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世界中に金融危機が広がる中、環境保護の分野では絶好のビジネスチャンスが訪れているようです。省エネ、環境負担の少ない資材の利用など、環境に配慮した建築物や街づくりを提供するアメリカの設計事務所HOK(ヘルムース オバタ カッサバゥム インク)代表のビル・バレンタイン氏は、金融危機を持続可能な社会づくりへの大きな推進力と捉えています。 10年前は需要の低かった環境に優しい建築物。不景気や原油高騰などが続くにつれて需要が高まり、現在では原油で潤う中東諸国までも、大学や空港建設にHOKのデザインを取り入れ始めました。省エネを通じたコスト削減のほか、快適な職場環境を提供することで優秀な人材を確保するなど、その効果が環境保護だけにとどまらないのが魅力です。 「持続可能の軸となるのは、無駄遣いではなく節約。コスト削減と持続可能が両立できるデザインを提案するケースが大幅に増えている」とバレンタイン氏は言います。現在HOKは北アメリカ、アジア、オーストラリア、ヨーロッパに26の事務所を持ち、2007年は全収益の23%である1億5100万ドル(約160億円)を環境事業から得ています。
関連するURL/媒体 http://www.reuters.com/article/GCA-GreenBusiness/idUSTRE49716K20081008
中川 真琴 マニラ・フィリピン在住。 イギリスで開発学を学んだ後、日本ユネスコ協会連盟に 勤務。発展途上国の現場をもっとよく知りたいという思いから、青年海外協力隊に参加し、フィリピンセブ島に派遣されました。フィリピンで夫に知り合い、 任期終了後もマニラに住むことに。現在は大学院で海洋生物学を学ぶために準備 中です。もっと海のことを勉強して、海にも人間にも優しい環境づくりにかかわれれ ばいいなと思っています。