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地球リポート

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2017.08.01 | 笹尾 実和子

社会課題に新しい視点を。地球リポート日本編

2000年から始まった「地球リポート」の更新は、2016年で73回をむかえました! 新しい時代を見据えた活動を、実際に現地取材してリポートしています。
今回はサイトのリニューアルを記念して、地球リポートの過去の人気記事3本をご紹介します。

2015.01.14 常識を覆す福祉デザインの現場へ ~しょうぶ学園


鹿児島空港から車で30分ほどのところにあるしょうぶ学園。ここにいる知的に障がいのある人たちのクリエイティブや素敵な感性を、見事なまでに表現する場を作り、守っているのが施設長の福森伸さんです。しょうぶ学園の音楽グループ「otto&orabu」のライブを見た時は彼らのエネルギーに圧倒されっぱなしでした。福森さんは、彼らを健常者に近づけようとはしていません。むしろ、彼らから学ぶべきことがたくさんあるのだと、この記事を読むとよく分かります。「みんなちがって、みんないい」という金子みすず の詩がふと頭に浮かびます。しょうぶ学園、いつか必ず訪れたい場所です。

2013.03.29マイノリティがあたりまえに混ざり合う社会へ 〜ピープル・デザインという発想

ハンディのある、なしに関わらず、多様な個性をもつ人たちが自然に混ざり合う社会(ダイバーシティ社会)の実現に向けて、ファッションやデザインという観点から課題解決に取り組む「NEXTIDEVOLUTION」代表取締役社長であり、「ピープルデザイン研究所」代表理事の須藤シンジさん。

須藤さんはハンディキャップを持った人たち、そうでない人たち、みんなが『混ざっていてあたりまえ』の社会を作りたいと話していました。あれから4年、世界は少しずつその方向に舵を切っています。ピープルデザイン主催の『超福祉の日常を体験しよう展』は毎年規模を拡大し、たくさんの人たちが訪れていますし、LGBTの声も徐々に社会に浸透し、当たり前の存在になりつつあるのではないでしょうか。今読み返しても、須藤さんの言葉に、ハッとします。ぜひ、ご一読を!

2014.03.10音楽の力で福島復興を 〜南米からやってきたエル・システマの取り組み


貧しい地域の子どもたちにバイオリンなどオーケストラの管弦楽器を無償で与え、集団で音楽を教えることで、子どもたちを犯罪やドラッグの道から救ってきた南米ベネズエラの独創的な社会教育プログラム「エル・システマ」。現在世界50カ国以上に広まっているこのプログラムが、日本では福島県相馬市で初めて導入されました。これを実現されたのが、東日本大震災の直後から福島で支援に走り回っていた日本ユニセフ協会の菊川穣さんです。音楽の力を信じて、地域に根ざした取り組みを続けた菊川さん。その結果、子どもたちの心を元気にし、気持ちを落ち着けたり、といった効果は計り知れません。

そしてこのリポートを執筆した岩井光子さんの著書『未来をはこぶオーケストラ 福島に奇跡を届けたエル・システマ』が2017年03月に発売されました!音楽を通じて明日を探す子どもたちの姿を描くノンフィクションです。書籍もぜひご覧ください。


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笹尾 実和子
笹尾 実和子(ささお みわこ) Think the Earth 広報

夏生まれの横浜育ち。新卒で人材派遣の会社に3年勤め、行く先を決めず退社。その後の一人インド旅で全てをリセットし、小さくも面白い会社でインターンを始めたことで仕事観が変わる。そんな中Think the Earthと出会い、ここなら小学校からの夢が叶う!と気持ちひとつで飛び込み入社。現在はひとり広報として奮闘中。話すよりも聞く方が得意。

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