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2017.08.31 | スタッフブログ

みずのがっこう@瀬谷区「みずのたびコース」開催しました

曽我 直子
曽我 直子 スタッフ

こんにちは、曽我です。
先日の8月20日(日)に瀬谷区役所と一緒にみずのがっこう「みずのたびコース」を開催しました。当日の様子をご紹介します!

プログラムは、大型映像「みずものがたり」を上映後、みずのがっこう副校長の橋本淳司先生によるみずの授業を実施しました。橋本先生には、水の循環を体験できるワークショップ「みずたび」を実施していただくほか、普段の生活で使っている水の量や、たべものに使われている見えない水のお話もしていただきました。

【大型映像上映】
上映作品:みずものがたり

今年のみずのがっこうは大型スクリーンでの上映。美しい映像と音楽、そして水の世界のお話に、子どもも大人も釘付けでした。

「みずものがたり」では、水が地球上でどのように循環し、私たちの生活に関わっているのかを学びます。私たち人間が使える水は地球上にどれくらいあるのか。深海の水はどれくらいの年月をかけて地上へでて、どのように地球をめぐっているのでしょうか?映像を通じて、宇宙からの視点で「水」について考えました。

【地球をめぐる水のアクティビティ】
大型映像を見た後は、自分たち自身が水の分子になって、水の循環の旅を体験するワークショップ「みずたび」を行います。参加者のみなさんはしずくを頭に被り、水分子に変身!サイコロを転がし、出た行き先(雲、海、川、氷河、動物など)に移動することで、地球上における水の移動を体験します。サイコロは全部で10回振ることが出来ます。

スタート地点はみんな一緒なのに、巡った場所はみんな違います。自分が巡った場所を記憶した「みずたび」の地図を共有して、いろんな循環の方法があることを学びました。

サイコロを振って行き先を決めます。行った先では巡った場所のシールを貼り、「みずたび」を記録します
「みずたび」でどこをどうやって巡ったのか、水分子となった参加者が発表中です

【たべものの「みずたび」】
「みずたび」では、巡った地点それぞれの場所でアクア(水の世界のお金)を取得することができます!交換したアクアは好きなたべものと交換します。「みずたび」で巡りやすい場所は獲得できるアクアが少なく、なかなか行けない場所はたくさんのアクアが取得できます。自分が獲得したアクアでどんなたべものと交換できるのでしょうか。

「みずたび」で巡った場所で取得できるアクアを計算します©アクアスフィア水教育研究所

今回交換できるたべものは全部で5種類。「献立が出来上がるまでに使用する水の量(バーチャルウォーター)=アクアの数 ※1アクア=1リットル」で計算でたべものと交換しました。ホットドッグ494リットル、カレーライス760リットル、チャーハン770リットル、焼肉定食(豚肉使用)1215リットル、ステーキ4330リットル。ステーキと交換できる人はだれもいませんでした。

「みずたび」セットとたべものカード
交換できるたべものは「ホットドッグ」「チャーハン」「カレーライス」「焼肉定食」「ステーキ」の5種類です©アクアスフィア水教育研究所

なぜ、ステーキにこんなにたくさんの水が使われているのでしょうか。それは、鶏や豚に比べて牛は身体が大きいため、餌の量が多く、また、食べることができる部位が限られていることが関係しています。日本で育てている鶏や豚、牛の餌(穀物)のほとんどは、海外から輸入されています。餌のことまで考えると、目に見ないところでとても多くの水が使われているんですね。実はこのバーチャルウォーター、環境省のサイトで計算することができます。
https://www.env.go.jp/water/virtual_water/kyouzai.html

普段の食事はいったいどれくらいの水が使われているのでしょうか?計算してみると想像もつかない量の水が使われいるかもしれませんね。ぜひ、試してみてください。

また、見えない水のおはなしを知ることができる動画があります。こちらもぜひ、ご覧ください。

【水クイズ】
水と生活にまつわるクイズを出してくれました。例えば、「日本人1人が1日につかっている水の量は、バケツ(10リットル)何はいぶん?」というクイズ。答えは3択です。1.10はい 2.30はい 3.50はい。(答えは2.30はい)

1日1人当たりの使用量をグラフにしたものです。©アクアスフィア水教育研究所

トイレが一番使っていることがわかります。普段、生活の中で何気なく利用している水がこんなに多いことに皆さんも驚いていました。

また、生活に使っている水のお話でびっくりしたことが、天ぷら等の揚げ物につかった油をそのまま排水口に流す人が50.1%もいるということでした。参加者の皆さんも、「え!」と声をあげて驚いていましたが、わざと捨てているわけではなく、油をそのまま捨てることがダメだということを知らない世代が増えているそうです。知らず知らずのうちに、環境に不可をかけてしまっていることがあるんだなと、知ることの大切さを感じたお話でした。
(参照:ミツカン水の文化センター 水に関わる生活意識調査 2017年 第23回調査

今回はのみずのがっこうは水の循環から、普段使っている水のこと、たべものに使われている水の話を学ぶ機会となりました。参加した皆さんの感想を一部ご紹介します。

「見える水以外に見えない水もたくさん使っていることを知ることができました。食べ残ししてしまったものにもたくさんの水を使うことが分かったので、食べ物を残したりしないで自分ができることをしていきたいです。」
「見えない水の使用量がとても多く驚きました。とてもためになる内容で、水に対する意識が変わりました。」
「当たり前に使っていた水に対して、大切さと大事にすることを教わりました。」

日本では、水道水を飲むことができ、コンビニや自動販売機でいつでも水が買え、お家ではお風呂につかり、シャワーも勢いが良く…と普段の生活の中に当たり前に「水」があるので、水の大切に気づくことが難しいですね。ただ、少し視点を変えてみると、水はとっても大切な資源だと知ることができます。

私も普段の水に対する意識を節水や水を汚さないだけではなく、見えない水のことも考えていきたいと思います。

 みずのがっこうまた参加してね!

曽我 直子
曽我 直子(そが なおこ) スタッフ

兵庫県出身、夏至生まれ。2008年に勢いで上京。右往左往している時にThink the Earthに出会う。「生きる」ことを実感しながら生きることが人生の目標。好きなものは、J-Rock、映画、旅行。最近挑戦していることは書道と英会話。特技は計画を立てること!(特に旅行の計画が一番の得意分野!)その特技を活かし、Think the Earthではイベントの運営やThink the Earth Paperの制作を担当しています。