードの国立 自然科学博物館などがジブラルタルにあるヴァンガードとゴル ハムの洞窟で行った共同調査で、ネアンデルタール人も海洋動物を食べていたことが判明しました。 今回新たにわかったメニューはイルカやアザラシなど。皮を剥 (は)いだり、火にかけて骨の髄を食べたり、時には生で食べ たりと、その調理法もいろいろあったようです。 ネアンデルタール人が、これまで考えられていたよりも高度な食文化をもっていたとわかったことで、環境資源をより多様に利用することができたとされる現生人類との生存競争は、より拮抗(きっこう)し、複雑だったのではと考えられるようになったそうです。
関連するURL/媒体 http://news.bbc.co.uk/2/hi/science/nature/7630042.stm
中川 真琴 マニラ・フィリピン在住。 イギリスで開発学を学んだ後、日本ユネスコ協会連盟に 勤務。発展途上国の現場をもっとよく知りたいという思いから、青年海外協力隊に参加し、フィリピンセブ島に派遣されました。フィリピンで夫に知り合い、 任期終了後もマニラに住むことに。現在は大学院で海洋生物学を学ぶために準備 中です。もっと海のことを勉強して、海にも人間にも優しい環境づくりにかかわれれ ばいいなと思っています。